
言わずと知れた東京都中央区の
【日本橋】。
ちょうど1週間前に数年ぶりに訪れました。
足元のアーチ部分は見るイイスポットを見付けられなかったのですが、欄干の青銅像はどれもみな、改めて芸術作品として見入ってしまいました。
現在の橋は明治41年着工で同44年(1911年)の竣工で、全長49m、幅27.3mとの事ですね~。
今、建築に関係が有る仕事である事と、生まれ育ちが「信濃町四ツ谷」間と「代々木千駄ヶ谷」で有る事で、割と身近に【迎賓館】(見学時
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明治神宮外苑の【聖徳記念絵画館】が在りました。

ちなみに、背後に「楠」が植えられた円形ロータリーが有るのですが、ここに「明治天皇」の棺が置かれて、臨時に引き込まれた線路に特別列車が入り、京都へ帰られたそうです。

そして【東京駅】に縁が有って、近代日本が成長していく中での歴史的公共建築を感じていました。

四ツ谷駅前の区立中学に通っていて、甲州街道の四ツ谷駅の上に架かる【四谷見附橋】欄干に有った装飾が通学時に身近に有りました。

天下の甲州街道なのでその後道路拡幅で造り替えられて、今その貴重な「照明器具」が、多摩地区の【長池見附橋】として再生されました。

懐かしくて【青GTI】でも2度訪問して写真に納めました。(当時
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さて本題の【日本橋】の【青銅像】達の原型製作は、彫刻家「渡辺長男(おさお)氏」が担当し、制作は「東京芸術学校」との事だそうです(某Webより)。

高い装飾的、芸術的威厳、威容は111年を経ても尚、人々にその存在をアピールする力を持っていますね。

いずれ上空の首都高が「日本橋川」の下に納まるとの事ですが、今の景色も高度成長期の東京を象徴した景色として素敵に感じるべきなのかもしれません。
又今の時代では、公共建築物、構造物に、ここまで付加的価値を付けられる時代でもないのでしょうね。

何と言っても、血税で作られている事は間違い有りませんもんね。
でも今出来た建物、構造物が、111年後の日本人に、どんな感動を与えているんだろう。

明治時代の日本。
【日本橋】の様子に、その時代の東京を感じた一瞬でした。(^o^)
Posted at 2022/06/11 22:11:26 | |
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