歳の瀬。
今年ももうあと僅かですね。
毎年毎年似たような事を言ってる気がしますが・・・
今年は夏ごろから転勤で本店の厚木になってしまったので、地獄のように忙しく何か考えていた事も一切出来ず終い。
でもそういう時に限って、色々あるんですよね。
スタートは妻のエブリイのパンク。
週末妻と買い物にエブリイで出掛けようとしたら、何かリヤがバタつく感じが、
加速でアクセルを踏み込むとバタバタ振動する。
何だろうと停めて確認すると、左リヤタイヤがパンクしてました。。
え~、いつパンクしたんだろう。
すると妻は、「あ~だからここ二三日変な感じがしたのか。」だって。
ずっとこの状態で乗ってたのかよ・・・
確かにフロントだとまともに舵が切れないので直ぐにパンクって判りますが、リヤだと何か振動があるなって感じだけで結構走れちゃうんですよね。
聞けば、狭い道でのすれ違いで、相手が大して端に寄ってくれないおかげで縁石に乗り上げる羽目になった事があったとの事。
オールテレーンのオープンカントリーが縁石に乗り上げただけでパンクするだろうか。
単に釘でも刺さってるのかと思い、タイヤを仔細に眺めると・・・
内側のサイドウォールにデカい穴が開いていました・・・。
これは捨てるしかないなぁ。
エブリイを買って直ぐに取り付けオープンカントリーR/T。
もう3年以上使って山もだいぶ減っていたのでね、4駆ということもあり、4本全て交換しました。
毎日妻の通勤で使い、キャンプ場への長い未舗装路や河原へも不安なく進入していけます。
ブロックタイヤにありがちなロードノイズも殆ど無いですし、
なんだこのタイヤ、凄い優秀・・・と感心しましたね。
また向こう3~4年よろしく頼むぜ。
な感じで、交換完了。
そして週明け、いつもの如くKSRでパカパカ言いながら通勤していると、
急にブスブスエンスト。
加速中の強制失火という感じだったので、無駄かとは思いましたが、キックに押し掛けにとやってみましたが火は戻らず。
停止場所も家と会社の丁度中間地点くらいで、押して行けも帰れもしない。
会社まで押せたところで帰れないのだから、先に処理しないといけません。
その場でググると自動車保険の原付用のファミリーバイク特約では、バイクのレッカーは適応されないらしいので、ココは久しぶりにジャフを呼ぶことに。
通勤時間帯という事もあり混んでるので、一時間ほどの待機の末、引き揚げに来てくれました。
ううむ、今度はバイクか。
クソッ!原因は何だ。
止まり方としては以前あったジェネレーター不良の時と同じだ。
点火系なのは間違いないな。
この間直したジョグも何日か乗ったら圧縮が掛からなくなり再び不動。
損傷ピストンをそのまま使ったのが良くなかったようで、ピストンが割れたのかも知れません。
なので・・バイク全滅の為、すぐどちらかを直せなければ、当面クルマ通勤になってしまう。
今の通勤先は朝の渋滞がえげつないエリアで、バイクだと25分の距離ですが、クルマだと1時間以上は見ないといけません。
それは困るな。
取り敢えず今日はクルマで出直して、帰ってからマシンをバラしてみるか。
会社も多忙を極めているので、帰りも遅いです。
深残後のマシンメンテナンスは気が引けますが、直るにせよ直らないにせよ、原因だけでも特定しておかないと。
数時間の遅刻となりましたが、GC8の出動でやり過ごします。
しっかり残業して、帰宅は21時。
クルマを駐車場に駐めると、なんかガソリン臭いな・・・。
チャコールからの解放ガスにしては臭いがしっかりします。
スマホのライトでクルマの下回りを覗き込むと、明らかに液体がぽたぽたと滴っていて液溜まりが出来ている。
うわうわ!
