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9月12日の富山→国立天文台KAGRAです。

ホテルルートイン富山インターを出て、まずは方向転換を兼ねて（ホテルの出口から右折するのは交通量が多く難しい）富山市街地側に頭を向け、セブンイレブンへ

国立天文台KAGRAの担当者からは、近くに飲食施設、コンビニ等がないので、昼食持参の注意があったので、簡単に食べられるおにぎりとお茶を購入

頭を南に向け直し、国道41号を南下します。

国道41号は、熊野川を渡るところで、片側１車線になります。

燃料は、前日、東海北陸道のひるがの高原SAで満タンにしたあと、あまり減っておらず、メータ残量、走行可能距離表示ともに首都圏まで戻れる値を示していましたが、帰路、山岳道を走る可能性があったので、念の為、神通川を渡る前の市街地で給油しました。

神通川と言えば、イタイイタイ病の舞台となった河です。
そして、目的地の国立天文台KAGRAや隣接するスーパーカミオカンデは、このイタイイタイ病の原因となったカドミウムを排出した神岡鉱山の跡地にあります。

神岡鉱山は、2001年に採掘を止めるまで、亜鉛・鉛・銀を採掘していました。
この亜鉛を含む鉱石（閃亜鉛鉱）にカドミウムが含まれており、これが長年にわたって排水に混じって神通川に排出されたことで、下流域の農地、また神通川を水源とした飲料水を汚染し、公害病を発症しました。

下流域で発生した病気と神岡鉱山の排水との因果関係の実証、カドミウムの摂取による症例、研究の少なさ、鉱山側、国の姿勢が、被害者救済までに時間を要した悲惨な公害事件だったと思います。

完全に和解が成立したのが、2013年ですから、企業と国の考え方の問題は大きかったと思います。

神通川を渡ると国道41号は、神通川に沿って南下する山道になります。

ところどころ工事による車線規制がありましたが、滞りなく、国立天文台KAGRAに到着しました。

駐車場にナッピーを止めているとき、施設に向かうと思われる一団の服装（工事用作業着、安全帯、長靴）に、汚れても良い服装、寒くない服装（施設内18度）の注意以上のものを感じました。
若い頃、参加した野尻湖の発掘調査を想い出してしまいました(^^ゞ
















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