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2015年09月29日 イイね!

武蔵境 杵築大社

武蔵境 杵築大社

中央線武蔵境駅の南にある

杵築(きずき)大社に参拝した。


数え切れぬほど前を通っているのに

境内に入るのは初めてだ。





杵築大社は、徳川家光の従兄弟にあたる初代の松江藩主松平直政が

1650年前後に、出雲杵築大社(現在の出雲大社)と稲荷社を

勧請したことに端を発す。

【1】

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当初は御用屋敷内の社だったが、地域が幕府直轄地となって以降は、

当地境本村の氏神とされた。

【2】

Untitled



その後、明治の初期に鎮守として村社に列格し、昭和20年台には

出雲の美保神社から事代主大神を勧請したことで、

「えびす」「だいこく」の2福の神を祀ることとなった。

【3】

Untitled



ゆえに、現在では武蔵野吉祥七福神巡りの1社にも数えられる。

【4】

Untitled




また敷地内には、都下では2番目の大きさだという富士塚や

市の天然記念物指定を受ける千本イチョウがある。

【5】

Untitled



特に富士塚は、武蔵野一帯に広く分布する富士講の代表で、

近隣の丸嘉講の協力によって造られたものと言われている。

【6】

Untitled



多摩地区には富士の姿を望める場所が多いため、

古くから富士山信仰が広まり、先達や講員の安全祈願のため、

富士塚参りが盛んだったのだろう。

【7】

Untitled




現在、静かな境内には、絵馬はもちろん膨大なおみくじが結ばれ、

縁結びの大社として、地域住民に親しまれていることが伺えた。

【8】

Untitled



由来からも出雲大社との関係が深く、福の神を祀る杵築大社は、

これからも地域の拠り所となって、多くの縁を結んでゆくことだろう。

【9】

Untitled





<番外編>


武蔵境駅周辺は武蔵野市である。

同市あるいは周辺住民からすると少し奇異な感じがするものだ。

武蔵野市の代表格が吉祥寺だとすると、中央線で武蔵境との間に

三鷹市の三鷹駅が挟まれるため、この違和感が生じるのだろう。

この辺りは、中央線の高架工事によって開かずの踏切が消滅し、

南北の車の流れがスムーズになったように思う。

そういう意味で車は良いのだが、歩行者には少し戸惑いもある。

武蔵野の面影が強く残ることで、よく見る光景に、

歩道が歩道の体をなさない、このような状態に遭遇する。


【10】

Untitled



植物を大切にすると見れば悪くはないのだが、若干やり過ぎ感もある。


もう1つは千川上水。

武蔵野は玉川上水や千川上水など水の流れに彩られるが、

干上がってしまった上水を見るのはいただけない。

【11】

Untitled



川は自然のものとして受け入れるのに、なぜか上水の枯渇は嫌なのだ。

どうも人間は我儘でいけない。。。




今回も他愛もないブログにお付き合いいただきありがとうございました。

【12】

Untitled



※EOS 6D Carl Zeiss Makro-Planar T*2/50㎜ ZE


(了)
Posted at 2015/09/29 20:18:32 | トラックバック(0) | 街ネタ | 旅行/地域
2015年09月27日 イイね!

廃線の痕跡を求めて 〜プロローグ〜

廃線の痕跡を求めて 〜プロローグ〜
以前、三鷹の跨線橋を取り上げた。


これまで鉄道には縁遠かったのだが、

少し興味を持つきっかけにもなった。




そこで計3回の予定で三鷹&鉄道に関連する話を記したいと思う。

初回の今回はそのプロローグとも言うべき前振りをしたい。

【1】

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『東京発武蔵野競技場行』かつてこんな列車があった。

【2】

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武蔵野競技場とは?一体どこのことだ?というのが大半の方の反応だろう。

今回は風化してしまいそうなこの話に焦点を当ててみたいと思う。

【3】

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表題とした列車が運行されていたのは、国鉄(現JR)武蔵野競技場線である。

1951年中央本線の支線として、三鷹〜武蔵野競技場間が開通した。

【4】

Untitled




武蔵野競技場とは、別名「武蔵野グリーンパーク」野球場とも言い、

当時進駐軍に接収され使用不能となっていた神宮球場の代替として、

旧中島飛行機武蔵製作所跡地に建設された競技場である。

つまり、支線は競技場に向かう観客を運ぶために敷設されたわけだ。

【5】

Untitled




競技場では支線開通初年度にこそ、国鉄スワローズの公式戦も行われたが、

実働はこの年僅か1シーズンのみ、5年後の1956年には解体となっている。

たったの5年という超短命に終わった競技場に引きずられるように、

武蔵野競技場線も数年の休止の後、1959年に廃線となったのである。

【6】

Untitled




廃線となった線路跡はその後どのようになっているのか???

