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2019年05月08日 イイね!

そうだな~ここでいう所のツーリングワゴンブームは2代目のBGの方が正しい様な気がしないでもないか?

そうだな~ここでいう所のツーリングワゴンブームは2代目のBGの方が正しい様な気がしないでもないか?大メーカーじゃないのに大健闘! 石を投げれば当たるほど街に溢れたスバル車5選

 モデル数を考えればこれだけのヒットはスゴイ

  スバル車の場合、モデル数が絶対的に少ないだけにヒット車多数とはならないが、水平対向や4WDなど、特異性を武器にして、売れたモデルはいくつかある。今回はそれらを紹介しよう。

 1)レガシィツーリングワゴン

 これぞ、スバル車のなかのキング。倒産の危機にあった当時の富士重工を救った救世主である。ヒットの理由は日本車初といっていい、ワゴン専用設計。それまではバンを乗用登録したものをワゴンとしていたが、欧米流に専用設計とすることで、レベルの高い走りを実現した。また、ワゴンブームの火付け役にもなったし、アウトドアブームも追い風となって大ヒットした。

 まさに石を投げればレガシィに当たる状態で、SOHCの実用グレードから走りに振ったGTまで幅広く取り揃えられていたのも人気に拍車をかけた。当時、広報部に顔を出すと、雑誌で紹介されたページに付せんを付けるのが楽しくてしょうがないと言っていたのを思い出す。

 2)インプレッサWRX

 レガシィでWRCを戦うものの、ボディが大きく、苦戦を強いられることもあったため、弟分的存在として登場したのがインプレッサであり、そのなかでの最高峰グレードであるWRXの登場は強烈だった。セダンなのにスポーツカーということで、箱好きからも高い支持を受けたし、5ドアハッチをスポーツワゴンとして売り出したのも新鮮だった。もちろんこちらもWRXはあった。

 当時はまだ排気が不等長だったこともあり、ドロドロという排気音をさせてカッ飛ぶWRXをよく見かけたものだ。たたベースとしてのインプレッサ自体は正直、GT-Rとセダングレードの関係に似て、ヒットしたとはいえなかった。

 日本でバカ売れしたスバルのてんとう虫

 3)スバル360

  これはいわずもがな、日本のモータリゼーションの突破口にもなったクルマだけに、よく見かけた。といっても、今のようにみんなかディーラーに殺到して新車を買ったというのではなく、中古を月賦(今のローン)で買うのが精一杯の時代だ。その後、低価格を武器にしたN360の登場などで、販売は苦戦することになる。

 4)アウトバック

 日本では以前より、レガシィの派生的な存在だが、アメリカではSUV好きに大ヒット。そもそも、初代が登場したのはアメリカが先だったし、セダンのアウトバックが北米市場では存在したほど。

 アメリカではコンパクトな部類に入るし、ワゴンベースで構えずに乗れるのもいいようで、初代から現行モデルまで、ヒットを続け、米国での販売台数は200万台を突破したというから、凄い。

 5)フォレスター

 アウトバックがアメリカでナンバー1なら、世界ナンバー1はこちら。初代から海外で販売されていたが、3代目、4代目と進化するに従って人気も上昇。

 現行である5代目はニューヨークショーでお披露目されたほど、海外に市場をシフトしている。実際、アメリカでもアウトバックとほぼ互角なうえに、欧州と日本などでも人気なので、世界で一番売れているスバル車となった。アメリカではコンパクトなSUVとなるため、女性ユーザーが多いのも特徴である。

やや、この5台の中ではフォレスターが弱くないか?

“スバルらしさ”を凝縮! スポーティセダン「レガシィB4」の歴史をひもとく

■水平対向エンジンと4輪駆動でスバルを牽引してきた「レガシィB4」

 スバル「レガシィ」は、4輪駆動のセダンとして独自のマーケットを切り開いた「レオーネ」の後継車として、1989年にデビューしました。

 新開発の2リッター水平対向4気筒エンジンを搭載し、前後輪へのトルク配分を自動で無段階に変化させる4輪駆動システム「ACT-4(アクティブ・トルク・スプリット4WD)」による高い走行性能で、一般道のみならず、モータースポーツシーンでも活躍しました。

 1998年に登場した3代目レガシィからはFF車を廃止して全グレードが4輪駆動になり、この時セダンは「レガシィB4」のネーミングが与えられたスポーティグレードのみとなります。

