9月12日の国立天文台KAGRA（打合せ） #岐阜 #神岡 #国立天文台KAGRA #KAGRA #重力波望遠鏡 #Blitzortung #落雷

9月12日の国立天文台KAGRA

まずは、作業前の打合せです。

国立天文台KAGRAは、2020年の本格運用を目指し建設中の重力波望遠鏡です。

隣接する坑道にあったカミオカンデ（現在、跡地にはカムランドがある）、カミオカンデの後継のスーパーカミオカンデが、神岡鉱山の坑道跡を利用しているのに対し、KAGRAは、新規に実験施設を格納するトンネルを建設しました。

KAGRAの名称（呼称はかぐら）は、神岡（KAMI0KA）のKAと重力波（Gravitational wave）のGRAから命名したそうです。

レーザー発振器とレーザー波の通る管、反射鏡と反射鏡の制御部分を格納する機器等、非常に巨大な施設で、レーザー波が通る管は、直交する形で２本、それぞれ3kmあります。

この施設が地下深くあることで、生活振動等のノイズの影響を受けない利点がありますが、その他にも観測データら混入するノイズは多く、１つ１つ発生源を特定し、フィルタリングする作業が続けられています。

今回、この施設を訪れたのは、そのノイズ対策の１つとして、落雷によるノイズを除去する為の装置の設置に立ち会う為です。

落雷の検知機器、システムは、湘南工科大学の成田研究室で扱っているBlitzortung（ブリッツ）をベースにしていて、一昨年から、そのエンハンスに関わっています。
観測機器（受信局）の基本原理は、これまで幾度か説明受けておりますし、実物も見ていますが、設置するところは見たことが無かったので、今回、同行させて頂きました。

打合せが終わり、リフレッシュルームでお昼ご飯を食べ、ヘルメット、安全帯、長靴をお借りし、いよい施設に向かいました。






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