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9月11日国土交通省は、「国土交通省におけるクルーズの安全・安心の確保に係る検討・最終とりまとめ」 を公表しました。
以下、発表概要です。
国土交通省ではクルーズ船利用者の安全・安心の確保に向け、「国土交通省におけるクルーズの安全・安心の確保に向けた検討会」を設置し、検討を進めてきました。
今般、「国土交通省におけるクルーズの安全・安心の確保に係る検討・最終とりまとめ」がとりまとめられましたので公表いたします。
今後とも関係者と連携し、クルーズの安全・安心の確保に取り組んで参ります。
【概要】
「国土交通省におけるクルーズの安全・安心の確保に係る検討・最終とりまとめ」は、2020年9月に公表した、「クルーズの安全・安心の確保に係る検討・中間とりまとめ」を基本とし、その後の段階的な運航再開を経て、2023年3月の本格的な国際クルーズの運航再開に至るまでの取り組みや、中間とりまとめ以降に得られた知見・経験等を踏まえ、クルーズ船利用者の安全・安心の確保に向けとりまとめられたものです。
〇 最終とりまとめの概要
1.ダイヤモンド・プリンセス号等事案の検証
ダイヤモンド・プリンセス号及びコスタ・アトランティカ号で発生した新型コロナウイルス感染症集団感染事案について、船内及び寄港地における対応と課題について整理。
2.クルーズの安全・安心の確保と段階的な再開
以下の、段階的なクルーズ再開における取組を整理。
(1) 第一段階:国内クルーズ(2020年10月から2021年4月)
(2) 第二段階:本格的な国内クルーズ(2021年5月以降)
(3) 第三段階:国際クルーズ再開(2022年12月・2023年3月以降)
(4) 第四段階:5月8日以降の国内・国際クルーズ(2023年5月8日以降)
3.クルーズの安全・安心の確保に向けて国土交通省が実施した具体的措置
クルーズの安全・安心の確保に向けて国土交通省が実施した具体的な措置を整理。
4.クルーズの安全・安心の確保に向けた今後のあり方
クルーズ運航に係る関係者の連携・協力体制の強化や、新型コロナウイルス感染症等への対応、新たな感染症発生への対応、船内で大規模集団感染が発生した際の追加的措置、国際的なルール作りにおける国土交通省の役割について整理。
ダイヤモンド・プリンセス号の事例は、今までも何回か取り上げていますが、まずもって、武漢ウイルスに対する情報が正しく船に伝わっていなかったことが問題だと思います(当時は、まだ武漢ウイルスに対する認識が甘かったり情報が少なかった部分もあるので止む無い状況ではありましたが)。
クルーズ客船(長距離フェリーと同一視しないこと)に一度でも乗船したことがある方は分かると思いますが、乗船手続きを終えた瞬間から非日常の世界に誘うことが始まります。
クルー側は至れり尽くせりでクルーズを楽しんでもろうことに注力します。
何回か経験したことがありますが、悪天候等で入出港が遅延したり、イベントが中止になると、それはそれは全力でフォローしようとします。
ダイヤモンドプリンセスのケースも予定が変更になった時点で、お客様を退屈させないよう頑張ったことが伝わってきます。
しかし、情報がもう少し正確に伝わり、検疫錨泊場所に停泊することの意味が正しく理解されていれば、まずゾーン分けから着手したと思いますが、そうならなかったことが被害を大きくしたと思います。
このことは、後々の対策では基本となり、いまは緩和されていますが、一時期、「飛鳥II」や「にっぽん丸」では、乗船定員を下げると共にプロムナードデッキのあるフロア等にセーフティゾーン(グリーンゾーン)を設ける運用を行っていました。
日本発着のクルーズ客船、特に日本船籍の船については、十分すぎる対応が行われていますが、海外からの船については、不安を払拭しきれないのも事実だと思います。
これに対する対策もまとめられていますが、効果については、疑問を感じてしまいます。
取り纏め資料は、全部で39ページあります。
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Posted at
2023/09/11 17:09:42