令和５年６月11日18時55分頃の浦河沖の地震について #気象庁 #地震 #浦河沖 #日本海溝 #太平洋プレート

6月11日、気象庁は、令和５年６月11日18時55分頃の浦河沖の地震について、発表しました。

地震の概要は、以下の通りです。

検知時刻（最初に地震を検知した時刻）：６月11日18時55分
発生時刻（地震が発生した時刻）：６月11日18時54分
マグニチュード：6.2（暫定値）
場所及び深さ ：浦河沖 深さ 136km（暫定値；速報値 深さ約140kmから更新）
発震機構 ：北北西―南南東方向に張力軸を持つ型で、太平洋プレート内で発生した地震
震度 ：【最大震度５弱】北海道の千歳市、厚真町、浦河町の合計3つの市町村で震度５弱を観測したほか、北海道から東海地方にかけて震度４～１を観測
11日20時15分現在：今回の地震発生後、震度１以上を観測した地震の発生なし
長周期地震動の観測状況 ：石狩地方南部、後志地方東部、胆振地方中東部、日高地方中部、十勝地方中部で長周期地震動階級1を観測

現在までのところ、怪我をされた方、家屋等の被害の情報はないようで何よりでした。

今回の地震の震源付近では、震源の深さ100～130kmのところで、今回の地震より規模の小さなM5クラスの地震が数年毎に発生しています。

太平洋プレート内部での地震ですので、これがトリガーになり、北米プレート（大陸側のプレート）に影響すると、1982年の浦河地震（M7.1、最大震度6）のような大きな地震につながる可能性もあると思います。

今のところ余震活動は少ないですが、今後、震源が浅くなったりするようであれば、危険な状態にあると思います。

この付近は、千島海溝、日本海溝等の海溝型地震のリスクが高い地域でもありますので、今後の情報に注意し、防災対策について、改めて点検し備えた方が良いと思います。














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