廃線跡を見つけ出し、国鉄の支線の痕跡を見てみようと思った。

【7】

Untitled



従って痕跡探しは、三鷹駅の北側から始まる。

先日跨線橋をブログに記したが、丁度あの辺りが出発地点になる。

【8】

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ここを「堀合」というが、この近辺で見かけた三鷹車両庫の光景、

あるいは道端に咲いた花をプロローグ・ブログの画像に選んでみた。

【9】

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決して地価が親しみ易いエリアではないので、廃線跡が放置されているはずもなく、

痕跡は開発によって跡形もなく消滅しているだろうと思いながら歩いてみたが、

辛うじてそれと分かる徴(しるし)もないこともなかった。

【10】

Untitled



ただやはり「ここにこうした痕跡があるかも知れない」という先入観がない限り、

自然体で線路跡に気付くことは不可能だと感じた。

【11】

Untitled



それほどまでに時間は経過し、風化が進んでいたのである。

【12】

Untitled



50年余りの歳月は、大きな時代のうねりとなって、

まだ長閑さが残っていた武蔵野を劇的に変えていったのである。

【13】

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ちょっとした歴史散歩風の導入になってしまったが、現実はかなりシビアだ。

【14】

Untitled



ただ地元での発見や再認識が気軽に出来ればなかなか面白いものだとも感じた。

【15】

Untitled



普段何気なく眺めていたり、意識せずに歩いていたりする場所に、

かつてこんな歴史があったのだと気付くことは、その土地に暮らし、

愛着を持ち、人との関係を築く上で、相応に有意義なことだと思った。

【16】

Untitled



これからも機会を作って武蔵野を放浪してみる価値がありそうだ。

【17】跨線橋は人専用であるため、堀合には南北の行き来のために自転車用の地下通路がある

Untitled




次回以降、前後編に分けて、支線の痕跡辿りを綴ってみたいと思う。

因みに廃線をこよなく愛す方々が、ビビッドに反応されるような

鄙びた古レールや枕木の類いは皆無なので、予めご了承いただきたい。


とにかく、妙な導入に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。



※EOS 5D MarkⅢ EF100-400㎜ F4.5-5.6L IS Ⅱ USM【Top/2-3/5-6/8-9/14/17】
 EOS 6D Carl Zeiss Makro-Planar T*2/50㎜ ZE【1/4/7/10-13/15-16】



(了)
Posted at 2015/09/27 18:56:06 | トラックバック(0) | 街ネタ | 旅行/地域
2015年09月25日 イイね!

初秋の花 Part1

初秋の花 Part1
SW初日、公園に咲いた花を撮った。

夏の名残りも多いが秋を感じさせる

花もちらほら見かけるようになった。





季節が確実に動くこの時期、花の移ろいは周期の長い時計を見るようだ。

【1】

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とりわけ開花期間の短い花が、全速力で季節を駆け抜ける様は、

