
南アルプスの秘境を流れ出て来る【三峰川(みぶがわ)】。
一般車両が入れる最深部が本ブログ話題の
伊那市長谷杉島です。

三峰川を挟んでの対岸が「長谷浦」という地名で、平家の落人の方が住んでいるという伝説の場所です。
清流が有るこの様な地にも、深い歴史が有るのですね。

【ざんざ亭】隣の【公民館】前に車達を入れるのは、過去に何回もありました。
【下写真】のみ~10年前の2013年11月18日の【第8回】の駐車場での風景。

【ゴルフ4】が多かったです!!!

4台で一旦休憩の後、すぐに単機で約2km先位の【一般車の終点】まで行ってきました。
相変わらずのゲートによる行き止まり状態でしたが、ゲートや看板は新しく成っていました。

土砂崩れの対策工事が、なかなかの迫力でした。
この
杉島地区は昔「林業」が盛んで拠点が有ったため、森林鉄道の起点で栄えた時代が有ったそうです。
現状からは想像出来ませんでした。
平地が無く、狭い河原との間に線路が在ったのでしょうか?
ゲートは今の幅広い車線の道の行き止まりに在りますが、その時左手の旧道ぽい沿線に火の見櫓が見受けられました。

Uターンして【上写真】の記念撮影をしました。
その後旧道を走り、火の見櫓前で記念撮影。

そして綺麗な新道に復帰しょうと加速した所に、その【ドーナツ万十屋さん】が在りました。
一度通り過ぎて!「あれっ!」と正直違和感を感じて!
集落の一番奥にお菓子屋さんが。
バックギアに入れて、30m位戻りました。

後で知るのですが、有名なお店でした。
ガラガラ~とアルミの引戸を開けて店の中へ。
古いガラスのショーケースが有りましたが、中はドーナツではなかったので、人の気配を感じなかった店内で「ドーナツは有りますか〜!」と声を発しました。
3回目くらいに「ドーナツ屋なんだからドーナツは有るよ!」とのご返事の後、ゆっくりと高齢のおばあさまが出てこられました。

長居は出来ない雰囲気だったので、直ぐに退出しました。
話によると、道の駅にも出しているとの事でしたが、運が良くないと手に入らない世界でしょう。

直列5気筒みたいな感じでピンクの包装紙の中に円柱状で手渡されました~。
700円くらいだったかな。領収書はなく、チョットあやふやですが。(上写真拝借させて頂きます~すみません~。)

切り口が綺麗でなくて恐縮です。甘過ぎない餡、薄くて硬めの生地。
忘れられないオーソドックスさが有ります。

直ぐに家族で平らげてしまいました〜(汗)
何度も行っていて視界に入っていたはずなのに、やっと今年認識した奥の奥の洋菓子屋さん。
創業1959年。以来ずっとこの【ドーナツ万十】を作っておられるとのこと。
2代目店主の女性は85歳位で、別の飯島町では娘さんとその息子さんが作っておられるとのこと。
創業者から4代続きそうな伝統有る庶民の味との事で、出会いがとても嬉しかったです〜(^^)/
【奥原菓子店】さんのお話でした。
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Posted at 2023/11/17 22:52:45 | |
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