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2020年04月26日 イイね!

おうち時間

おうち時間アルトを仕上げた後より体調を崩しただ い 。
熱が出て1日2日寝込んでしまった。

時期が時期なので色々警戒しましたが、解熱後は何事も無く、言われているような呼吸器の疾患や味覚の変化もなかった。

疲れからくる季節的な風邪であったと思われる。


しかし、会社の方も少し長めに休みを取って様子を見て欲しいというスタンスだったので、余計に2~3日家で過ごす事にした。
まぁ、そうは言っても身体はピンピンしてるんでね、

自分のクルマだとか、家で出来る普段やらなかった事でもやるか。


据え切り時のギチギチ音とオイル漏れが気になり始めていたので、ラックの交換かオーバーホールを検討していましたので、

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ポンさんちにあったストックのラックギヤを借りパクしてきたので、交換してみることに。

ただ、STI RAお得意13:1のクイックラックではなく、15:1のノーマルラック。(約15%増し)
クイックは返却コアが不足しているのか、リビルトが出回っていないのが現状だ。

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久々にラックのブッシュも交換しとこう。
ここを色付きの社外品とかにすると、最初はカッチリ感が出ていい感じなんだけど、その内痩せてきて左右に動くようになっちゃうんだよね。

純正択一。

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先日クネGDBでもやりましたが、ここのフレアナットの脱着が大変。

短いスパナをタービン裏側辺りまで手を突っ込んで回したり、スタビライザーを外してメンバーの狭い穴からチマチマ回したり、兎に角地道にやるしかないような作業。

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こいつらを使ってどうにか撃破です。
鬼ショートのモンキーと首振りのフレアナットレンチがあると作業し易いです。

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ラックを取り付けして下から覗くとこんな感じ。
下側の14のナットはほぼほぼ下からですね。

やや角度が付いている12角系のフレアナットレンチがあるといいなと思いましたが、そんなものはウチには無かったw

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ギヤボックス側のセンターとステアリングシャフト側のセンターをどちらも合わせて接合した積りでしたが、結構ズレてしまった。
ロックトゥロックでハンドルが最後に止まる位置が左右で10分くらい違う。

シャフトのスプラインで溝二つ分動かしたら、15分くらい戻ってしまったので、スプライン1溝と、ステアリングボスの嵌め直しでちょうどど真ん中にしました。
ここからタイロッドの長さ調整をしてトーインを合わせます。

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トープラマイゼロより、左右ともに半周イン位が一番いい感じかな。
ちょっとだけトーイン。
これくらいなら車検のサイドスリップも通るね。

コーナーで突っ張る程じゃないけれど、直進安定性もあって乗りやすいし安心感もあります。

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あとは何本か走ってステアリングのどセンターを微調整しておしまい。

・・・ていうか、据え切りのギシギシ音直らないんだけどw
ラック本体じゃないのかよ!
ラックブッシュも滑ってないし、タイロッドもナックルも鳴るような所はない。
ショックのスプリングの座りだったか・・・
だとしたら、以前から鳴ってたんだな・・・ナックル脱落関係なかった訳だ。

人間不安が募って疑って見るようになると、何でもない人まで犯人に仕立て上げてしまうんだね。

じゃあ、クイックラックのメカニカルは無事だな。
オイル漏れだけ止めて再び職場復帰だなw


しかし、ノーマルギヤ比のラック。
言われてみれば切れ角大きくなったかな・・・という程度。
ロックトゥロック3回転が3.5回転になるくらい。
慣れちゃえばどっちでもいいような感じだけど、選べるなら戻ろうかなという感じ。言うほど違わないですね。

元々ノーマルだったら、クイックにわざわざしないかな。


VABとかは11:1とかなんだよね。
切れ角比が36%も違う・・・
ロックトゥロック2.5回転とかかね。
ステアリング重そう・・・ていうか、ポンプ大丈夫なのかよ!


って思っちゃいますね。

スバルも、FA・FB搭載車は全て電動パワステですからね。

フィーリングに勝ると言われる油圧式ですが、最近はCPUの制御が細かくなってきて電動でも遜色ないレベルに仕上がってきています。
EJ系のパワステが最後の油圧パワステになるんでしょうね。


さてさて、もう一つのおうち時間。

家でも文庫本やマンガを読んだり、アニメを見たりとやりたいことは幾らでもあるのですが、肺魚の水槽の水を換えたり、いらんもんを棄てて片付けたりベランダの掃除をしたり、鉢植えの剪定をしたりとメンテナンス的な事もしないといけません。

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そこに出てきたKYBシザースジャッキ。

7~8年前にシリンダーのシールが抜けてそのままになっていたものがホコリを被っていました。
当時はいくら探してもきちんとしたシールのキットのような物も無く、オーバーホールは諦めていましたが捨てられなくてね。
まぁ、未来の医療進歩に託す冷凍保存のようなものですかね。


もしかして、と思ってググってみると。


おお!存在するじゃないか!!
KYBシザースオーバーホールキット!!!

