
結構長い間気に入って使っていた
シグマの150㎜マクロの調子が悪く、
AF/絞りともほぼ利かなくなった。
MFで騙しながら撮れば半分イケる。
という前提で、今回は5/14にまだ完全稼働していたこのレンズで撮った
神代植物公園のバラ没画像をメモリアル的にアップしようと思う。
【1】
自分の場合は花撮りが多く、マクロは必須で、多いときには
マウントを跨って5本を同時所有したこともあったのだが、
今はEFマウントのみ、このシグマとタムキューだけになっていた。
【2】
このシグマのレンズ、価格.comの評価はいま2つだけど何かイイ。
同社のArt等の新ライン分類前のプロダクトなんだけどねー。
【3】
確か純正の100㎜ISマクロを下取りに出して入手した。
だから、イタイ_| ̄|○
修理といってもとうに保証期間は過ぎてるしなぁ〜。
【4】
おそらく電子接点の不具合でAFが利かなくなったのだろう。
【5】
だから焦点合わせだけであればMFで凌げるんだけど問題は絞りだ。
不具合は画像の上部だけに現われることもあって、とにかく不安定。
【6】
全体にアンダー/オーバーという傾向がハッキリしているなら、
対処のしようもあるのだが…う〜ん。
【7】
自分にしては珍しく結構長く愛用してきたレンズなのになー。
同じレンズを買い直すべきか、この際よりワーキングディスタンスを
確保できる180㎜に買い換えるか、悩みどころだ。
【8】
EFマウントでのマクロはタムキューだけにして、
プラスαは他マウントに移行する道も検討したのだが、
残念ながら、帯に短し襷に長しなんだよねー、これが。
【9】
まずフジのXマウントはと言えば、1:1マクロは、
Zeissの50㎜(換算75㎜)があるのみ。
このレンズ、慣れ親しんだマクロプラナーではあるんだけど、
ゴムリングが気になるのと、ボケ味があまり好みじゃない。
AFも優秀とは言えないし、焦点距離が短か過ぎるんだよね。
【10】
純正60㎜(換算90㎜)は、過去に所有したことがあった。
小さく軽く写りも申し分ないんだけど、ハーフマクロであることと、
決定的にAFスピードが鈍足過ぎたんだよねー。
金属フードも重いし、いまいちチリも合ってなくて…。
【11】
なぜフジはああいった細かいところに気を配らないのか不思議だよ。
結局2ヶ月ほどで手放してしまった経緯があった。
【12】
フジのレンズロードマップによれば80㎜(換算120㎜)1:1が
今年中にリリースされるらしいけど、一体いつになるのか。
【13】
ちなみに中判Gマウントにも等倍マクロはない。
【14】
GF120㎜F4(換算95㎜)があるけど1:2のハーフ。
しかもなかなかのヘビー級ボディ。プライシングもね。
【15】
当たり前だけどLeica Mマウントにも等倍マクロはない。
【16】
マクロエルマーなんて90㎜で最短70㎝。どこがマクロ❓だし。
そもそもこのレンズも先日手放してしまっていた。
【17】
フルサイズでは通常マクロは100㎜前後が用意される。
まさにタムキュー(90㎜)もこのうちの1製品だ。
【18】
より長い焦点距離となると、150㎜か180㎜。
しかしこの距離になると、選択肢がガクンと減るんだよね。
【19】
とりわけ180㎜になると、F値や重量も考えざるを得なくなるし。
【20】
Canon純正やタムロンは開放3.5、その分やや軽い。
しかし両製品ともレンズ設計は古くなる。
【21】
シグマはF2.8。設計年も多少新しくなって、
これまでのレンズと使い勝手も変わらないのかなと思うけど、
何せサイズがデカく、重量級だからなぁ〜。
【22】
Canon純正の望遠ズーム100-400㎜Ⅱ型より1割重い。
繊細なピンを狙うに、1,640gはなかなかの猛者ぶりだ(汗)
【23】
三脚を使えばどうということもないのでは?なのだが、
自分が大の三脚嫌い、というより機動性を好むため、
結構大きな障害になる可能性もあるんだよね〜。
【24】
それと開放時の周辺減光が多めに出ることも気にはなる。
【25】
さてどうしよう、、、困ったな。
【26】
実は答えはほぼ固まっているんだけど、
しばらくタムキュー1本で運用してみようかな。
【27】
何はともあれ、文句も言わず修行のお供をしてくれた
150㎜マクロに感謝しなきゃイケない、だろなー。
【28】
さて、明日は明日の風が吹く、でしょ(^ ^)♪
※Canon EOS 5DsR SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM
(了)