エルニーニョ監視速報（No.371） #気象庁 #エルニーニョ監視速報 #エルニーニョ現象 #ラニーニャ現象 #インド洋ダイポールモード現象

8月10日、気象庁は「エルニーニョ監視速報（No.371）」を発表しました。

発表概要は、以下の通りです。
○ 春からエルニーニョ現象が続いている。
○ 今後、冬にかけてエルニーニョ現象が続く可能性が高い（90％）。

「エルニーニョ監視速報（No.370）」のブログの中で、インド洋ダイポールモード現象について説明しましたが、これが、エルニーニョ現象発生時の日本の天候傾向から大きく外れている今夏の気象傾向の背景にあります。

マスゴミ等では、偏西風等の蛇行等で異常気象を説明していことが多いように感じますが、少し考察が不足しているように感じます。
正しく気象学の基礎を身につけ、最新の気象現象の動向（海洋を含む）を考察した上で語る必要があると思います。
また、これは何事にも言えることですが、これを右から左に扱うのは、やや軽薄な印象を受けます。

話しをエルニーニョ現象の方に戻すと、年内は、エルニーニョ現象が継続しそうな気配ですし、インド洋ダイポールモード現象も引き続き、正のインド洋ダイポールモード現象が続きそうな感じですので、これから秋にかけて、穏やかに季節が移ろう可能性は、残念ながら低いと感じています。









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