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当時もニトリルゴムかフッ素ゴムのOリングに当たるものは、規格で買えるのでどうにでもなりましたが、テフロンのサポートリングという物が手に入らなくてね。。

メインシリンダーとオペレーター部分のOリングとサポートリング、再使用が難しそうなピンやスナップリングがセットになっていてハイドロリックオイルが一緒の物でも1000円ちょっとでした。


ヤベエ、復活するw


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アーム類だけバラシてシールリングを全て交換。
新品のスナップリングやピンを使って組み立てて完成です。

ピックアップツールとラジオペンチがあれば出来ちゃいますね。

最後にリフトした状態でひっくり返してリリーフバルブを開放して縮め、メインシリンダーのエアを抜いて終わり。

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ホントに復活した!

なんかこれは地味に嬉しいな。
昔は必ずクルマに積んでいて、何をするにも活躍していたものな。
壊れた頃には廃盤になっていて、マサダでは引継ぎ販売をしていたもののどうも買い直す気にはなれず。。。

みたいな。


また出回らなくなると面倒だから、数セット購入してストックしとこうかな。


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altおうち時間もう少し書きます。





Posted at 2020/05/04 11:01:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | GC8メンテナンス | クルマ
2020年04月11日 イイね!

MONSTER

MONSTERヘッドの載せ替えやタービン交換で直らなかったマフラーの白煙とオイル過大消費。

全く想像していなかった訳ではないけれど・・・
オイル上がりって事で間違いないようです。

腰下のオーバーホールが不可避となったアルトワークス。


まぁ・・エンヂン全バラ面倒なんでね、疑わしくても決定打が無ければ一番最後に持ってくるよねw


症状の出始めならね・・・
始動時のみ白煙が出るのは初期のオイル下がりだとか、
長いアクセルオフの後のアクセルオンでの白煙もオイル下がりとか、
ガツンとアクセル全開での白煙がタービンかオイル上がりだとか、

個別の症状で判断できることもある。

でも、ある程度症状が進行してくると常に白煙が出るようになるので、もう判断が難しくなってくる。

ヘッドでも腰下でもなく、ガスケットが抜けてるだけの場合もある。
取り敢えずヘッドの交換を実施すれば、ヘッドかガスケット抜けかという二通りが一気に潰せる。

タービンか否かという判断はそれほど難しくないのでね、要するに三通りはクリアになる訳だ。


そして今回、残念ながらそれらのどれもがシロであった。



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今回の腰下オーバーホールでは、ピストンは純正新品で交換します。
KSRと同じART製の高品質ピストンですね。


分解時の計測では、ピストン自体もそれ程摩耗はしていませんでしたが、純正部品もいつまで購入出来るか判りませんからね。

オイル上がりの修理ですから、圧縮に係わる部分は完璧にしておきます。

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そもそも補修用のオーバーサイズが存在しないF6Aですが・・・
新品ピストンも、ノギスでざっくり寸法を測っておきます。


ピン穴脇の肉厚な部分で64.40㎜
90度回してスカートの真ん中辺りの最も肉薄な箇所で64.95㎜

縦横で0.5ミリ以上も違う卵型ですね。
熱が入ると真円になる形状なんですよ。


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古いピストン。
冷間時に寸法の大きい所にみな傷が入ってしまっています。
まだ磨いたりして再使用できるレベルですけどね。


暖機なしの高負荷運転や、ドライスタート、粘度の低いエンジンオイルの使用など、理由はいくつか考えられますが、やはり日頃の扱い方がこういった結果の大小に影響します。

F6Aはみなここに傷が入ってしまうので、このエンジンはきれいな方。



慣らし運転や暖機運転は大事なんだよ。


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オイルエキスパンダリングの底にある穴が詰まっている。
ていうか、ここが詰まってないエンジンを見たことがないって位大体詰まっている。
石のように硬くなったスラッジが穴を塞いでいて、爪楊枝くらいでは押し出せません。

この穴はピストン下降時に掻き取ったオイルを、滞留させないでピストンピンに吹き付ける役割が有りますが、大体死んでいますね。


ピストンを再使用する際には細いキリなどでほじくって貫通させる必要があります。

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ピストンリングをシリンダーに押し込んで、合口の計測をしておきます。