ガソリンでこの漏り方はヤバイな。
何だどのラインから漏れてんだ?と、滴ってくるホースラインを手で揺すって確認していると、何かにトドメを差したらしく、堰を切ったようにジャーと漏れ出してきました。
ヤバイヤバイ。
ホース内の残油が出て来るという感じではなく、タンクの燃料がサイフォンの原理で降りてきている感じです。
このままだとすぐ空になるな。
漏れてきているのはコネクター接続のデリバリーチューブとパイピングの接続部。
確か、燃料ポンプ側もコネクター接続だったハズ。
その場で急いでリヤシートを取って、燃料ポンプの天蓋へアクセス。
コネクターのロックを外しデリバリチューブを引っこ抜きます。
取り敢えずとめどないガソリンの漏洩は阻止する事ができました。
さてどうする。
ジョグもKSRも不動ちうなので走れる乗り物が無いw
まず、明日何で会社に行くかみたいな話で・・・KSRがすぐ直るなら、取り敢えずGC8は週末まで寝かせておいても良いのですが、
このあと仕切り直しでKSRに取り掛かって結局直らなかったら・・・からのGC8再着手は。。
流石に削られ過ぎてて想像したくない。
今この流れから、GCの応急処置を遣り切った方が方が良いと判断。
慌てると碌な事が無いので、パンタの片輪ジャッキアップみたいな事はせず、ウマとジャッキでしっかり上げて、燃料ホースのΦ数違い数種を持ってクルマの下に潜ります。
場所はリヤシート左のお尻の下くらいの所で、燃料タンクから下りてきているホースがパイプに切り替わり、室内に引き込まれている辺り。
揺すっただけでパイプが折れてしまいました。
燃圧がもろに掛かるデリバリーラインだけゴムホースではなくてポリチューブで出来ているので、ホースバンド式ではなくカプラー接続になっています。
これに刺さっているスチールパイプがコネクター内部で腐って、崩壊してしまっています。
ホースのように切って詰めてバンドで留め直しが出来ない・・・
どうしようかな・・・と考えた結果。
パイプの腐ってる所はきれいな所でパイプカッターでカット。
ここに内径Φ8のホースは接続できます。
反対のチューブ側はコネクターの中に腐ったパイプの残骸が齧って残ってしまい、取り出せそうもないので、潔くコネクター部はカット。
切りっ放しのポリチューブは肉厚の硬めで、先ほどカットしたパイプと同径くらい。
これを燃料ホースで接続すればいいんじゃない?
てなわけで、応急処置完了。
ちゃんと直すならタンク降ろしてチューブ交換(やるなら他のホースも全交換)ですし、あとはカットしてしまったパイプも全交換(室内側ASSYなので大変)しないといけないので、かなり大掛かりになる。
多分年内出来ないですし秋田へも帰らないといけない。
応急処置の信頼性が求められるところです。
チューブ側もパイプ側も、フルパワーで漸く押し込める位のキツキツ具合なので、これをトライドンで締め付けとけばまず外れる事は想像できない。
燃圧なんてせいぜい3キロとか4キロ位ですからね、まず大丈夫でしょう。
多分廃車まで大丈夫そうですが・・・
ここは年明けちゃんと直しましょうね。
深残帰宅後に師走の寒空の中、漏れ出て来るガソリンと格闘しながら、23時過ぎまでクルマの下に潜っているって言う・・・
当然KSRは見てる暇ありません。
翌日も仕方が無いのでGC8で出勤。
5時に起きて弁当の準備をし、いつもよりかなり早めに出て余裕の出勤でしたが・・・
会社まで5分という所で、前に居た産廃のトラックが坂道でゆっくり下がって来る。
渋滞で後ろは詰まってるしどうにもできない。
死ぬほどクラクションを鳴らしましたが全然気づいてないのか間に合わず、ゴリゴリ!