 2019年2月にはシカゴオートショーで新型レガシィが公開されましたが、現時点で日本での発売は未定となっています。

 そこで、スバルのフラッグシップに位置するレガシィB4の、初代から現行モデルまでの歴史について紹介します。 ●初代(1998年 – 2003年)

 「レガシィB4」は3代目「レガシィツーリングワゴン」から半年遅れで登場しました。

 ボディは全幅1695mmと5ナンバー枠内に収められ、市街地の走行でもサイズが気になるようなことはありません。

 エンジンは2リッター水平対向4気筒が採用され、低回転域から高回転までパワフルに加速できました。

 このエンジンには低回転域ではプライマリー・タービンのみで過給し、高回転域ではセカンダリー・タービンが連続して過給する「2ステージ・ツインターボ」が搭載されています。

 また、3リッターの水平対向4気筒エンジンを搭載した「RS30」も、2002年に登場。

 そして、スバルのモータースポーツ部門である「STI」がチューニングし、最高出力293馬力まで高められた「レガシィS401 STi version」も少数ながら販売(持込み登録車)しています。

●2代目(2003年 – 2009年)

 2003年にレガシィが4代目にフルモデルチェンジされ、「レガシィB4」も2代目となりました。

 海外市場への対応や衝突安全性能向上のために、ボディの全幅は拡げられています。これにより3ナンバー登録車両となったことで、内外装なども質感が高められ、1クラス上級のクルマに思える仕上がりとなっています。

 先代モデルに搭載されていた2ステージ・ツインターボは、ツインスクロール式のシングルタービン仕様に変更され、低回転時から太いトルクを発揮することが可能となりました。

 また、電子制御式スロットル仕様としたことで、圧倒的パワーだけでなくスムーズさと低燃費も兼ね備える洗練されたエンジンに進化しています。

 さらに「等長等爆エキゾーストマニホールド」の採用により燃焼効率が向上しましたが、「ボクサーサウンド」と呼ばれていたスバルの水平対向エンジン独特の排気音は、残念ながら消滅しました。

 2008年には、スバルの運転支援システム「EyeSight」を搭載したグレードを追加しています。

■北米需要に応えるかたちでサイズが拡大した3代目・4代目

●3代目(2009年 – 2014年)

 2009年に登場した5代目レガシィは、北米市場からの要望によって、さらにボディがひと回り大きくなりました。

 電動パーキングブレーキも採用され、先代のレガシィからより高級感の増したクルマへと進化しています。

 3代目となった「レガシィB4」に搭載されたエンジンは、2.5リッター水平対向4気筒SOHCエンジンと2.5リッター水平対向4気筒DOHCターボエンジンとなり、2リッターエンジンが一旦廃止されました。

 衝突回避性能を向上した“プリクラッシュブレーキ”や“全車速追従機能付クルーズコントロール”、“AT誤発進抑制制御”などの先進の安全機能を備えた「EyeSight(Ver.2)」もグレードによって設定され、年を追うごとに機能が進化していきました。

 2012年にはエンジン型式変更により全車DOHCエンジン搭載となり、さらに同社の2ドアクーペ「BRZ」に搭載されていたFA20型エンジンに直噴ターボを組み合わせた「2.0GT DIT」がレガシィB4に新グレードとして追加されました。

●4代目(2014年 – )

 2014年のフルモデルチェンジで「レガシィB4」は4代目になりました。ボディサイズは全長4800mm×全幅1840mm×全高1500mmと、より大柄なものになっています。

 搭載されるエンジンは最高出力175馬力の2.5リッター水平対向4気筒DOHC「FB25」型のみです。

 旧型とエンジン型式は同じであっても、吸排気や燃焼効率の見直しなどにより多くの部品が新設計されました。扱いやすさと軽快さを維持しながらも省燃費化を図っています。

 さらに各部のフリクションロスの低減などでエンジンフィールを上質なものにし、エンジンサウンドも心地良いものにチューニングしています。

 4代目ではサスペンションマウントなどの各部の剛性を高め、スタビライザー改良やショックアブソーバーの最適化などにより、コーナリング時の安定性と質感の高い快適な乗り心地を両立させています。

 “アクティブレーンキープ”や、“ブレーキランプ認識制御”などの新機能が追加された「EyeSight(ver.3)」も用意し、スバルの最上級モデルに相応しいクルマとなっています。

 なお、従来用意されていたターボエンジンを搭載したハイパワー版のモデルは、同社の「WRX」へ移行するかたちとなりました。


なんだか4代目B4って言いながらBN9っていうのが違和感でしか無いんだけど(6代目レガシィのB4だからさ)
Posted at 2019/05/08 20:09:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記
2019年05月08日 イイね!