#1 トップリング           旧 0.35
                        新 0.20
   セカンドリング         旧 0.20
                        新 0.20
   オイルリングレール  旧 0.55
                      新 0.55

#2 トップリング          旧 0.45
                      新 0.15
   セカンドリング         旧 0.25
                      新 0.15
   オイルリングレール   旧 0.60
                     新 0.55

#3 トップリング         旧 0.60
                     新 0.15
   セカンドリング        旧 0.35
                     新 0.15
   オイルリングレール   旧 0.60
                     新 0.55     (ミリ)


一番肝心のトップリングの合口限度が0.7ミリとかなので、古いリングもぎりぎり限度値に収まってはいますが、やはり新品リングはいいですね。
トップリングもセカンドリングも極小値の0.15前後できれいに揃います。

狭すぎたら削ったりしないといけないですが、流石は純正品、流石の精度といいますか、3セット分どれを入れても値は変わりません。
バラツキがないんですね。

シリンダーの異常摩耗などが無いかの確認にもなりますね。


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ピストンリングの組み付け。

どうせクルクル回ってしまうので最初だけのものですが、セオリーに則ってトップリングが50分ならセカンドリングが20分オイルリングレールが上が40分の・・・と各合口をずらして組んでいきます。
ピンが打ってあって合口が動かないように決まってるようなピストンもあります。

波型のオイルリングが、縮まっていないと外周が大きくはみ出してしまうので、合口で重ねたくなりますが、ダメです。
きちんと合口は向かい合わせて、2枚のオイルリングレールでしっかり挟むと、パチンとカタチが安定します。


しかし・・・ピストンと言う部品は数あるクルマの部品の中でもダントツに可愛い部品ですね、、そして綺麗だ

見惚れてしまいます。

殆どの場合ユーザーにはまず見られる事すらないのに、こんなにも美しく強く、けなげに仕事をしている。


何だかドキドキしてしまうではないか。


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洗ってからの放置期間が長かったので、若干錆が浮いてきたコンロッドですが・・・大丈夫、全く気にしませんw

ピストンとコンロッドの向きを確認し、ピストンピンで繋ぎます。
サークリップは特に傷んでもいないので再使用。

ピストンの矢印を上に向けて置いた側のコンロッドに、ピンポンチの打刻を気筒数で打っておきました。
コンロッドの向きもどちらでもいいような気もしますが、メタルが再使用なので、リードトレードが逆になってしまうのは気持ちが悪い。

やはり完全に元位置で組むのがベストでしょうね。


alt 挿入時にシリンダーを傷にしないように、ボルトにマスキングテープをぐるぐる巻いたり、ホースなどを挿しておきます。


alt さて、シリンダーブロックへの取り付けに掛かります。
内壁に組み付け油をたっぷり付けておきましょう。


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ピストンリングが溝からずれていない事を充分に確認したら、安物コンプレッサーでグイグイ締め付けます。
傷になる事を恐れて締め付けが甘いと、リングがきちんと引っ込まず途中で引っかかってしまいます。

ピストンの矢印の向きを確認し、スカートから丁寧に挿入し、ハンマーの柄などでコンコン叩きながら少しづつ入れていきましょう。
キャップボルトをホースで養生しましたが、コンロッドの大端が大きめなので、こっちが先に内壁に接触しますね・・・

そうっとやさしく挿れましょう。。

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ピストンが入りました。

全て矢印がクランクプーリー側へ向いてるか確認しましたら、あとはひっくり返してクランクシャフトの組み付けです。


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クランクメタルやコンロッドメタルは摺動面にのみルブを塗付し、スラストメタルは落下を防止するために裏側にも付けました。

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コンロッドキャップから取り付けていきました。
多少ピストンを押し上げたりしてクランクジャーナルとの位置関係を合わせてやる必要があります。

クランクの3番キャップを取り付ける前に、スラストメタルがずれていないか、裏表は合っているか最後の確認をしてください。

間違っていればエンジン全損に繋がります。


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オイルストレーナーや純正オイルクーラーのOリングを新品交換します。
純正オイルクーラー、スバルで使ってる物と同じだね。

水を引き込んでオイルを冷やすサンドイッチタイプのものです。

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クランクシャフトのエンドカバーとオイルポンプ。
新品オイルシールを打ち込んで装着します。

あとはオイルパンを付けるだけ、締め忘れが無いように何度も確認しておきましょう。

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フランジの歪みがないか定盤に乗せて確認してから、液体ガスケットを両面に塗付。
数分放置してから接合します。

以前、オイルパンの歪みを若干残したまま、液体ガスケットを塗ったくるから大丈夫だろうと組み付けたらしっかり漏れてきた事が有りましたw

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腰下が完成! 


