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2014年6月29日（日）。

前日からの雨が昼前にあがり、

ほんの数時間、青空がのぞいた。





まぶしい陽射しに誘われて、多摩湖畔の都立狭山公園へ出かけた。

雨上がりの蒸し暑さは、降り込められた緩い身体には、却って清々しい。

公園内の池も既に夏の様相。

【０】





池端に隠れるように咲いたタチアオイ2色。

【１】




【２】





倒木にはキノコが生きる。

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子供の頃、近所に咲いていたのを思い出したアベリア。

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ゆり。もうすぐ役目を終える。

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こちらも盛りを過ぎつつあるブットレア。

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こちらは、漸く咲きそうなアガパンサス。

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鮮やか、イトバハルシャギク。

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これからヒゲが伸びるのか？アゲラタム。

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色とりどり、ジニア。

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ここにもひっそり紫陽花が。

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コリウス。

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モントプレチア。

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真っ赤なアスチルベ。

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小さなヒューケラ。

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ふたたびカラーの異なるゆりの花。

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【２４】↓「ウニ」をトッピングしているわけではありません（笑）





多摩湖の堤防に登ると、湖面に佇む取水塔が目に入る。

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そして遠く秩父の山々と西武ドーム。

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東村山方面は、まだ明るいながら、怪しげな雲が隊列を成していた。

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一方、西武ゆうえんち方向は、真っ黒な雲が急速に湧き上がっていた。

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これは、早々に引き上げないと、豪雨に見舞われそうだ。

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６３を飛ばして、黒雲から逃げるようにどうにか家に帰り着き、バルコニーから西側を望んでみれば。

【３１】





その頃、東に広がる街には、週末の終わりを告げる明かりが、次々と灯り始めていた。

【３２】





梅雨の一日。僅かな晴れ間。夏の始まる匂いがした。


長々とお付き合いいただきありがとうございました。


※EOS 5D MarkⅢ　Carl Zeiss Makro-Planar T*2/50㎜ ZE【Top/0/8-14/19-24/27-28】
　EOS 6D　Carl Zeiss Apo-Sonnar T*2/135㎜ ZE【1-7/15-18/25-26/29-30】
　EOS 6D　SP 150-600㎜ F/5-6.3 Di VC USD【31-32】


（了）

2014年6月21日（土）。

所沢「アッハの森」ゆり園に行った。

今回は、過去ブログの追加版。




【１】





旧ユネスコ村跡地がゆり園となっている。

【２】





6月中旬〜下旬のこの時期は「すかし」ユリが満開。

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香りの強さはヤマユリなどには及ばないが、

45万株の花が集まれば丘全体がユリの香りに包まれる。

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丁度梅雨の合間となったこの日は、

多くの来園者がここを訪れていた。

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起伏のある土地を開拓して花を植えているが、

森を残した状態でもあって森林浴も愉しめる。

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足腰に自信のない方用にショートカットコースも用意され、

皆思い思いに花を愛でることができそうだ。

【１１】





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蜂やヤブ蚊に悩まされるかと危うんだが、

無対策でもこの日は問題なしだった。

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相変わらず総て手持ちで撮影したため、

薄暗い森の中でひっそり咲く花の切り取りには少々難儀した。

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ユリは初夏を代表する花だけに、花開く姿を目にすると、

いよいよ夏が迫ったのだと気付かされる。

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芳醇な香りと、繊細な姿、気品を同時に感じさせる花は、多くはない。

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【２０】





生き生きとした花を撮影したことで、

幾ばくかの活力を与えてもらえた気がする。

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この季節にのみ、品ある立ち姿を見せてくれるユリ。

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また来年、この香りに誘われることになるのだろう。

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駄ブログにお付き合いいただきありがとうございました。

【２９】




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※EOS 5D MarkⅢ　Carl Zeiss Makro-Planar T*2/50㎜【Top/21-30】
　EOS 6D　EF70-200㎜ F2.8L IS Ⅱ USM【1-20】