いくら速くても飛行機相手は分が悪いでしょ

いくら速くても飛行機相手は分が悪いでしょアストン マーティン・ヴァルカン、岩国で航空機とゼロヨン対決 2019年日米親善デー

岩国でヴァルカンが航空機と走る

山口県の海上自衛隊/アメリカ海兵隊岩国航空基地で、2019年5月5日(日)、「フレンドシップ・デー(2019年日米親善デー)」が開催された。

海上自衛隊第31航空群と共催、ゴールデンウィーク恒例の基地開放行事である。2019年は第43回目のイベントとなる。平成から改元し、「令和」初の国内での大規模な航空祭で、内容は例年以上に盛りだくさんとなった。

航空祭には、アメリカ空/海/陸軍、自衛隊も陸/海/空の航空機が参加し、民間からはレッドブルで年間チャンピオンに輝いた実績のある室屋義秀、ウィスキー・パパの内海昌浩が参加した。

岩国米軍基地の全面協力のもと、滑走路最前列にはアストン マーティン専用観覧ブースが設けられた。本場アメリカンの極厚ステーキなどを楽しむこともできた。

なかでもイベントのハイライトは、世界限定24台のサーキット専用モデル、アストン マーティン・ヴァルカンと航空機の「ゼロヨン」対決。

サーキット専用モデルとして、余計な制約を受けずに性能を追求した、究極のアストン マーティンの全開加速とエグゾーストが基地に響き渡った。

ヴァルカンとレースをしたウィスキーパパのマサ内海昌浩は、曲芸飛行では第一人者。混雑のためゼロヨン対決を見られなかったオーナーのために急きょアレンジされた2回目の飛行では、最後にハートを描き会場を沸かせた。

ウイスキーパパ競技曲技飛行チーム公式ウェブサイト

とは言えヴェイロンVSユーロファイターとかみたいなのとは違うからね~
Posted at 2019/05/08 19:41:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2019年05月08日 イイね!

やっぱり市場規模を考えるとSUVの乱立は止む無しって感じか?

やっぱり市場規模を考えるとSUVの乱立は止む無しって感じか?4月のスバルの北米売り上げは、過去最高! それを支えたのは、モデル末期のアウトバック!

北米スバル(Subaru of America)が2019年4月のセールスの結果を発表した。それによれば、過去最高の4月だったいう。

 2019年4月に北米で売れたスバル車は5万7288台だった。これは2018年4月と比べて7.7%増。4月の売り上げとしては過去最高だった。

 売上の内訳を見てみると、
売上好調なのは
フォレスター:昨年同月比8.1%増の1万4782台
アウトバック:同16.3%増の1万6381台
アセント:昨年同月は未発売で19年4月は6512台
である。


 ここで注目はアウトバックだ。すでに先頃開催されたニューヨーク国際自動車ショーで次期モデルが発表されているのにもかかわらず、昨年同月よりもセールスが好調だった。アウトバックの人気ぶりが窺える。
 
 一方、不調だったのは、インプレッサ(同マイナス17.4%)、WRX/STI(同マイナス17.5%)、レガシィ(同マイナス29.4%)、BRZ(同マイナス30.3%)、クロストレック(同マイナス24.0%)となっている。

 今年の1-4月合計では、昨年比5.5%増の21万4042台のスバル車が北米で売られてる。


4月の新車総販売は3.4%増…スバル登録車は1年半ぶりにプラス

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が5月7日に発表した4月の新車販売統計(速報)によると、総台数は前年同月比3.4%増の37万8687台と2か月ぶりのプラスとなり、堅調に2019年度のスタートを切った。

このうち登録車は2.5%増の23万0954台で、2か月ぶりのプラスだった。ブランド別では、最量販のトヨタ自動車が7.5%増で2か月ぶりのプラスとなった。また、SUBARU(スバル)は14.6%増と2ケタの伸びを確保するとともに、17年11月から1年5か月に渡っていた長いマイナスのトンネルをようやく脱した。