この作業を・・・載せ替えの前日に、しかもクネGDBのラック交換の後にやってるっていう・・・

全然寝られねえ・・・。


しかし頑張らねえと土日で終わらない。



結構ハードです。


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朝早くからやりたかったけどなかなか起きられず・・・

午前中はオイルパンの取り付けや細かい残りの組み付けなど、腰下の準備。
昼過ぎからクレーンだ何だと現場(マンション駐車場ですけどねw)の設営に30分。


それでも15時前にはエンジンが降りましたねw
割れ乍ら手馴れています。

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この日、妻は会社ですが、コロナの影響で土曜の保育園の預けが難しくなり、私が出勤せずの自宅保育に切り替えました。
定期的にチビ達の様子を見に行っている事もあり中断が多いです。


気合入れてこれだけ出来れば、
この一日だけで全部終わるかも知れませんが、そうもいきません。


朝ご飯を食わせて、エンジン組み立て、
お昼の準備をしてから、エンジンを降ろして、
おやつの準備をしに戻ってから、エンジンスタンドにセットして。。

・・・見たいな感じで実質半分くらいしか出来ませんね。


初めから二日間かけてゆっくりやる(ヲレは全然ゆっくりじゃないけど)予定です。

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そんな訳で、初日はエンジン降ろして新しいエンジンが出来ればいいや位の感じです。

昨晩丁寧に組んだ腰下を台車でゴロゴロ押してきて、降ろしたエンジンから小部品を移し替えていきます。
最初に一気にバラしてしまうと、意外と組む時に憶えていなくて角度がこうだっけ?、とかボルトはコレだっけ?とかいちいち悩んでしまって時間が掛かります。

外してそのまま取り付ける分には何も悩む事はない。

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ヘッドまで丸ごとおっ外して大分エンジンが軽くなったら、今度は使う方の腰下をスタンドにセットしてヘッドの取り付けの準備。

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インマニもエキマニも、タービンもデストリビューターも、全部そのままヘッドは外れます。

色々バラすのは無駄無駄無駄無駄あぁぁぁぁぁ!!!!


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純正の油圧プレッシャーSWを廃して社外の油圧・油温計を取っているので、ジュランのアタッチメントをそのまま移植します。

テーパーネジなんで結構締めないと滲んできますよ。

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オイルの燃え方が半端じゃなかったので、ヘッドを作り直してから僅かひと月くらいで結構なカーボン付着でした。

細いスクレーパーでこそげ落とし、スコッチで擦ったりして漸く固形物を全て落としました。
このエンジンはこれからですからね。

ガスケットのカスもきれいに掃除して、オイルストーンなどで軽く撫でておきます。


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シリンダー側のガスケット面もきれいに掃除し完璧に脱脂をしたら、位置決めのピンを打ち込んでヘッド接合の準備。

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汚い軍手などで触るのは厳禁です。
ガスケットの密着性に問題が出るので、合わせ面の脱脂にはかなり気を使います。


今回のシリンダーは元々このクルマに積まれていたもので、18万キロ使用で降ろしたエンジンですが、ほぼ摩耗も無いきれいな状態。
新車時のクロスハッチも殆ど残っている位で、そのままでもいい位でしたが、軽くブレーキシリンダーホーンでさらうだけはしておきました。


このクルマも購入してもう10年になりますが、購入時から私の監修の下、きちんとしたオイル交換の励行で使っていたので、こうしてバラす機会があるとコンディションの良さが判り、ちゃんとやってきた甲斐があるなぁと実感します。

機械は裏切らんな!


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新品ガスケット。
表裏、向きを間違わないように。

1番と2番の間にあるカッパーパッキンの小穴が、カムシャフトを潤滑する唯一の油路ですので、間違えて組むと油圧が掛かりません。

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対角締めなど、セオリーに則って最終的に68Nmで締め付けます。


関係ないけど、もはやマスクの装着は公共のマナーとなってしまいましたね。
しないで出歩くと、何この人と思われるような世界になってしまった。

こんな駐車場の端っこで誰とも会う事はありませんが、息苦しくてもマスク着用で頑張っていますw(まぁ、そうは言っても大体一日に何人かは、今日やってたんすねとか言って、通りがかりに管を巻いていくが)

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まだ使用2年弱のタイミングベルトセットも当然再使用。(2回目)
可変バルタイも無いし、単純で可愛らしいエンジンだねぇ。

