トラック諸島付近の熱低に注意 #天気予想 #前線 #豪雨 #線状降水帯 #熱帯低気圧 #海水温

日本列島に沿って停滞する前線に沿って線状降水帯が発生する等、各地で大きな被害が出ております。
亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。
また行方不明の方々のご無事をお祈り申し上げますと共に被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。

前線が南下した為、雨は小康状態の所が多くなっていますが、九州西岸沖の東シナ海には、次の濃密な雨雲が接近しつつあります。
前線の活動によっては再び激しい雨になる可能性があります。

東シナ海、フィリピンの東の洋上の海水温は、表層100mでも25度以上の分布が広がっており、前線に対してエネルギーを供給し続けられる状態です。

更に悪い状況が重なりそうで、現在、トラック諸島付近にある熱帯低気圧は、明日には台風に発達しそうです。
この時期のマリアナ方面で発生する台風は、勢力が強くなる可能性があり、また、先に述べた通り、海水温も高いので厳重な警戒が必要です。

先般の台風9号、10号が中途半端な勢力であったことも災いしています。
中途半端な勢力であった為、太平洋高気圧の押し下げも中途半端
お陰で前線が日本列島の太平洋岸に沿う形で形成されてしまいました。
もっと強い勢力であったら…もっとも、そうする台風による被害は、こんなものでは済まなかった可能性があるので難しいところです。

何れにせよ最悪な条件が重なりつつあることを覚悟する必要があると思います。







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