一方で、新モデルの息切れ感があるマツダ(21.0%減)や、前会長の逮捕問題で揺れている日産自動車(22.8%減)が大幅な減少となった。

軽自動車も4.9%増の14万7733台で、2か月ぶりのプラスとなった。メーカー別では主力モデルを全面改良して投入した三菱自動車工業が32.5%増、日産が12.2%増と大幅に伸ばした。ベストセラーモデルを抱えるホンダも9.9%増と好調で、同月のシェアは20.2%と2割台に乗せている。

日本自動車工業会が3月にまとめた19年度の国内新車需要見通しによると、総台数は18年度実績比0.7%減の522万3400台としており、15年度以来4年ぶりのマイナスとなる。ただし、4年連続で500万台ラインは維持する。このうち登録車は0.4%増の335万1400台、軽自動車は2.7%減の187万2000台と予測されている。自工会は景気拡大の勢いが弱まることで、需要は下押し傾向になると見ているが、4月はまずまずの出足となった。



【試乗動画】スバル新型フォレスター試乗、e-BOXER搭載のアドバンスの走りはいかに!?

スバル新型フォレスターの最上位グレード「アドバンス」で街乗り試乗をしました。新型フォレスター アドバンスはe-BOXERを搭載し新感覚な走りの愉しさと運転のしやすさを提供します。この動画では新型フォレスターの走行性能だけではなく、e-BOXERの使用感等をお届けいたします。

フルモデルチェンジで何が変わった?

スバル新型フォレスターはフルモデルチェンジによりスバルグローバルプラットホームが採用され、クラストップレベルの衝突安全性、危険回避性能、ドライバーの意思に忠実なハンドリングと快適な乗り心地を実現しました。
さらにパワートレインには水平対向2.5L直噴エンジンに加え、スバル初となる「ドライバーモニタリングシステム」や水平対向2.0L直噴エンジン+モーターを組み合わせた新開発のパワーユニットe-BOXERがラインナップされました。

e-BOXERとは?

水平対向エンジンと電動技術を組み合わせた新開発のパワーユニットです。2.0L直噴エンジンとコンパクトで高性能なモーターとバッテリーをシンメトリカルAWDレイアウトに統合し優れた重量バランスと低重心を可能としました。
発進、低速走行時はEV走行を可能とし、発進と停止を繰り返す市街地などでもキビキビと走れる車となりました。
加速、中速走行時はモーターアシストによる走行を可能としSモードではアクセル一踏みするとスムーズに加速します。そして、優れた重量配分により高速道路やワインディングでは安定した走りを提供します。
Posted at 2019/05/08 19:31:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記
2019年05月08日 イイね!

意外とSTIスポーツは設定されないのかね?

意外とSTIスポーツは設定されないのかね?【試乗】AWDとe-BOXERは雪道でも高い安心感を披露! スバル最新SUVを豪雪地帯で試す

スバルは今4つの4WDシステムを展開する

 スバルは毎年、われわれメディアを冬季の豪雪地域に招待してくれる。その狙いは、スバルのクルマ造りの姿勢にある。机上論ではなく、テストコースではなく、生きた道(実路)でクルマがどう動くかが大事であり、そこを考え、鍛え上げるというもの。人を中心とするクルマ造りのなかで、結果としてシンメトリカルAWDを核に据えた。大事にしたのは、トラクション(駆動力)とアジリティ(俊敏性)そしてスタビリオティ(安定性)だ。

 今年は山形県でも豪雪地域で知られる大蔵村を拠点に開催。触れたモデルが、フォレスターとXV。それぞれにガソリンとe-BOXERが用意されていたので、雪道での乗り味や特性が狙いとして違うのだろうと深読みしつつ、早速試乗開始……の前に。

 スバルのシンメトリカルAWDを選ぶ方は、4輪駆動の性能にかなりこだわる方も多いと思うので、まず頭で物事を理解する方のために整理しておこう。いまスバルは4つのAWDシステムを持っている。