何でもかんでも外したら交換、という風潮は自分にはない。

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さて・・エンジンが完成したら、
今回新たに準備しておいたLSD入りミッションの登場。

HA21Sに搭載されていた機械式LSD装着品というものである。


FFでの機械式LSD装着というものは、クルマの性格が180度変わってしまうので人によっては受け入れがたいほど乗りづらくなることもある。
だが・・・多少の普段の使い勝手を犠牲にしてでもLSDの恩恵は捨てがたく、クルマを意のままに操るには必要不可欠なパーツであると私は断言する。

FFは、FRなどに比べると、フロントアクスル上に常にエンジンと言う重量物が有り、トラクションは抜けにくいと言える。
それでもアルトのような軽2BOXの腰高パッケージだと、交差点の右折ですらイン側の接地感が無くなり、デファレンシャルの空転によってバタバタと足踏みをしてしまい加速できなくなる。

ロールが収まり、ハンドルが真っすぐになるまでアクセルが踏めないのである。


充分な性能を持った差動制限装置(リミテッドスリップデファレンシャル)の装着によって、これは完全に解決できる。

それが機械式LSDである。


FFのこれは、1WAY式(アクセルオンの時のみプレッシャーリングが開き、差動制限を行う)の物が殆どであるが、構造上イニシャルトルク(発動レスポンスの為に常に弱く締結している)というものを与えないといけないので、車庫入れやトロトロ走っている時でも旋回抵抗があり、ハンドルが重く感じる。

キックバックも大きく、アクセルオンの時にはセルフステアは皆無になります。
切るのも戻すのも、正確に自分でやらねばならないという事。


それらと引き換えに空転ゼロの鬼のトラクションを獲得する。


何もそこまでして・・・と思う人には、一生垣間見ることが出来ない別世界へ連れて行ってくれるのが機械式LSD。

LSD無しのFRと、LSD有りのFFしか選べないと言われたら、
私は確実にLSD付きのFFしか選ばないですね。

それくらいクルマの楽しさを決めるファクターになるのがLSDだ。



・・・と、何時だったか熱弁したら、オーナーが買って準備してましたww

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レリーズベアリングに、シフトリンケージブッシュ、ミッションマウント。
カプラーがギボシに替わってたバックランプスイッチも入れ替えよう。

使ってた方が新しい物は全部移植。

11と21でどれだけ違うかよく判っていませんでしたが、全く一緒でしたね。

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ミッションの準備が出来たら、あとはエンジンとドッキングするだけですので、エンジンを吊るしてスタンドから外し、クラッチ周りの組み付けをします。


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クラッチのオーバーホールも数年前となりますが、ディスクの残量もまだまだあるので全然再使用です。

でもパイロットベアリング位換えても良かったかな?
少しゴロゴロ感があった。

ま、次のクラッチは3~4年後くらいでしょうし、その時までは充分持つでしょう。

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クレーンでエンジンを地表近くまで下げて、ミッションを抱えて接合します。
グリグリと回すように大袈裟に揺するとスプラインが合う所でスコンと入ります。

パイロットベアリングが極小で合う治具がない為、目方でセンター出しをしただけですが、大体合ってれば入りますよ。

最後にエンジンをぐるっと回してチェックし、間違いや忘れ物がないか確認しましょう・・・今なら全てがラクです。


このクルマほど積んだ後に作業するのが面倒なクルマは、なかなかない。

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降ろしたのと逆の手順で積み戻し、
ドライブシャフトを挿して足回りを戻し、
ガスが抜けないように外してどけてあったコンプレッサーを取り付けします。


・・・て、後で思い出したんだけど、
昨年の事故でコンデンサー交換した時にガスを入れ直してないから、そもそも配管を外さないように作業する必要ないんだった・・・^^;

冬だし、どうせエンジンやる時までエアコン要らないだろってそのままだったの忘れてたな。

次のオイル交換位でガスチャージだな。



それにしても疲れた・・・

オイル入れて水入れてバンパー付ければ終わりなんだけど、今致命的なミスが発覚したら明日へのモチベーションが維持できなくなる。。

もう一日預かって、明日会社から帰ってからゆっくりチェックしよう。


てな具合に土日の作業は終了。

まぁ、翌日は大雨なんだけどね・・・(汗



予報通りの大雨も、夕方にはすっかり止みました。
定時終わりの会社から帰ってから、オイルやクーラントの充填。

エンジンは問題なく一発始動だった。
ただ、再使用のヘッドカバーパッキンの馴染みが良くなかったのか、若干カバーからエンジンオイルが漏れてきた。

締め込みが甘いのかなぁ~なんてちょっと強めに締め込んだのが悪かったようで、高々5ミリのヘッドカバーのボルトがねじ切れてしまいました。。


マジか・・・


特殊な長いボルトでしたが、エンジン部品のストック群のなかにもう一式あった筈なので、問題はヘッドの折れ残ったネジが取れるかどうか。。

ヘッドカバーを外すと、折れたボルトが5ミリ程の高さで残って見えている。
バイスグリップで咥えて回そうとしてみましたが、硬くて舐めてしまうばっかりで肉まんのてっぺんみたいになるばかり。