（了）

2014年6月14日（土）。

としまえんの「あじさい祭り」。

以前のブログに続いて掲載。





【１】





紫陽花は見ていて飽きない。


【２】




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種類の多いことも勿論だが、ひとつの花でも個々のガクに個性があるから。

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ひとつのガクでもグラデーションがあるものも。

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そして何より、いずれも色が淡く儚げなところがイイ。

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主張し過ぎず、それでいて艶やかさを失わない器用さ。

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雨に濡れずとも、絶えず瑞々しさを保ち、静かな佇まいを寡黙に続ける。

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雨に打たれては、花弁の色を流すかのように、一層の輝きを放ち始める。

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日本の原風景に溶け込むような繊細な気品。

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ゆっくり流れる時に雨を纏い、ほんのり彩りを添える静かな花、

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それこそが紫陽花ーーー。

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気付けば、花弁の向こうに、夏がすぐそこまで近付いていた。

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今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

【４０】




※EOS 5D MarkⅢ　Carl Zeiss Makro-Planar T*2/50㎜【Top/1-13】
　EOS 6D　EF70-200㎜ F2.8L IS Ⅱ USM【14-40】
　



（了）

2014年6月7日（土）。

東大和にある薬用植物園を訪れた。

その際の写真は既にブログアップ済みだが、

いくつかの画像を備忘録として追加した。



当日は酷い雨で電車が停まる地域もあったようだ。

したがって、メインは温室内の薬用植物。

プラス屋外のいくつかの花という構成で少量を。


【１】




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ここからは屋外の花々。

強い雨に身を竦め、じっと陽射しを待つ花たち。


【８】ヨウシュイブキジャコウソウ




【９】サボンソウ




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【１１】キバナノコギリソウ




【１２】




【１３】タイマツバナ




【１４】ニチニチソウ




【１５】




【１６】キンシバイ




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【１８】エキナセア・パリダ




【１９】





植物は賢く逞しい。

季節を読む。

忍耐強く、健気でもある。

寡黙だが同時に、見る者によっては雄弁にもなる。

そうありたい！と学ぶことが多過ぎる。。。

【２０】





いずれまた、ここには一脚持参で訪れるとしよう。


ご覧いただきありがとうございました。


※EOS 5D MarkⅢ　Carl Zeiss Makro-Planar T*2/100㎜



（了）

先日のブログで、たまたま乗車した
深夜帰宅時のタクシーが
パンクしてしまったことを書いたが、
17日（正確には18日）深夜の帰宅時に、
また同じタクシーにあたった。



※画像と文章は全く関係ありません。

【１】





乗車して行先を告げると、運転手さんがひと呼吸おいて、
「先日、パンクしたタクシーに乗られました？」ときたので
「この間の運転手さん？」と聞くと
「そうです。ご迷惑をおかけしました」と。
なかなかの奇遇。


【２】





で、あのあとどうしたのか尋ねると、
一方通行の細い路地にバックで入りスペアタイヤに履き替えたらしい。
何でもカッターの刃の様なものが刺さり、ウォールまでいかれてたため、
6.5分山のタイヤを買い替えたのだとか。

【３】





パンクタクシーに乗ったことも珍しいが、
4日後に同じタクシーに乗ることは更に珍しいかも。
それ以上特に会話が続くことはなく、
けれどパンク地点に差し掛かったときには
お互い微妙な緊張感が流れる、おかしな移動密室。

【４】





結構なスピードで走ってくれたお蔭で、思いのほか早く帰宅出来た。
支払時には、先日まともに戴いてしまったので、
と約15%引きにしてくれた。

【５】





と、・・・そんな日から3日目の金曜日、
20日の晩（21日未明）の深夜にまたもや同じタクシーに。
さすがにお互い苦笑気味。
よくお会いしますね・・・以上。

【６】





感情のブレのない予期せぬ再会。
いつどこで何があるかは分からない。

【７】





未来は見通せないからこそ、不安になるのか、はたまた面白いのか…。


※EOS 6D　EF70-200㎜ F2.8L IS Ⅱ USM【1-5】
　EOS 5D MarkⅢ　Carl Zeiss Makro-Planar T*2/50㎜【Top/6-7】



（了）