 まずはハイパワー&ハイトルクにも対応し、ダイレクト感がありスポーティで豪快な走りにも対応するが、スムースさや燃費性能が若干キツいDCCD方式。機械的なトルク感応型LSDと電子制御LSDを組み合わせて使い、全軸41%、後軸59%の前後トルク配分を基本として前後拘束力を調整して路面への駆動トルクを調整するタイプで、WRX STIに使われている。

 ふたつめは、オーソドックスタイプで信頼性があるシンプル構造の、ビスカスLSD付きの機械式センターデフを使用したタイプ。過酷な環境を含め、海外向けXVのMT使用に使われる。

 3つめは、レヴォーグの2Lモデルや、WRX S4に使用され、ダイナミックな味付けが施されているVTD(バリアブル・トルク・ディストリビューション)方式。もっとも機械的に理解し辛いが、まず前軸45%、後軸55%に駆動力を配分する機械的センターデフがある。そのデフケースには複列式の遊星歯車の機構が相まっており、“相方には”には前後の回転差が高まると働き出す油圧式多板クラッチがある。そのクラッチ拘束が強まると、センターデフの45:55の不等分割ギアの効果が薄まるというもの。

 イメージとしては、基本として旋回に優位なリヤ駆動寄りの前後配分が、タイヤが滑ったりすると安定重視に変わっていくもの。もちろんここに姿勢安定のブレーキ制御も相まるのでその特性は自由自在となるが、前後トルク変動に滑らかささを出しながらも、アクティブな効果を期待できる方式であり、ハイパワー対応も容易にできるので、まさにWRX S4のキャラクターにぴったりのAWDシステムなわけだ。

 最後4つめが、今回の車両たちが採用しているアクティブトルクスプリット式。軸重が重くグリップしやすい前輪をメインに駆動させるオーソドックスなタイプでもあるが、軽量かつコンパクト、作動がスムースで、燃費と安定性の両立もできる。前後タイヤの想定以上の回転差(基本前後トルク配分は6:4)を検知すると、多板クラッチがオイル流動によって拘束される。それが強まるほどに、リヤの駆動力が高まるとともに4輪駆動力による安定感が高まるというもの。

 使用するオイルなどでその特性は変えられるし、ブレーキ制御も駆使するので、その味付けは自由自在だし変化が穏やかにできるので、安定性を得るにしても、滑りやすい路面での自然で穏やかな反応が得られるなど、街乗りやお買い物クルマからスポーティドライブ、さらには長距離ドライブでの燃費の良さまで持つ万能的タイプだ。

 ガソリンとハイブリッドでそれぞれの持ち味を体感

 ではXVとフォレスター、それぞれのガソリンとe-BOXERの乗り味について触れていこう。

■全車に共通していること

 安定性と駆動力が高く、雪道がとても走りやすい。とくにハンドルセンター付近の反応に適度な緩さがあり、これが絶えず路面が多少なりとも凸凹している雪路面での過敏な反応を抑えつつ適度な素直さを生み出し、狭い道での雪上でのすれ違い動作などを含めて気苦労するなく走れる。この外乱を的確に吸収する特徴は、サマータイヤからスタッドレスにして、タイヤ全体の剛性、とくにブロック剛性が落ちている影響もあるが、じつはクルマ自体が持っている特性でもある。

 とくにフォレスターはラフロードの荒れた路面など外乱影響を吸収してハンドルに伝えないようにする狙いがあるのか、結果として、夏季路面では微細なハンドル操作自体がクルマに吸収される感覚がある。ハンドルの切り返し操作での正確性を害する場面もあるが、雪道は大の得意といった印象。これを踏まえると正確なハンドリング特性を求めるなら、標準サイズのホイルは冬季用にして、夏用にインチアップサイズを手に入れるのも、乗りこなしとして得策ともいえる。

■フォレスターとXVの違い

 ボディの大きさからくる、意のままに動く感覚や、ボディ四隅にまで意識が届く感覚は当然異なるが、加えて車両重量の違いが大きく乗り味と操作性を左右していた。例えばフォレスターのガソリンモデルは1530kg。XVのガソリンモデルは1440kg。これだけ違ったら、グリップレベルが低い雪道、さらに前述した理由から操作レスポンスが落ちやすい操作性において、90kgの差は大きい。

