令和５年度高射部隊実弾射撃訓練におけるIAMDイベントへの参加について #防衛省 #航空自衛隊 #高射部隊実弾射撃訓練 #IAMD #統合防空ミサイル防衛

10月4日、防衛省・航空自衛隊は、令和５年度高射部隊実弾射撃訓練におけるIAMDイベントへの参加について、発表しました。

以下、発表本文です。

9月25日（月）から9月30日（土）までの間、航空自衛隊は、米国ニューメキシコ州及びテキサス州にて、米太平洋IAMDセンターが主催するIAMDイベントに参加しました。

本イベントの目的は、IAMDに関する見識の向上を図るとともに、参加国間の交流を通じて多国間の関係を強化することです。

日本、米国、オーストラリア、フィリピン、インドネシア、ブルネイ、マレーシア、タイ及びモンゴルの計９か国の防空部隊の運用者が参加し、IAMDに関する専門家会同や意見交換を実施するとともに、空自が実施中の高射部隊実弾射撃訓練を研修することにより、相互理解の促進及び信頼関係の醸成を図りました。

我が国及び周辺地域の安全保障環境が厳しさを増している中、航空自衛隊は、同盟国、同志国等と連携しながら、地域の平和と安定に引き続き貢献してまいります。

※IAMDは、統合防空ミサイル防衛（Integrated Air and Missile Defense: IAMD）のことで、弾道ミサイル、巡航ミサイル、有人・無人航空機、短射程のロケット弾や野戦砲弾・迫撃砲弾による攻撃を含むあらゆる航空・ミサイル脅威に対して、攻撃作戦、積極防衛、消極防衛を C2（指揮統制）システムによって一体化させた方策を追求するものです（防衛研究所の説明論文から引用）。
我が国では、2022年12月16日に閣議決定された安全保障三文書（国家安全保障戦略、国家防衛戦略、防衛力整備計画）の中で、整備が定められています。

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