2023年6月6日(火)。
神代の花が思ったより静かだったので、
やや物足りなく感じ隣接する深大寺参詣。
えーと参拝ではなくあくまで参詣、ね💦
もっと正直に言えば、、、
水生植物園に行ったついでの参詣でした。
深大寺は、あまりに久しぶり過ぎて、いつ以来の訪問か皆目思い出せない。
ほぼ毎週のように隣りの神代には来ているにも関わらず…。
・・・ということで、まず深大寺および周辺のおさらい。
深大寺は都下調布市にあり、正式には天台宗別格本山 浮岳山昌楽院という。
江戸文化年間の紀行文『遊暦雑記』に以下のような記述がある。
「この村は幾処となく溪あり坂あり、高低定めがたくて莫大に広し…
実も、深大寺の辺は大樹繁茂し、野猿の清澄、澗水の音のみ聞えて、
更に一切の俗事を離れ、寂々寥々として心月を観ずるべき勝地ならんかし」
つまり江戸期から、起伏に富む武蔵野の樹々が茂る湧水の地として知られ、
今で言うなら一種の近郊リゾート地のような位置付けだったようだ。
しかし多摩エリアにはお馴染みの野猿というワーディングがツボる🐒
エヘン!近時も豊富な湧き水を使った蕎麦、自然を活かした植物園など、
当時の資源が存分に活用され、都民のプチ観光地として賑わっている。
もちろん、猿🐵はいないけどねーー。
参道
(右:小綺麗な蕎麦屋だけではなく、こうした路地裏光景もここの魅力かなぁ)
不動堂
本堂
(幕末に焼失し大正8年に再建)
(上:本堂⇔元三大師堂間の回廊 下:本堂と新緑)
(左:回廊と額紫陽花 下:境内の山紫陽花)
境内 社務所傍の泰山木
(モクレン科モクレン属に属する常緑高木。巨大な花を付ける)
元三大師堂
(江戸後期に焼失。幕末に本堂に優先し再建された)
五大尊池
(上:池に映る回廊 下:池に浮かぶ燈籠)
常香炉
(常香炉屋の飾り)
<左>手水舎
(右:釈迦堂前の池の鯉)
<下>国宝の白鳳仏を納める釈迦堂
(国宝保護のため高床コンクリート造り)
ちなみに開山堂は工事中。山門はやけに綺麗になっていた。
単なる大掃除なのか、リニューアル(葺き替え)されたのか判別できなかった。
この日の機材は寺社を撮るようなセットじゃなかったのに流れで無理やり…。
まぁそういう時もありますね。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
FUJIFILM X-T4 FUJINON XF50-140㎜ F2.8 R LM OIS WR
(了)
Posted at 2023/06/13 06:50:16 |
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