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2021年05月30日 イイね!

ブロータービン交換

ブロータービン交換VF28を貰って来た。

オイル漏れを止めて走るのには問題ない、とは言いつつも・・・
無過給だと恐ろしいほど遅いGC8。

感覚的にはターボ無しのレガシィより遅いです。
ターボってのはノッキングが起きないようにローコンプレッションなんだよね。
だから、過給が無いと致命的にパンチが無い。

1250㎏の車体に150馬力ってところですね。
保育園のお迎え位では充分ですが、全く戦える状態ではない。

さっさと復旧しなくては。



時間を見つけて交換です。


タービン交換なんて2時間位だろうと高を括って、日曜の昼下がりから作業。
雨が降りそうだが、屋根下なんで関係ない。

インタークーラーとフロントパイプを外せば、タービンは上に取り外せる。


VF28(左側)とブローしたVF24。

D型のVF22/23からE型のVF24、F型VF28と来てG型のVF29に至るまでに、どんどん低速寄りのトルク特性になっていくGC8後期のRHF5。
外観上に大きな変更はなく、A/Rなどにも変更はなさそうですが、インペラーの形状変更などで低速トルクをより強化したタービンになっているらしい。

ただD型のVF22/23だけはPZ20という一回り大きなタービンハウジングを採用しており、他のモデルが概ね0.63というA/Rなのに対し、0.71に到達している。

要するにドッカンターボなんだね。


確かに、昔Ver3のRAに少し乗っていたけれど、数値以上に上でバーンとくる感じの加速だった。

でも昔から、狭い峠やインフィールドメインで戦ってきたので、ドッカンより立ち上がりのトルク重視の方がありがたい筈なんだけど、走り出してしまえば勝手に体がそれに合わせてしまうので、どちらの方が良いというのは余り考えたことがない。

飯を食ってる時とかと同じで、いつもより塩味が強いかな?
とかコクがねえなとか、若干感じるくらいで基本的には黙って食う。

オトコは黙って何でも食べないとな。



適当で申し訳ないが、ぶっちゃけ何でもいいのであるw



インペラー形状も入口だけ見ても殆ど同じ。
奥で違うのかなぁ。

タービンホイールの羽根の数も同じだった。


いつも使っているツールキャリー。
ウマだのジャッキだのをいつも積載しており、あとはその日の作業に必要な工具を選定してから、ガラガラと駐車場まで押していくのである。

道具を取るのに立ったり座ったりしなくていい事と、床が散らからないのがいい。

ラジオや蚊取り線香などを付けて、
コーヒーなんかを飲みながらいつも呑気に作業をしている。



そんな感じでやってると、BNR34のHIKO君が登場。
何か駐車場の床にオイルが漏れてるから見てくれとか・・・

何だろうねぇ、ひと通り潰してきたハズだけどね。



何か透明のドロッとしたグリスみたいなものがアンダーカバーに垂れている。
よく見てみると、トランスバースリンクのテンションロッド側のブッシュからだな。

日産お得意のグリス封入ブッシュが、劣化で切れて内容物が漏れたんだな。。。

液封コンプライアンスブッシュと言って、捩れるゴムブッシュの中にシリコングリスを封入し、減衰能力を持たせた緩衝装置である。


ただ・・・コイツが結構厄介で、ただのゴムブッシュならば経年劣化してもなかなか使えなくなる所まではいかないので騙し騙しいけますが、表面のゴムが破れてグリスなどが漏れてしまうと、あからさまなトラブルとして目立ちますし、車検で指摘されれば検査にも合格しなくなります。

かと言って、ブッシュの打ち替えなどはおいそれとは行きませんし、古いクルマならブッシュ単体が供給されず、高いアーム類がアッセンブリー交換になってしまう場合もあります。

GT-Rもダブルウィッシュボーンとマルチリンクの組み合わせなので、サスペンションはブッシュだらけ。
リンクブッシュの総リフレッシュと言う事になれば、かなり大掛かりなイベントになります。