こういう時のネジザウルスだったか・・・買っとけば良かった。


こうなったら、やれることは一つしかない。

ボルトの真芯にドリルで穴を開け、エキストラクターで撤去する。


それで駄目なら、そのままドリルでさらってネジ山を立て直すしかありません。
M5のリコイルなど持っていないので、色々考えないといけなくなる。

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ヘッドカバー内ですので、切子をまき散らす訳にはいかない。
折れたボルトの周辺だけ残して、周りにウエスをぎゅうぎゅうに押し込んで養生し、ロッカーアームやカムシャフトを守ります。
永沢君ヘッドではポンチもまともに打てないので、細いベルトサンダーで潰れた頭をすっ飛ばし、平らになった断面のど真ん中にポンチで打刻。

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4ミリのドリルで真芯を貫いたら、スタッドエキストラクター(逆ネジ方向に食いついていく超硬のキリみたいな奴です)の細い奴をタップホルダーにセット。



南無三!




無事弛んでくれました。。。



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アルトの作業は無事全て終わりました。


取り敢えず締め過ぎて変形したシールワッシャーと折れたカバーボルトはストックの部品と交換しておいて、後日新品と交換する事にします。

初回のオイル交換1000キロまではなるべくブーストを掛けず、回転数もある程度縛って慣らし運転を励行してもらい、オイル交換と同時にプロフェックを装着して、ブーストが掛かり過ぎないように制御します。

慣らしが終わってガツガツ踏むようになっても壊さないように、ブーストアップが目的ではなく、目標値で安定させるのが目的です。




最後に、密室がやや抵抗ではありますが、LSDの装着でかなり乗り方が変わってしまった為、少し同乗走行してレクチャーしながら、作動原理の理屈と、メリットデメリットとの説明。


これをしないとさっさと事故る可能性があるw




ただ、自分が試運転した時にも思いましたが・・・

ちょっとこのクルマ速すぎる。


回転で引っ張れば直ぐレッドゾーン。
低回転でシフトアップしても、ブーストが一気に跳ね上がって直ぐにブーストカット領域に入ってしまいます。

ブーストが上がり過ぎないように、常にハーフスロットルで押さえるような運転が必要になってしまった。

一体何馬力出ているんだろう・・・。

肌感覚ではありますが、100馬力近く行ってる感じはします。


機械式LSDのドラッグの分、パワーが食われて小旋回時などエンストし易くなるのでは・・・などと思っていましたが、とんでもない。

ラフに扱うとパワースライドになってしまうだけですね。



スズキアルトワークス。

改めてとんでもないクルマだなと再認識しましたね。



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altオイル上がりも直り今度こそ完全復活ですね。

Posted at 2020/04/20 02:38:45 | コメント(2) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ
2020年04月10日 イイね!

コア返却の督促

コア返却の督促久々に触るクネGDB。

前々からラックのオイル漏れを相談されていましたが、忙しかったので長いこと放置少女でした。

ポンさんのGCはやること多すぎて終わらねえ、アルトワークスのエンジンはOHしなきゃいけねえ、どっかのクラウンは板金しなきゃいけねえ、ヲレのGCもあちこち直さなきゃまともに走れねえ・・・

などなど予定が鬼のてんこ盛りだったので、ラックのオイル滲みごときでクネを呼んでる場合じゃなかったのだが・・・


GDBのラック&ピニオン。
リンク品の在庫がなくてヤバイって話だったので、あるうちに頼んでおくかと取り寄せておいたのだが、まだ2週間位なのにコアを返せと督促が来た。(まぁ、1週間以内に返却しろと添え書きが入ってるんだけどね)

うるせーな・・・
忙しんだからよ、そんなに直ぐには出来ないんだよ。


現物修理で預けると2週間も3週間も待たせるくせによ、こっち作業は少しも待たねぇってのはどういう了見なんだよ・・・リビルト屋!

在庫のコアが無いのに次の注文が来て焦ったか?