バンパー逝かれました。
いや~ごめんごめんって感じで笑顔で降りてきたオッサン。
おいおいテメー笑い事じゃねーんだよ。
コッチは昨日のゴタゴタのせいで遅刻はするわ疲れ切ってるわで、これ以上の面倒は勘弁して欲しいのによ・・・。
只でさえ朝の大渋滞の最中、下らねえ貰い事故か何かで警察呼んで事故処理した挙句再び遅刻とかありえないんですよ。
オマケに、後ろにいるヲレが突っ込んだ事故みたいに見られるし最悪の極み。
「おいオッサン!やってくれるじゃねーか!」
「いや~スイマセン・・サイドが甘かったみたいで。」
「どーすんだよこんな所で・・・その先広くなってるから取り敢えず寄せてよ。」
大渋滞の129号線の道の真ん中で事故処理なんかしてたら、空缶か何か投げつけられるだろ・・・。
端に寄せて降りてきた後も、オッサンはどうしていいか判らないようで、ヲレからのアクションを待つばかり。
「う~ん、どうしよっかな・・・。」
少し考えたが、こんなバンパーの擦り傷くらいででしっかり警察呼んで事故処理して保険屋に電話して、板金屋にクルマ預けて見積りとってあちこち何回も電話して・・・こんな師走に考えられないぜ。
「もう面倒くさいし遅刻したくないからさ、今現金渡せるんだったら、それでお仕舞でもいいぜ。」
「い、幾らですか?」
「3万。3万出せるんだったら現場示談でいいよ、今持ってないの?」
「今手持ちがないんです。」
「じゃあ、面倒でもしっかりやるしかねえかなぁ・・・ちゃんと見積り取っちゃうからそっちも保険使う事になると思うよ。」
「あ、でもこのあと取引先の事務所に行くんで、そこで借りて来られます!一緒に来てもらえれば直ぐ渡せます。」
「そんなことしてたら遅刻しちゃうからよ、ヲレの会社もこの先だからさ、後で届けてくれるんだったら構わないよ。」
「じゃあ後でお持ちします!」
「逃げたら大変な事になっちゃうからよ、ちゃんとしてね。」
相手のトラックのナンバーとオジサンの免許証だけスマホで撮影し、携帯の番号を交換。
事故からおよそ5分でその場を解散した。
警察呼んでしっかりやれば保険屋からだいぶ絞り取れたとは思うが、そこに至るまでの煩雑さが金には代えられない程嫌だった。
次の日曜日にでも半日くらい費やせば、バンパーくらい塗りなおせる。
貴重な休みを半日も持って行かれるんだ、材料費も含めて、3万じゃ安すぎる位かなと思ったが、7万だ10万だと言えば向こうもポンと出せない可能性がある。
やっぱり警察と保険屋挟んでちゃんとやりたいですと言われても面倒。
故の3万円。
別にコッチもこんな下らない所で儲ける気ないんでね。
これでいいだろう。
30分後位にオジサンはちゃんと3万円持ってきましたよw
「本当に有難うございました。」と深々と頭を下げて帰っていきました。
日曜日は幸い暖かかったので、朝からバンパー修理。
発電機とコンプレッサーを持ち出して、一気にカタを付けます。
夕方には長男の運動靴を買いに行かないといけないので、昼過ぎには全部終わらせたい。
サンダーで傷を均して、ついでに沢山あった飛び石の痕や汚かったコアサポートも一緒にきれいにしてしまおう。
色はだいぶ前に調色したものがまだ残ってるので問題無し。
何が面倒ってマスキングが面倒なんだよね。
研ぐのも塗るのも10分15分ですが、マスキングが1時間位掛かります。
養生がいい加減だと中にペンキが吹き込んでしまって酷い事になる。
あとは近所の空き地をちょっと拝借して塗装。
田舎だからね・・裏の山陰に冬場は閉園している植物園の第三駐車場みたいなのがあって、囲いも仕切りも何もない只の空き地になっているんですよね。
厳密には市の持ち物なのかなぁ。
たまに一画を活用させてもらっている。
フロントフェンダーも飛び石による欠けや、爪折りしたアーチ部の塗装割れなどがあったので一緒にぼかしで塗りました。
終わってしまえばね、手元に残るのは3万円だけ。
そう考えれば結果プラスだなw
お小遣いなどを基本的に貰っていない自分としては、手元の現金が非常に重要だったりする。
因みにKSRは、ジェネレーターを外して点検しようとしましたら、引っ張っただけで点火系のカプラーが外れてきてしまった。。
爪があるんだから抜けない筈なんですが・・・まさか、ちゃんと嵌めてなかった?
原因はこれだけ。
しっかりカプラーを押し込んだらエンジンは問題なく掛かりましたとさ。(アホか・・・)
暮れの忙しい最中、乗り物系のアンラック連発。
ぎりぎり捌き切れる位のマイナートラブル連投で無駄に疲れましたが・・・
何とか無事年越しを迎えられそうですw
あとはGCの冬支度と帰省前点検だけだな