 乗り換えるとXVの意のまま感がとても光るし、重さが明確に不自由感として出やすい下り坂を要する山道の安心感が大きく違う。ちなみに意のまま感やレスポンスでは軽さが武器になるが、通常時の乗り味は圧倒的にフォレスターだ。やはり軽いXVは、クルマごと路面の凸凹で跳ね上げられ、ヒョコヒョコと動き、フォレスターのようなしっとり上質の落ち着き感は少ない。

■e-BOXER(グレード:アドバンス)とガソリンの違い

 3つ考えるべきことがある。

 ひとつは、フルハイブリッドではなく、加速を陰で“さりげなく”サポートするマイルドハイブリッドがe-BOXERの本質なので、モーターらしいレスポンス良い加速などは、低回転の出足など要所でしか体験できない。とくに高速領域になってしまうと、小さな電動モーターなのでその存在感はなかなか感じられず、排気量を踏まえたら加速が良い? とか燃費が良かったなど、頭で理解する魅力であり直感的に得られる魅力にはなりにくい。なので、まずは街中走行が多い方におすすめである理由がここでひとつできる。

 ふたつめは、前章同様に重さの影響。フォレスターにせよ、XVにせよ、e-BOXERにすると車両重量が110kg増える。これにより乗り味には重厚感がでるが、その分、自由自在感は薄れると捉えた方が良い。もちろん雪面の下り坂の安心感なども変わってくる。

 最後3つめは、コントロール性の違い。重さの違いもあるが、乗り比べたら、明確にフィーリングの取りやすさが違う。ガソリンモデルの方が、いまクルマに何が起きているのかがよくわかり、グリップ限界が近いなどもよくわかり、安心してクルマを信じて走って行ける。もちろん、その先にはスポーティに走れるし、豪快な楽しい走りもある。

 では雪道は絶対にガソリン? となりそうだが、違う。じつはe-BOXERは何が起きているか直感的にはわかりにくい。重さの影響もあるが、不思議と滑らずにグリップするし、不思議なほど旋回中にフロントタイヤが逃げず(回生ブレーキのアンダーステア制御が効いているのか……)旋回もする。不思議と……この表現通り、グリップするからといってそのグリップを信じることができず、豪快に走ることはできないが、滑りにくいのは確かなので街中、お買い物クルマ的な生活に寄り添った実務でのクルマの使い方にはとても適している特性だろう。

■まとめ

 勘違いしてもらいたくないが、スバル車が冬季路面に強いことはクルマ好きなら知っていて当然だろうし、それを前提に今回はXVとフォレスター、そしてe-BOXERとガソリンの違いを明確にしてみた。ご自身のライフスタイルに照らし合わせて、クルマ選びの参考にしていただけたら幸いだ。


〈スバル・フォレスター〉SUVの本質を極める攻めのキープコンセプト【ひと目でわかる最新SUVの魅力】

月間登録台数:3232台(18年9月~19年2月平均値)現行型発表:18年6月JC08モード燃費:18.6km/ℓ ※「Advance」レポート●塚田勝弘(TSUKADA Katsuhiro)フォト●中野幸次(NAKANO Koji)モデル●菅原樹里亜(SUGAWARA Juria)

■主要諸元 Advance
全長×全幅×全高(mm):4625×1815×1730
室内長×室内幅×室内高(mm):2100×1545×1260
ホイールベース(mm):2670
トレッド(mm) 前/後:1565/1570
最低地上高(mm):220
車両重量(kg):1640
エンジン種類:水平対向4気筒DOHC+モーター
総排気量(cc):1995
エンジン最高出力(kW[㎰]/rpm):107[145]/6000
エンジン最大トルク(Nm[kgm]/rpm):188[19.2]/4000
モーター最高出力(kW[㎰]):10[13.6]
モーター最大トルク(Nm[kgm]):65[6.6]
燃料タンク容量(ℓ):48(レギュラー)
トランスミッション形式:CVT
駆動方式:4WD
タイヤ・サイズ:225/55R18
最小回転半径(m):5.4
JC08モード燃費(km/ℓ):18.6
車両本体価格:309万9600円

乗降性

前後ドアともに開口部はかなり大きい。リヤフェンダーが張り出すSUVの中でも後席足元は広い方で足の出し入れも楽だ。前後ともに高過ぎないため、小さな子供でも比較的楽に乗り降りできるはず。

