「社長!無事専属専任媒介契約取ってきましたよ!」などと喜び勇んで電話してくるクネ太郎。
ヲレの知らないうちに、様々なパーツの宝庫となっているポンさんちにいきなり押しかけて家探ししたもののGCのタービンは見つからずで、挙句の果てにどうせこのGCのエンジンもタービンも降ろしてもう使わないんだから先に外させろなどと約束を取り付けてきたというのだw
ああ、その手があったかと言う感じではあったが、GCも普段乗らないし乗れるようにもしてはあるので特に困ってもおらずで、たまにヤフオク覗くくらいであまりタービンの事は考えていなかった。
20万円で新品買う気にはならないし(まぁGC用は廃盤ですが)、当時物の中古を金出して買うのも微妙だし・・・どっちつかずな感じであったのは確か。
どこかに余ってないかなぁ位の感じで居ましたが、やっぱりポンさんの所からでしたねw
まぁ、ポンさんも最近はGDB乗らないでGC8ばっかりだったから、たまにはGDも乗ってやらないとね。(そもそも両方車検生きてるってどうかしてるけどww)
クネ太郎のGDBも、あれがダメこれがダメと色々修理が溜まってきたのに、何か契約取って来ないと作業を頼みづらいと思っているのだろうが、ヲレにとってはそんな事は微塵も関係が無く、出来る時はやってやるし、ヒマが無ければ全然出来ないし、ただそれだけであるw
まぁ、そろそろポンさんとこにタービン貰いに行くついでにまとめて見てやるか。
そんな訳で、久々にpon/on邸に集合し、エンジンオーバーホールが確定しているVリミテッドからタービンを摘出しました。
このクルマも25万キロとかだからなぁ・・・
一回くらいタービン変わってないかなぁ・・とシリアルの打刻を確認してみるが・・・
汚いが、よく見ると98年12月製造とある。
完全に新車から搭載されていた当時物ですねwww
あんまり酷使するとまたすぐブッ飛びそうだな・・・。
もう一機入手してひとつ現物リビルトにでも出すか。。
さて今度はクネ太郎のGDBだが、フロントのブレンボキャリパーを交換。
現役全日本ドライバー二人が乗って
「致命的に何かが壊れている」と言わせしめた最低のブレーキタッチだという。
ジムカーナチャンピオンがサイドターンが出来ないと言ったらしいw
どんだけフロントが効いてないんだよ!
コイツの乗り方はブレーキにエアを噛ませないので、フルードの問題じゃない筈。
キャリパーが糞か、マスターシリンダーしかないだろうな・・・という経緯。
鬼門のナックル取り付けネジ穴は、元からリコイル済み。
これは手間が省けたな。
ブレンボのネジ山は軽くて軟らかいアルミが仇となり、取付ボルトを外す際にネジ山を潰してしまうというトラブルが頻発する。
ガチで走ってるクルマはほぼ100%ダメになる。(ヲレのクルマ平気だぜ?って奴が居たらそれは全然走れていないだけだぜ)
走るクルマでブレンボ装着のインプレッサだ何だってのは、キャリパー外した時に必ずリコイル加工をすることを強くお勧めする。
GRBスペックC用(レーサーが前に乗ってた奴のかな?)ブレンボということなんだけど、互換性に関して全く確認していなかったので「付くかなぁ~?」という感じで作業していましたが、全く同じ物ですね。
ロゴプリントがbremboからSTiになってるだけです。
何の問題も無くポン付けでした。
キャリパーに付いてきたほぼ新品のエンドレスMX72に合わせてリヤのブレーパッドも同じ物に交換。
久々にブレーキフルードの全交換を実施しました。
あとはマフラーね、
ババババっと排気漏れしていると言うんで溶接修理なんだけど、フジツボのRM-01って言うフロントパイプ以降一本物のフルステンレス。
溶接自体はスチール溶棒でもステン溶棒でもどっちでも出来る。
耐腐食性はステンだけど溶接の難しさや粘りが無く割れやすいとか、スチール溶接なら簡単できれいに付くし強度もあるけど、錆びやすいとかね、一長一短。
ヲレのGCのSTiマフラーなんかは、割れても鉄溶接しちゃってるけど・・・
クネ太郎のはステン溶接して欲しいと言うので、チャレンジしてみるか。
見た目以上に軽くてびっくりしました。
ステンレスなのに片手で持てるんじゃないかって位。
純正じゃ考えられないような肉薄パイプだな。。
サブタイコの繋ぎ目で半周くらい割れちゃってる。
これじゃあビシバシ漏れちゃう。
丁度全長のど真ん中あたりで割れてるので、腐食と言うよりは振動でしょうね。
ヲレの機械は100Vのアークだから難しいんだよ。。
黒皮ばっかり出来て巣穴が多いから、何度も黒皮取って怪しい所を付け直す。
3~4回やり直して漸く全部繋がったかな?
あまりきれいじゃないけど、しっかり溶けてはいそうなのでこれでいいでしょう。
200Vとか業務用の400Vの半自動とかならトルクがあるのでステンでも楽勝なんだけどね、100Vで溶かすって事は電流量を増やさないといけないので、スパークばかりデカくて溶ける範囲が狭い。
なんて言えばいいのかな・・難しいけど、
例えば同じ時速100キロで走るのに、125㏄のスクーターで走るか400㏄のフルカウルで走るか位の余裕の差があって、スイートスポットが狭いんだよね。
家庭用の小さい溶接機というのは、そういう難しさがある。
昔クルマ屋に居た時は、会社の裏に転がってる何用か判らないタイコを使ってワンオフでマフラーを作ったり、エキマニを自作したり、スチールでもステンレスでも業務用の溶接機なら余裕で出来たんだけどね。
まぁ、設備の問題ね。
一応エンジン掛けて排気漏れチェック。
まぁ、大丈夫だね。
しなって力が掛かりやすそうな部位だったので、リブっぽく補強をいれておきました。
懸案事項が取り敢えず片付いたので、飛び散ったブレーキフルードの掃除に洗車のホースを引きずってきたクネ太郎。
ホースで地引網をやってしまい、地面にまとめてあったホイールナットをマンホールの蓋の穴にホールインワンw
「諦めろよ、どうせ見つからねーよ」と言っていたんですが、そこは諦めないクネ太郎。
LEDランプで覗き込み、どうやら目標を捕捉した模様。
ただのスチールのロングナットなので、磁石で釣れるだろうと紐にネオジム磁石を括りつけて穴釣り中ですww
このあと苦戦を強いられながらも、無事吊り上げ成功しました。
「汚水」ではなくて「雨水」の方で良かったなw
さてさて取り敢えずタービンも入手したので、これで走れるようにはなるな。
タイヤも新しいうちに走っておかないとね。
緊急事態宣言だの蔓延防止だのとやたら気にしていると色々と賞味期限が切れるので、こじんまりとでも走れる機会は作ろうかな?
みんなはやったら来るかな?
梅雨明け一発目あたりどうだ。