凄い雨でした。

映像は、気象庁が提供している各種気象データを編集したものです。

日本海にある寒気を伴った高気圧が張り出して来た為、日本海側に停滞していた前線が南下しました。
首都圏は、ここ数日、南の洋上にある台風や熱帯低気圧から湿った暖かい空気が運ばれて来ており、ここへ前線の南下と伴に寒気が入った為、激しい雷雨となりました。

日吉では、アメダスの観測データで、17:00の値として、44.5mmの雨量を観測しています。
県内では、相模原中央で、16:00の値として、74.5mmを観測し、この他でも激しい降り方となったところが多く、浸水等の被害もありました。

ニュースで流れていましたが、羽田空港では、17:00の値として、81.5mmを観測し、環八の空港付近のトンネルが冠水する被害が出ました。

激しい雨のピークは越えていますが、この後も大気の不安定な状態が続きますので、空模様の変化に注意が必要です。

また、フィリピンの東の海上にある猛烈な台風１１号、硫黄島の西の洋上にある台風１２号の動きにも警戒が必要です。
遠く離れていても、湿った暖かい空気を運び、大雨を降らせる可能性があります。
進路も今夏の台風の特徴として迷走する傾向にありますので、要注意です。

10111