コロナコロナであちこち大変なんだからよ、今はあんまり細かい事言うもんじゃないよ。。

・・・とか言いながら、今週やらないならもう今月やらないみたいなスケジュールなので・・・仕方が無いので「土日埋まってるから金夜に来い」とクネに連絡。


平日夜とか、絶対疲れるから嫌なんだけど・・もうやるしかないな。


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大した漏れじゃないんだけどね。

大体漏れるのは、ピニオンギヤのステアリングシャフトへのアウトプット部。
タービンが近いからね・・・
タービン下面の装着が面倒くさい遮熱板を取っ払ったせいでもある。

あんな遮熱板事あるごとに付けたり外したりしてらんないよ。
取付の小ネジが一本ブチ切れた時点で捨てました。


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超苦労しましたが、何とか交換出来ました。
1時間のつもりが3時間掛かりましたw

この日は寒の戻りというか、急に夜間の気温がひと桁台まで落ち込んだのでマジで辛かったなぁ・・・

もしクネガレでの作業だったら途中で面倒になって帰ってる所ですw



脱着そのものはサスペンションメンバーの下側からなんですが、ステアリングシャフトとの接続や油圧配管がメンバーの穴を上に抜けて、タービンの裏側で繋がってるので、寝板で寝転がって、真下からメンバーの上側をまさぐるような作業となります。

直接目で見えないような高圧配管のフレアナットの脱着が鬼です。
配管のアプローチの角度が少しでもずれていると、いくらナットを回しても入っていかないので泣きそうになりますね。


急ぎでないなら、何かの折にエンジンを降ろした時に一緒にやってしまいたい作業ですね。


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奇跡的に最初のひと山が入る感触が有ればしめたものですが、
下側の配管のフレアナットは、メンバー上側スペースからのアクセスが困難で、下からわずかに見える穴の隙間からスパナなどで回すしかありません。

自分は面倒くさがって外しませんでしたが、スタビライザーを外してやれば幾分か楽だったかもしれません。
ラック本体を固定するキャップを完全に固定せず、グラグラと動かせる状態のまま作業して、スパナのストロークの余裕をつくり乍ら作業しました。


何か特別な工具が必要かと言われれば、14と17の首振りのフレアナットレンチとそれぞれのサイズのショートの片口スパナがあれば何とかなる感じかな。
緩めと本締めはフレアナットレンチ。
早回しはスパナ。
あとは手探りでの作業の器用さですかね。


根性が無い人は途中で諦めるかも知れませんw


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全部抜けてしまったパワステフルード(ATFでもよい)。
タンクに新油をいっぱい入れてエンジンを掛けます。

直ぐにポンプに吸われて行って足りなくなり、ギュルギュル音が出始めるので、音が出なくなるまで補充します。

クネにステアリングを握らせ、ロックトゥロックを繰り返させて管路内のエア抜きをします。
再びタンク内でギュルギュルと細かい気泡が出てきて油面が下がりますが、2~3往復もすると泡も出なくなって安定してきます。


気分的にはHIまで目一杯入れてしまいたくなりますが、温間時には結構油面が上がるので、実際は冷間時でLOWレベルとHIレベルの間くらいでいいと思います。

入れ過ぎても噴きやすくなりますので。



あとは、何だかんだステアリングセンターが結構ズレるので、しっかりトーイン調整をしてやります。

走っては合わせ、走っては合わせを二度三度繰り返し、ステアリングドセンターの合わせ、プラマイゼロトー辺りからややトーイン辺りを狙っていきます。

本当のプラマイゼロからタイロッド半周分くらい前を絞る感覚ですかね。


これだけで超高速域での直進安定性とステアリングの安定感がびたっとキマります。(車検でのサイドスリップ検査に合格できるギリギリ位のトーインです)

コーナー勝負の人だと、プラマイゼロかややトーアウトに振る人もいますが、ターンインのアプローチは楽になりますが、超高速域のバックストレートや、レインコンディションでクルマが落ち着かなくなり、本域で踏めません。

フルコースで損益通算したらマイナスだと思いますw


腕がある人なら、この程度のトーインはターンインの障害にはなりませんので、やはり私的には弱トーインがお勧めであります。


altずっと適当に誤魔化してたけど、久々にちゃんと合わせてやったな。
Posted at 2020/04/17 22:41:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ
2020年04月06日 イイね!