取り敢えずブッシュだけ出るなら打ち換えだし、アームアッセンブリーなら片側5万円以上するだろうなぁ。。。と伝えると、何とか探してみます!と言って帰っていきました。


GT-Rは部品も高そうだし、大変そうだなぁ・・・。





ブロー原因は明らかに寿命だとは思うが、油路の詰まりなどだとトラブルが再発するのでオイル供給配管やバンジョーボルトなどを外して点検し、しっかり洗浄しておこう。
ヘッドから取り出すところのバンジョーにはメッシュが入っていてゴミが行かないようになっている。

バンジョーボルトの穴が非常に極小なので詰まりが心配だが、VF24や28はボールベアリングの潤滑のみなので、フローティングメタルのように油圧を掛ける必要はない。
大穴のバンジョーボルトで油圧を掛けるとむしろ抵抗になってしまいますので、何も知らないで大流量ボルトなどにしてしまうとタービンレスポンスが悪くなったりしますよ。

ボールベアリングタービンとメタルフロータービンではバンジョーボルトを使い分けましょう。



インダクションのパイプ(純正)が劣化で切れかかっており装着に苦戦。
アクチュエーター強化エキスパンダーも一緒に移植w

丁寧に掃除したり点検しながらゆっくりやっていたら4時間も掛かってしまった。
インテーク周りもそろそろシリコン系の奴に換えないとダメだなあ。


ヤバイ、もうロピアに買い物に行く時間だからオイル交換までしてる余裕はないな。。。


GCもBNRももう20年選手になってしまったからな、
純正部品の供給がぼちぼち無くなってくるお年頃。

GT-RはNISMOヘリテージという部品の再生産をしているので、どうにもならなくなることは当分なさそうだけど、合わなくなれば(最初から合わないんだけどね)何時だって止めちゃうだろうし、作ってくれてても値段が爆上がりしてたりね。

まだあと10年、もしくは20年を考えているなら、部品がまだ現実的な金額なうちにリフレッシュを済ませておくべきですね。
足回り部品やウェザストリップ、曇ったヘッドライトとかですかね、

あとで無くて買えなかったり、とんでもない金額になってたりします。



そんな事よりもうアイスの季節ですね。

altこっちのタービンの方が低速は全然いいな。
Posted at 2021/06/07 02:44:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | GC8メンテナンス | クルマ
2021年05月22日 イイね!

クネGDB修理もろもろ

クネGDB修理もろもろ「社長!無事専属専任媒介契約取ってきましたよ!」などと喜び勇んで電話してくるクネ太郎。

ヲレの知らないうちに、様々なパーツの宝庫となっているポンさんちにいきなり押しかけて家探ししたもののGCのタービンは見つからずで、挙句の果てにどうせこのGCのエンジンもタービンも降ろしてもう使わないんだから先に外させろなどと約束を取り付けてきたというのだw


ああ、その手があったかと言う感じではあったが、GCも普段乗らないし乗れるようにもしてはあるので特に困ってもおらずで、たまにヤフオク覗くくらいであまりタービンの事は考えていなかった。

20万円で新品買う気にはならないし(まぁGC用は廃盤ですが)、当時物の中古を金出して買うのも微妙だし・・・どっちつかずな感じであったのは確か。



どこかに余ってないかなぁ位の感じで居ましたが、やっぱりポンさんの所からでしたねw
まぁ、ポンさんも最近はGDB乗らないでGC8ばっかりだったから、たまにはGDも乗ってやらないとね。(そもそも両方車検生きてるってどうかしてるけどww)


クネ太郎のGDBも、あれがダメこれがダメと色々修理が溜まってきたのに、何か契約取って来ないと作業を頼みづらいと思っているのだろうが、ヲレにとってはそんな事は微塵も関係が無く、出来る時はやってやるし、ヒマが無ければ全然出来ないし、ただそれだけであるw


まぁ、そろそろポンさんとこにタービン貰いに行くついでにまとめて見てやるか。


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そんな訳で、久々にpon/on邸に集合し、エンジンオーバーホールが確定しているVリミテッドからタービンを摘出しました。