先進安全装備

ボディカラー

インパネ

居住性

ラゲッジルーム

大開口かつフラットな床面で積載性は良好。側面にはキズが付きにくい素材が採用され、汚れも拭き取りやすいなど、アウトドアグッズなど頻繁に出し入れする使用を想定する。ゴルフバッグを横積みできるほか、後席を倒せばMTBなども積載できる。電動テールゲートは全車にオプション。

うれしい装備

排気量の異なる自然呼気エンジンを搭載

予防安全性能評価ASV+++を獲得

バイヤーズガイド

個人的には「Advance」か「X-BREAK」の二択。都会メイン、たまにアウトドアなら「Advance」、もし積雪地に住んでいたら「X-BREAK」だ。どちらにしてもAWD+X-MODEによる走破性はSUVトップレベル。実測実燃費は前者が13.8km/ℓ、後者が11.8km/ℓと、走破性能からすればともになかなかと言っていい。


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〈スバルXV〉ハッチバックベースとは思えない悪路走破性が自慢【ひと目でわかる最新SUVの魅力】

月間登録台数:2540台(18年9月~19年2月平均値)現行型発表:17年3月JC08モード燃費:19.2km/ℓ ※「Advance」レポート●山本晋也(YAMAMOTO Shinya)フォト●神村 聖(KAMIMURA Satoshi)モデル●住吉史衣(SUMIYOSHI Fumie)

■主要諸元 Advance
全長×全幅×全高(mm):4465×1800×1575
室内長×室内幅×室内高(mm):2085×1520×1200
ホイールベース(mm):2670
トレッド(mm) 前/後:1555/1565
最低地上高(mm):200
車両重量(kg):1560
エンジン種類:水平対向4気筒DOHC+モーター
総排気量(cc):1995
エンジン最高出力(kW[㎰]/rpm):107[145]/6000
エンジン最大トルク(Nm[kgm]/rpm):188[19.2]/4000
モーター最高出力(kW[㎰]):10[13.6]
モーター最大トルク(Nm[kgm]):65[6.6]
燃料タンク容量(ℓ):48(レギュラー)
トランスミッション形式:CVT
駆動方式:4WD
タイヤ・サイズ:225/55R18
最小回転半径(m):5.4
JC08モード燃費(km/ℓ):19. 2
車両本体価格:282万9600円

先進安全装備

ボディカラー

居住性

最低地上高200mmを確保するXV だが、乗降性は乗用車感覚に近い見事なパッケージだ。撮影車の「Advance」はレザーシートを標準装備。ブルー内装車はネイビー/ライトグレーだが、オレンジステッチ入りブラック内装も選択できる。

インパネ

ラゲッジルーム

「Advance」はラゲッジ下にバッテリーなどを積むため、わずかに荷室高が低くなるが、通常時のラゲッジ容量は340ℓを確保(ガソリン車は385ℓ)。タイヤハウス後方の荷室幅が広い部分は1340mmとなり、ゴルフバッグ3個を積載することができる。6対4分割タイプの後席はそれぞれワンアクションで格納でき、フラットなラゲッジフロアを生み出す。

うれしい装備

バイヤーズガイド

「Advance」は19.2km/ℓのカタログ燃費を見ても、燃費狙いというより上級モデルの立ち位置。それでいて、本格4WD車で300万円を切る価格は魅力。ミニマルに済ませるなら、「1.6i EyeSight 」の213万8400円はさらに魅力的!


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〈スバル・レガシィアウトバック〉低全高で扱いやすいワゴンボディが魅力【ひと目でわかる最新SUVの魅力】

月間登録台数:383台(18年9月~19年2月平均値)現行型発表:14年10月(一部改良 18年9月)JC08モード燃費:14.8km/ℓレポート●塚田勝弘(TSUKADA Katsuhiro)フォト●中野幸次(NAKANO Koji)モデル●菅原樹里亜(SUGAWARA Juria)

■主要諸元 X-BREAK(特別仕様車)
全長×全幅×全高(mm):4820×1840×1660
室内長×室内幅×室内高(mm):2030×1545×1240
ホイールベース(mm):2745
トレッド(mm) 前/後:1575/1590
最低地上高(mm):200
車両重量(kg):1600
エンジン種類:水平対向4気筒DOHC
総排気量(cc):2498
最高出力(kW[㎰]/rpm):129[175]/5800
最大トルク(Nm[kgm]/rpm):235[24.0]/4000
燃料タンク容量(ℓ):60(レギュラー)
トランスミッション形式:CVT
駆動方式:4WD
タイヤ・サイズ:225/60R18
最小回転半径(m):5.5
JC08モード燃費(km/ℓ):14.8
車両本体価格:340万2000円

