武蔵野の森と水生植物園

神代には森がある。

武蔵野の森そのものの風情を残す。

そして森を抜け深大寺を越えると、

里山の景色ー水生植物園ーに至る。




今回はそんな深い森の一部と、何気ない水辺の秋を届けたい。

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特別な画は何ひとつなく、ただ当たり前の秋景色が並ぶのみだ。

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武蔵野の森は、ケヤキ・クスノキ・カツラ・コナラなどから成り立つ。

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深い緑陰は、気持ちを鎮め、体内を浄化するようだ。

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高い枝葉から、僅かな木漏れ陽が届き、それが一層緑を濃くする。




そして森を抜け、里山の風景に出逢う。

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深まりつつある秋の陽を受け、水田や小さな湿地が光っていた。

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ススキやアシの穂も開き始め、輝きながら秋風に身を揺らせている。

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小川の岸には、控え目な花が静かに咲く。

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こんな普通の、ありふれた風景に心和む日。

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ふと見れば、ツリフネソウが群れを成して咲いていた。

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ホントに形状が舟のようだね。※ちょっとトラフグのようにも見えるけど（笑）

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小さいため気付きにくいが、ミゾソバも沢山自生していた。

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最後はトンボに見送られ、長閑な秋の休日が暮れていった。

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※EOS 5D MarkⅢ　EF100-400㎜ F4.5-5.6L IS Ⅱ USM【Top/2/5-19】
　EOS 6D　EF11-24㎜ F4L USM【1/3-4】


（了）