このクルマも25万キロとかだからなぁ・・・
一回くらいタービン変わってないかなぁ・・とシリアルの打刻を確認してみるが・・・

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汚いが、よく見ると98年12月製造とある。
完全に新車から搭載されていた当時物ですねwww


あんまり酷使するとまたすぐブッ飛びそうだな・・・。
もう一機入手してひとつ現物リビルトにでも出すか。。


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さて今度はクネ太郎のGDBだが、フロントのブレンボキャリパーを交換。

現役全日本ドライバー二人が乗って「致命的に何かが壊れている」と言わせしめた最低のブレーキタッチだという。
ジムカーナチャンピオンがサイドターンが出来ないと言ったらしいw

どんだけフロントが効いてないんだよ!


コイツの乗り方はブレーキにエアを噛ませないので、フルードの問題じゃない筈。
キャリパーが糞か、マスターシリンダーしかないだろうな・・・という経緯。


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鬼門のナックル取り付けネジ穴は、元からリコイル済み。
これは手間が省けたな。

ブレンボのネジ山は軽くて軟らかいアルミが仇となり、取付ボルトを外す際にネジ山を潰してしまうというトラブルが頻発する。
ガチで走ってるクルマはほぼ100%ダメになる。(ヲレのクルマ平気だぜ?って奴が居たらそれは全然走れていないだけだぜ)

走るクルマでブレンボ装着のインプレッサだ何だってのは、キャリパー外した時に必ずリコイル加工をすることを強くお勧めする。


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GRBスペックC用(レーサーが前に乗ってた奴のかな?)ブレンボということなんだけど、互換性に関して全く確認していなかったので「付くかなぁ~?」という感じで作業していましたが、全く同じ物ですね。

ロゴプリントがbremboからSTiになってるだけです。



何の問題も無くポン付けでした。


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キャリパーに付いてきたほぼ新品のエンドレスMX72に合わせてリヤのブレーパッドも同じ物に交換。

久々にブレーキフルードの全交換を実施しました。


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あとはマフラーね、
ババババっと排気漏れしていると言うんで溶接修理なんだけど、フジツボのRM-01って言うフロントパイプ以降一本物のフルステンレス。


溶接自体はスチール溶棒でもステン溶棒でもどっちでも出来る。
耐腐食性はステンだけど溶接の難しさや粘りが無く割れやすいとか、スチール溶接なら簡単できれいに付くし強度もあるけど、錆びやすいとかね、一長一短。

ヲレのGCのSTiマフラーなんかは、割れても鉄溶接しちゃってるけど・・・
クネ太郎のはステン溶接して欲しいと言うので、チャレンジしてみるか。


見た目以上に軽くてびっくりしました。
ステンレスなのに片手で持てるんじゃないかって位。
純正じゃ考えられないような肉薄パイプだな。。

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サブタイコの繋ぎ目で半周くらい割れちゃってる。
これじゃあビシバシ漏れちゃう。

丁度全長のど真ん中あたりで割れてるので、腐食と言うよりは振動でしょうね。


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ヲレの機械は100Vのアークだから難しいんだよ。。
黒皮ばっかり出来て巣穴が多いから、何度も黒皮取って怪しい所を付け直す。
3~4回やり直して漸く全部繋がったかな?
あまりきれいじゃないけど、しっかり溶けてはいそうなのでこれでいいでしょう。

200Vとか業務用の400Vの半自動とかならトルクがあるのでステンでも楽勝なんだけどね、100Vで溶かすって事は電流量を増やさないといけないので、スパークばかりデカくて溶ける範囲が狭い。

なんて言えばいいのかな・・難しいけど、
例えば同じ時速100キロで走るのに、125㏄のスクーターで走るか400㏄のフルカウルで走るか位の余裕の差があって、スイートスポットが狭いんだよね。

家庭用の小さい溶接機というのは、そういう難しさがある。


昔クルマ屋に居た時は、会社の裏に転がってる何用か判らないタイコを使ってワンオフでマフラーを作ったり、エキマニを自作したり、スチールでもステンレスでも業務用の溶接機なら余裕で出来たんだけどね。