先進安全装備

ボディカラー

居住性

前後ともにシートサイズは大きく、ゆったり座れるのが美点。運転席に10ウェイ、助手席に8ウェイの電動調整を標準装備する。「X-BREAK」は撥水ファブリック/合成皮革のコンビシート。後席は頭上、足元ともに余裕があり、左右別々にリクライニングが可能だ。

インパネ

ラゲッジルーム

フロアはワゴン感覚のフラットなつくりで、ワイドな開口幅に加えて、床面が高くないため大きな荷物の出し入れも楽にできる。床下には47ℓの大きなサブトランクも備わり、洗車用品などの小物も収納可能。パワーテールゲートは「Limited」「X-BREAK」に標準装備。後席は6対4分割可倒式で、荷室側面にあるレバーを引くことで前倒しできる。

うれしい装備

バイヤーズガイド

グレードはふたつで、価格差は27万円。上級の「Limited」は、ホイールが18インチとなり、乗り心地を向上させるダンパーが付くほか、パワーリヤゲートや本革シートを標準装備。大人びたイメージにフィットするのは「Limited」の方だろう。


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Posted at 2019/05/08 11:16:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記
2019年05月08日 イイね!

もう第四世代になるのか

もう第四世代になるのかプラス100ccで何が変わるのか―VW 1.5 TSI evoエンジンの目的を探る

MQBコンセプトで発表された新型ガソリンエンジンシリーズ・EA211が登場したのが2012年。ダウンサイジングの旗手と自他ともに認める主力機種だったエンジンが、排気量を拡大した。なぜ拡大したのか。拡大すると何が楽になるのか。フォルクスワーゲンの思惑を探ってみる。TEXT:世良耕太(Kota SERA)

 フォルクスワーゲン(VW)は2016年、1.5ℓ・直4直噴ターボのガソリンエンジン、EA211 TSI evoを発表、同年第四四半期から量産を開始した。「evo」の名称から推察できるように、このエンジンはEA211 TSIの進化バージョンである。もっと言えば、05年にEA111で導入した直噴過給エンジンの最新型で、第4世代にあたる。

  過給を行なうと、自然吸気(NA)エンジンよりも小さな排気量で同等の出力/トルクを発生させることができる(エンジン本体は軽くできるし、機械抵抗は減り、ポンピングロスも減らせる)。低回転から十分な低速トルクを発生させることができるので、NAのようにエンジン回転を高める必要がなく、常用回転数を低下させるダウンスピーディングが実現(その常用回転域は燃費率の良好なゾーンで、NAより広い)。その結果、燃費向上につながり、静かに走れる。低回転から十分な力が出るので(モーターの特性に近い)、気持ち良く走れる。ただし課題は過渡応答性で、そのために初代のEA111はターボチャージャーにスーパーチャージャーを加えたツインチャージャーとしていた。スーパーチャージャーを取り払い、ターボのみのシングルチャージャーとしたのが第2世代で、08年に投入。小径ロープレッシャーターボとし、エンジン回転が低い状態でも過給圧が素早く立ち上がるようにした。10年には1.2ℓ版(1.4ℓ版と同じく4気筒。コストを重視して各気筒2バルブ)を追加している。

 11年、MQBと呼ぶ新しいプラットフォームの導入に合わせ、EA211と呼ぶ第3世代に移行した。MQB以前のガソリンエンジンは前傾して搭載していたが、EA211はディーゼルに合わせる格好で後傾して搭載。吸排気の方向は逆になり、吸気前/排気後ろに変更された。1.4ℓ版のボアは76.5mmから74.5mmに変更され、ストロークは80.0mmに伸ばされた(ストローク/ボア比1.07)。合わせて1.2ℓ版も1.4ℓ版と共通設計に生まれ変わった(ボア71.0mm×ストローク75.6mm。今度は各気筒4バルブである)。また、1.0ℓ・3気筒版(ボア74.5mm×ストローク76.4mm)が追加された。
Posted at 2019/05/08 10:45:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | フォルクスワーゲン | 日記

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