
日曜日は友人2人と、久しぶりの遠出をしました。

目的地は福島県須賀川市に在ります、特撮の神様【円谷英二氏】の関連が主な【須賀川特撮アーカイブセンター】です。

昨年7月に旅情報番組で知りました。

円谷英二監督!

昭和の時代の【特撮映画】や【ウルトラシリーズ】の撮影模型などと、特撮技術の保存伝承を大きな目的としています。

スタジオジブリや庵野秀明監督などと、また昔の特撮の各分野のスペシャリストが再集結。

【円谷英二氏】の出身地の【須賀川市】のテコ入れと合致しての、予習通りの~いやそれ以上の素晴らしい施設でした。

まだ施設竣工から2年は経っていません。
盛岡方面への定期的な出張の帰りに「郡山」で途中下車出来ないか?考えたことも有りました。
【下写真】の短編映画。

これは東京に現れて破壊を始める【巨神兵】を特撮で実写化で作成した映画です。
その後半はメイキングシーンで、特撮造りの各パートの神的大ベテランの方達が【特撮の醍醐味を後世に残す!】という命題の元集まって作り上げた大興奮のメイキング映像でした。

戦中戦後に特撮で、主に映画やウルトラシリーズを撮影された円谷監督。
メイキングでミニチュア世界の中でリアルを追求するベテランの方々。
【巨神兵】の後ろに隠れた物理的リモートの人間の動き。口から超破壊光線を発射するまでの細かな描写と動き。
ビルが崩れる様のリアルを追及する。
光線を受けて溶岩のように溶けた熱い液体飛び散るリアル。
爆風でビルの窓ガラスが一瞬の内に飛散するリアルを追求する圧搾空気を送り出すボンベとノズルのセッティング。

本物に見えるビルなどの建築物も~凄かった!

スケール1/20位でしょうか?大河ドラマ【いだてん(韋駄天)】では明治や大正時代の東京の街が出てきましたが、メインはCGではなく、これらのミニチュア建物による特撮の技術だった事が分かりました!

特撮映像の理想像。理想動画。
戦争などを体験して、本物の破壊、壊れる様を知らないと、ほんとは特撮の行き着く先、理想像を描けないものと思います。

空襲、敗戦を経験した日本だからこそ、ゴジラをはじめとして都市等が破壊されていく特撮のリアルを追求出来たのではないか?

今回の訪問でそう思いました!

ほんとは映画【男たちの大和】のS=1/50位の撮影に使われた【戦艦大和】や、本物の【ウルトラホーク1号】を見に行くつもりだけでした。

しかし、特撮技術のリアルさと作り上げる人々の探求心に圧倒されました。(館内はスマホでのみ撮影可能)

夕方まで見ていられる気がしましたが、須賀川市街地へ昼食に向かう事にして失礼しました。

並ぶほどのお店に開店と同時に入り、【上写真】の「とり天&レバニラ」のコンビ定食を頂き、新鮮で美味しい肉類や味付け及び量に大満足と成りました!
もう一つの見処の【円谷英二記念館】は行政の建物の最上階(5階)という立地条件でしたが、先週の宮城福島の震災の影響で建築設備に支障が出て閉館中で残念でした。
更に(後編)で、ウルトラシリーズのモニュメント像が並ぶ市街地散策&帰路をお伝えしようと思います。(^o^)
Posted at 2022/03/24 23:59:02 | |
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