まぁ、設備の問題ね。


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一応エンジン掛けて排気漏れチェック。

まぁ、大丈夫だね。
しなって力が掛かりやすそうな部位だったので、リブっぽく補強をいれておきました。


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懸案事項が取り敢えず片付いたので、飛び散ったブレーキフルードの掃除に洗車のホースを引きずってきたクネ太郎。

ホースで地引網をやってしまい、地面にまとめてあったホイールナットをマンホールの蓋の穴にホールインワンw


「諦めろよ、どうせ見つからねーよ」と言っていたんですが、そこは諦めないクネ太郎。
LEDランプで覗き込み、どうやら目標を捕捉した模様。

ただのスチールのロングナットなので、磁石で釣れるだろうと紐にネオジム磁石を括りつけて穴釣り中ですww


このあと苦戦を強いられながらも、無事吊り上げ成功しました。


「汚水」ではなくて「雨水」の方で良かったなw



さてさて取り敢えずタービンも入手したので、これで走れるようにはなるな。
タイヤも新しいうちに走っておかないとね。
緊急事態宣言だの蔓延防止だのとやたら気にしていると色々と賞味期限が切れるので、こじんまりとでも走れる機会は作ろうかな?

みんなはやったら来るかな?


alt
alt梅雨明け一発目あたりどうだ。
Posted at 2021/05/30 13:15:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ
2021年05月05日 イイね!

はじめてのガチ登山

はじめてのガチ登山緊急事態宣言だの蔓防だのと日和り政府はピヨピヨ騒いでいますが、お出かけや趣味そのものが不謹慎みたいな雰囲気になっていくのは違う。
と、僕は思っている。

「欲しがりません勝つまでは」みたいな戦時中な感じがね・・・
帝国的というか、民主国家的ではないですよね。
そういう雰囲気が気持ち悪い。

殆どの人が本当にウイルスが怖いという事よりも、人の目が怖いからマスクしたり帰省を控えたりしてるんだろうし、目に見えないものの脅威をただただテレビなんかで見聞きしてるだけでは、本当の所は判らない。
政府はね、あれをするなこれをするなと取り敢えず言っておけば、絶対的な分母は減るので、大した根拠もなく色んな宣言や要請をかましてくるんだけど、全部鵜吞みにしていつまでも防空壕の中で閉じ籠っている訳にはいかないですよね。

大勢人が居る仕事場には毎日行くのに、薫風の吹き抜ける広大な野山には出掛けない方がいいのか?


むやみに流言飛語を鵜呑みにするのではなく、
私たちなりに気を付け、配慮し、バランスよく生活を続けて行かなければなりません。


子供たちにとっての一年は長く、そして一瞬である。
今じゃなきゃ出来ない事、今させたい事が沢山あります。



ですので、連休に計画していた本格登山は予定通り実施致しました。



あちこちで藤が薫る季節。
飯能の低山「棒ノ折山」へ。


次男の「れん」は、「鬼の嫌いな花だ!」と叫んでいました。
初めて見たのによく判るな。


すぐ隣の八王子からは山をひとつ越えただけのご近所山ですが、標高は1000メートル弱。
コースは短いですが、沢登り、岩場、鎖場、急登攀アリの結構ガチの登山です。
この辺で根を上げなければ大概の低山は大丈夫だろうと踏んでの、試験登山です。



有間ダムによって出来た人造湖「名栗湖」の湖畔より登山道は始まります。
ピストンではなく別の尾根で降りてくるので、降り口に近い所にクルマを停めて
湖畔まで車道を歩きました。



子供が二人づついる二家族での登山。
友達家族は夫婦共に日体大卒のアスリート一家。

心配なのはウチの妻だけでしょうかw
(でも、富士山には登頂経験アリ)