コロナウイルス騒動と入学式

コロナウイルス騒動と入学式緊急事態宣言の発令より二日前。

わが息子「そう」が小学校へ入学しました。
コロナウイルス騒動の真っ最中、緊急事態宣言も今日か明日かと言われている最中。


もしかしたら開催されないのではと思われていた入学式ですが、
関係者による厳戒態勢の下、時間を縮小して無事執り行われることになりました。

alt
前の週の週末。
土曜日は会社が休みなので、先行入所している学童クラブへ歩いて送っていきました。


「そう、学童クラブで友達できたか?」

「うーん、まだかな。」

「そうか、まだ学校も始まってないしな。」

「うん・・そうだね。」

「誰かとは遊んでるか?」

「少しはね。」




自分も日中は色々と頼まれている仕事もあるので、ある程度作業をこなしてから遅れないようにお迎えに行きました。

alt
自分が夕方6時前に迎えに行くと、もう子供も3人程度しか居ませんでした。



「すまないな、もっと早く来ようと思ったんだけど・・・」

「うん大丈夫。」

「夕日が凄いきれいだな、写真撮ろうか。」

「うんいいよ、この辺かな、こっち?」

「もうちょっとお前から見て右かな、指はもうちょっと上。」



指に太陽を乗せているように撮りたいんだと。

取り越し苦労なのかも知れないけれど、
保育園上がりの6歳児が、まだ友達のいない学童クラブへ大人しく通っている。
いつもニコニコして文句も言わない長男に何だか涙が出た。

週明けは入学式。
式の催行は決まったが、そのあとの授業は5月連休明けまで始まらないそうだ。



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ランドセルを背負っての初めての登校。
まばゆいような春の日差しに恵まれました。

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少子化による併合で名前こそ変わってしまいましたが、我が母校でもある地元の小学校。
満開の桜が出迎えてくれました。


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お母さんに名札を着けてもらう「そう」。

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名札だけでなく、門を入ると全員がマスクの着用義務。
校舎の昇降時にはアルコール消毒が義務付けられていました。

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alt
蝶ネクタイのスーツに、裸足で白のローファー。
ZOZOで頼んだスーツを微妙なサイズ違いから何度も返品して、漸く辿り着いたスタイリング・・・こだわるな~。

そうが産まれた時から妻が考えていた入学式のコーディネイトでした。

alt
6年間も通った保育園を後ろ髪を引かれつつ卒園し、
あれだけ楽しみにしていた小学校、新生活。

それもつまらない新型ウイルスのせいで当分はお預け。
自粛は連休明けだって言うけれども判ったもんじゃない。

学校が始まらなきゃ、新しい友達だってなかなか出来ないでしょ。
唯一旧知の仲の友達と会えていた空手と体操教室も再開の目処が立たず。。


早く普通に通わせてあげたい処です。



コロナ騒動のお陰でとんでもない世の中になってしまいましたね。
実質的に忍び寄る影に皆一様に怯え、風評被害を騒ぎ立てる余裕もない。

実際は無症状だったり、風邪のようなごく軽症で終わる人が殆どであると言われていますが、徹底的な隔離措置や罹患公表、小さな企業であれば倒産も免れないような立場に追い込まれます。
会社には殺害予告が届き、落書きなどをされてしまうようです。

政府のやむを得ない措置が倒産や廃業、差別によって個人の社会的立場を窮地に追い込んでしまっています。



公表感染者の割合で計算すると首都圏で1万人弱にひとりの可能性ですが、実際はその3倍以上は居るでしょうし、実質1/3000人という感覚で見ています。


こんな中での保育所の負担や疲弊も分かるので、妻と交代で仕事を休める所は休んだり、自宅で出来ることは家で子供を見ながらやったり、色々工夫はしていますが、どうしても預けなければならない時も出てきます。

幼稚園上がりの家庭の方には判らない事でしょうから、不謹慎だのと白い目で見られる可能性もあるので預けること自体も怖いですね。
私たちだってこんな時に預けたくはないですが、預けないで全部回せるんだったらそもそも保育園になんてお願いはしてないですし、もとより止むを得ない事情ですからね。

緊急事態宣言も出されて、我が地元も保育園などへの特定の業種と止むを得ない事情家庭の場合以外の登園の自粛のお願いなどが出された自治体なんですが、

そもそもが止むを得ない事情です。

工夫や努力と言ったって有給や賃金を削るだけのものなので、長く続けばジリ貧になるだけで悩むところです。




自分たちばかりが大切と思う人の心が、人をないがしろにしている。

コロナウイルスが人を悪者にしている訳じゃない。
人が人を悪者にし、人が社会を駄目にしている。



げに恐ろしきは人なりけり。



我が子を大切と思うのと同じ気持ちで、苦しんでる人を理解してあげようね。
alt
alt彼らの笑顔だけは曇らせないように頑張る所存です。
Posted at 2020/04/15 18:01:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | 家族 | 日記

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