かつてない岩場w

鎖やロープが無いと越えられないようなほぼ垂直の岸壁などがあります。

ここまでとは思いませんでしたが・・・
子供たちは事も無げにクリアしていきます。



やや遅れてくる妻を捜索する次男。
余裕だな・・・

僕の半分くらいしかないくせに、よくあんな岩場を登って来られるな。


友達夫婦のところの長女に誘われながら自分のペースで上がってくる妻。




尾根にある巨岩によじ登る子供たち。


つまらない心配は杞憂であった。
彼らは小さな身体のなかに想像も出来ないような膨大なバイタリティーを有しており、我々大人になってからは実現できないようなパワーウェイトレシオと探求心を誇っている。


落ちればきっと死ぬ。
子供でもそんな当たり前の事は判る。


本当の危険を自らの肌で感じ取り、きちんと慎重に対処している。
うっかり足を滑らせて落ちてしまうかも知れないような危険は、全身が鈍ってしまっている我々大人の方が余程大きいのだ。


山頂手前の鬼の急登攀もなんなくクリアし、木々のトンネルを抜けると山頂へ出ました。






棒ノ嶺(棒ノ折山)969メートル。
折角見晴らしのいい頂上でしたが、あいにくの曇天。

ただ、雨は降らずに堪えてくれています。
暑すぎず寒すぎずで、気温的には丁度良かったかも知れません。

簡単に準備してきたおむすびやから揚げ、お湯を沸かしてカップラーメンなどでお昼を摂りました。


繰り返すようだけど、
苔むした岩場に、滑りやすい沢、ロッククライミングのような鎖場があると思えば、新緑の美しいなだらかな森林のトレイルがあったり、低山の面白みが全部詰まったような楽しい登山道だった。

近郊である事もあって人気のコースではあるが、
コロナの件もあるからか、ひとも疎ら。
いい時期に来たのかも知れないね。







山の地図によると、登りは3時間程度でも下りは1時間半程度の標準時間。

しかし大概の場合、下りの方がキツイのが山登りというものです。
重力に引っ張られてどんどん足が出てしまい、知らない間に自分のペースをややキャパオーバーしてしまうんですよね。

長男も次男も、何度か転び、木の根っこに頬を打ち付けたりして随分と男前になってしまいました。

なだらかに見える下りに油断してどんどんペースを上げてしまうからです。
一足毎の着地箇所の確認が間に合っていないんですよね。



一度だけ転んだそうは、ひとしきりベソをかいた後、「顔どうなってる?」と外観のチェックを求め、スマホで撮った写真を見せると・・
「思った程じゃないか」とやや安堵した後、必要以上にゆっくりと確認しながら残りの行程を終えました。
地道に中堅の星を目指すタイプ。


れんは、派手に何度か転びましたがギリギリの所で泣かず、コンチクショウという表情で再挑戦する感じ。
ペースも落とすことなく、確認の精度を上げて行こうというやり方でした。
死ななければナンバー1になるタイプだな。

ヤベエな登山、性格がモロに出るな・・・。



妻も、ペースは遅いけれど、ちゃんと最後まで歩き切ったな。。
思った程遅れてこなかった。


登山はね、体力や技術で登るのではなく、気持ちで登るもの。
決まったペースなんて無いんだから、最後まで気持ちが折れなければ必ず踏破できる。

速い人に付いていこうとすると疲れるし、ゆっくりな人に合わせても疲れる。
特に自分のペースが大事なのが登山なんです。
だから、みんなで山登りに行っても、基本は一人で登ってる様なものなんだよね。


休憩しながら離合し、最後まで歩ければOK。






サツキにシャガに・・色とりどりの季節の植物もキツイ行程を和ませてくれます。



アスリート一家の友達家族は、当然特にアクシデントなども無く無事行程を終えました。
お父さんはボルダリングをやってたらしいので、今回みたいな登山は楽しかったでしょうね。

でも、きちんとした登山はほぼ初めてらしく、後で聞いたら思っていたよりもきつかったと言っていました。


下りで転びまくってた「れん」も、全身土だらけ顔が傷だらけのくせに、「めちゃくちゃ楽しかったよ!」と目がきらきら。

あのくらい子供にとっては何てことないのかもな。




朝7時半から登り始め、午後3時過ぎに下山。

僕も久々だったので、いい足馴らしになりました。





altていうか、かなりきつかった・・・
Posted at 2021/05/17 06:29:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | far away | 旅行/地域
2021年05月02日 イイね!

チーム”K”の集結

チーム”K”の集結「熱いタイヤ買ったらしいすね!ちょっと走りにいきませんか?」


ヲレがタイヤ買ったぞなんて言うと、モエビでブラックバス釣るくらい簡単に食いついてくるレーサーw。
先週あたりも、新品タイヤを入れたばかりのクネ太郎と一発行ったようだ。


こちらも望むところだったんで、二つ返事でOKしたものの、レーサーと走るという事は、エンジンにしろ足回りにしろ、クルマが運動性能の限界に到達するという事である。
不安要素を残しておくと必ずそこがトラブルになる。


充分に点検と対策をしておこう。


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段差などでちょっと深くストロークをすると、耳にチョンと当たる時があったリヤフェンダー。

バコバコ叩いてしっかり対策しておきます。

耳はしっかり180度折り返し、割れた所はペーパーを当てて刷毛塗り。
チッピングコート処理。

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リヤフェンダー内は大型パネルの繋ぎ目が多いんですが、シーラーも痩せてひび割れてきているので、ついでにシーリングをやり直しておきます。

ボディーシーラーを指で撫でつけて押し込みます。



耳折りついでの簡単なボディーメンテナンス。
こういう気遣いが長く乗る秘訣である。


あとは、フロントフェンダーのバンパーの継ぎ目辺りに、簡単なステーを飛ばして突っ張らせ、気持ち(8ミリ程度)フェンダーを押し出します。
アーチ部分も、歪まない程度にグイグイと外側に引っ張って全体的に拡幅させます。
頑張れば、アーチのトップ部分で5~6ミリは広がると思います。

元々グイグイはやってありましたが、ダメ押しのもうひと引っ張りですw


フェンダーライナーなどは当たる所があっても勝手に削れて無くなるだけなので、気にしないで放っておきます。
金属部分が当たらなければ、大した音はしないので。


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レーサーはハチロクで来ると言うんで、コーナー勝負のスタビ最強に。
トータルバランスは悪くなるんだけどね、極低速セクションが多いステージでは入り口でパキンと向きが変わるセッティングの方が速い(気がする)。


あとは、オイルが少ないとメタルブローの原因となるので、フルレベルにあるかどうか確認し、LLCの量も確認。

この位やっておけばいいでしょう。



油温は多分120℃に達するので一発で終わります。
戻ったら交換でいいかな。




さて、夕方にちょこっとお仕事がありましたが、
サクッと済ませてそのまま合流。

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クズの頂点が久々集結。
どうしよう・・・疼いてきやがった。

ホント・・・マッターホルンの天辺クラスのクソヤローなのに全員妻子持ちっていう・・・。

それにしても車高タケーなヲレのGC8w




この3人だけで集まるのいったい何年ぶりなんだろう・・・。

外出すら憚られるこんなご時世なんでね、この人数が限界かな?
高速でサクッと行ってサクッと帰ってこよう。


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もう何なのって位速いね・・・レーサーのハチロク。

このハチロクは左ハンドルで、本物のサイオンなんだよ。
ま、中身は全く一緒なんでパワーがあるとかじゃないんだけどね、乗り手がバカ・・じゃなかったバケモノなんでね・・・

登りでトントン下りで最後の方ジリジリ離されるっていう・・・(タイヤは持ったけど、エンジンが熱ダレでパワーダウン感もあったが・・・)
まぁ、何だつったって相手はハチロクですからね、インプレッサで挑んでトントンじゃ負けなんで全く話になりません。


前後入れ替えてもう一本行くかぁ・・・で、レーサーがぼそり。

「だいさん。もう絶対にコッチの方が速いんで、無理してやり過ぎないでください。」

「・・大丈夫だよ、この齢になると出来ない事は絶対に出来ないんだから。」


まぁ・・心配してくれてるんだろうけど、
何があったって冷静さを欠くことは無いし、何百回走ったって絶対にクラッシュしないくらい自分の限界を護り切っちゃってるんだからね・・・。

クルマの限界の方が先ですね。



そして先行で走り出す。

多分、過去で一番速く走ったと思う。(当社比)
タイヤが破綻しないので、無尽蔵にペースは上がっていく。

のに、のにのに。
ハチロクはなかなか見えなくならない。

登りはパワーが活かせそうな区間ではやや離せるけど、極低速が続くとそのアドバンテージが帳消しになる。
タイヤ外径が一回り大きくなってしまった事もあるのかな、2速ドンピシャだったコーナーがパワーバンドから外れてるな。
立ち遅れてるあいだに、追いつかれてしまいます。

かと言って、なかなか一速に入れる気にはならないからなぁ・・・。


大きめに振ってドリフトで半クラ効果を狙っていったんだけど、グリップが戻るのが早いのでそんなにです。。


終始DCCDも弄らずフリーで走行。
もう少し前を引っ張らせれば良かったかな???
とか色々考えましたが・・・現役のFRチャンピオンを相手に色々やってもひっくり返せる所までは行かないのでこの辺で・・・ww
(フロント引っ張らせてハンドルコジると一瞬でタイヤ無くなるんでw)


まぁ、年に数回しか走っていないおぢさんにとってはこの辺が限界ですw

満足満足。



レーサーはまだヲレたちなんかより一回り以上も若いんでね、
このまま世界まで突っ走ってもらえたら、一緒に走ってきた仲間としては鼻が高いよね。

頑張れ頑張れ。


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ヲレもナンカンのAR-1という安いアジアンシリーズの奴で一番食いそうなタイヤ(一番安いタイヤw)を珍しく履いてきていたんだけど、レーサーは更にズルいタイヤを履いてましたね・・・ディレッツァ94Rだって。

全開走行40㎞しか持たないタイヤだってよwww



新品タイヤで過去イチの仕上がりだったハズのクネだったが、
「あんな走りに付いていけるか」と、開き直りで終始しんがりを守り、
「超えない」走りを守り切っていました。




レーサー曰く

「クネさんも前より速くなってましたね。」

いつ比だよ、余計なお世話だろww

alt
あとは誰もいない道の駅で、適当に管巻いて撤収。
何とかクルマも持ちこたえたし、久々に楽しく走れたな~と



思っていると・・・




alt
何かブースト掛かんねーな。。
アクセルベタ踏みなのに加速していかない。
ブーストが掛からない以外は絶好調、フェイルセーフ的なリタード感も無いな。



何だろう・・・

配管が抜けたか?




無事家路に着くものの、エンジン停止時にある事に気付く。

ボールベアリングタービンのキュイー・・・ンという惰性音が全くしない。
タービン本体か。

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翌日点検してインタークーラーを外すと、エンジンオイルがドロリ。

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alt
こりゃ酷いなぁ・・・。

ここ数年ブースト掛けた時のオイルの減りが極端に悪かったのはやはりタービンのせいだったのかも知れないなぁ・・・

ボールベアリングは耐久性があるからなかなかブローには至らなかったのか。

ここの所イマイチパワー感が無いというか、タレやすくなる感じがあったのはタービン寿命の予兆だったのかもな。

でもまぁ、今まで一度もタービン換えたことないんで、24万キロも持ったんだよね。。。

逆に今まで良く持ったね・・・お前も頑張ったよ。


alt
一応フロントパイプを外してみました。
ブッ飛んでるかと思ったタービンホイールそのものは残っていましたが、ガッチリ固着して1ミリも動きません。


ベアリングブッ飛んだか・・・。




タービン全損かも。。


altVF24か、もしくはVF28を持て余している方が居ましたら、誰かご提供を~!

Posted at 2021/05/05 00:59:24 | コメント(6) | トラックバック(0) | カーライフ | クルマ

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