膨大な時間の中で一瞬の時を逃さない自然の不思議さを感じさせる。

【2】

Untitled




これから紅葉が始まるまでの間、濃淡の緑と野辺の花の共演が見られる。

【3】

Untitled



そこにはフラワーショップに飾られる華麗な花たちにない、

泥くさくも純粋で強い生命力が宿るように感じられる。

【4】

Untitled




一部では、この春や夏にビビッドな表情を見せてくれていた花たちが、

次世代への橋渡し準備に入った姿も見せ始めている。

【5】

Untitled



誰に教えられるわけでもないのに、「その時」を待って世代を繋いでゆく。

【6】

Untitled



目に鮮やかだった色が徐々にくすみ、瑞々しかった花弁の先が柔らかに萎れ、

【7】

Untitled



やがてそれらは、枯れ色に変わって小さく固く渇いてゆっくりと土に還ってゆく。

【8】

Untitled




今まさにその前段階を一所懸命に生きているのだ。

【9】

Untitled



ノンブランド品だけれど目一杯着飾って、控えめだけど芳しい香りを纏い、

受粉を助ける媒介者を誘う。

【10】

Untitled



太陽と雨と風を体内に十分に取り込み、大きく艶やかな実を結ぼうとしている。

【11】

Untitled




そんな初秋の花たちの一瞬の表情を、いつも通り切り取ってゆく。

【12】

Untitled



繰り返される生命の連鎖に、永遠の生を重ね合わせながら・・・。

【13】

Untitled




※EOS 5D MarkⅢ EF100-400㎜ F4.5-5.6L IS Ⅱ USM


(了)
Posted at 2015/09/25 19:34:35 | トラックバック(0) | 写真・カメラ・レンズ | 趣味
2015年09月23日 イイね!

コミュニティはどうあるべきか 〜JOHNSON TOWN No.2〜

コミュニティはどうあるべきか 〜JOHNSON TOWN No.2〜
前ブログに記載のとおり、

ジョンソンタウンの続編を掲載する。

この特殊なエリアが目指すもの、いわば

ライフスタイル・コンセプトを見てみたい。




昨今、古き佳き時代と比べ、人同士の関わりが激減し冷淡になったと言われる。

特に都市部においてはその傾向が顕著だと。

【1】

Untitled



確かにそうかも知れない。

それだけプライバシーが守られる環境が整い、

個を尊重するマインドが醸成されたとも言えるわけだが。

【2】

Untitled



人は独りでは生きていけないと言う。

【3】

Untitled



人間の様々な欲求のうち、他人からの認知を根源とするものは少なくない。

【4】

Untitled



それに物理的なもの、例えば相互扶助的なものが加わるわけだから。

【5】

Untitled



普通に考えて、高齢化が進めば尚更だ。

【6】

Untitled



にも関わらず、濃密な人間関係が失われている現状は何なのだろう。

【7】

Untitled



核家族化によってファミリーという概念が薄らぎ、

単身のライフスタイルがカタログ化されたこと、

またそうした風潮を社会全体が容認あるいはある面で推奨した結果なのか。

【8】

Untitled




少し話が逸れてしまうが、最近「限界集落」という言葉をよく耳にする。

【9】

Untitled



いわゆる過疎化が進み、集落としての体をなさなくなるケースを指す。

【10】

Untitled



自治体が何とか下支えしようとしても、集落自体に自立の力が失われており、

村などコミュニティの活性は疎か、現状の維持すらままならない状態。

【11】

Untitled



こうした話は、何においても都市部への偏重が顕著な日本では珍しくはない。

【12】

Untitled



一方、限界集落の危機から見事に脱出もしくはその過程にある集落を

メディアが取り上げる機会を目にするようにもなった。

【13】

Untitled



果たして限界を脱した事例での成功のカギは何だろうか?

個々に差はあろうが、最大公約数は次の4点ではないだろうか。

①若年層の流入

②収入源の確保

③地域への愛情、誇り、自信

④率先垂範型リーダーの存在

理屈が理解できたところで、これらの項目が実現できるわけではなく、

並々ならぬ努力の蓄積があって初めて徐々に結果に繋がっていくのだろう。

【14】

Untitled



そう考えると、まさに危機からの脱出は尋常ならざる出来事なのだ。

【15】

Untitled




話を戻すと、ジョンソンタウンは廃墟と化したエリアを再生した好事例だ。

【16】

Untitled



ローカルな大規模事例とは単純比較は出来ないだろうが、

活性化に相応のたゆまぬ努力があったことは疑う余地がない。

【17】

Untitled


つまり、

① 古民家を活かしながらリニューアルし、平成ハウスも併設することで、

「おしゃれ」な街を形作り、維持継続し、若者たちにアピールする

② ショップを誘致し、街としての情報発信源・収入源を確保しながら、

更に話題性のあるショップの追加誘致に繋げるスパイラルを構築する

③ 特殊性のある洒落た街並みに住まい、ひいては暮らしを創り、

観光客を呼び込み、住人の満足度を上げ、更なる利点の先鋭化を図る

④ 実際は知る由もないが、コンセプトを掲げ、一貫性を持って、

エリア開発を行ったデベロッパーが存在した(のだと思う)

等が、ジョンソンタウンのジョンソンタウンたるところではないかと感じた。

【18】

Untitled




公式HPからそのコンセプトを探ると次の点が掲げられていた。

【19】

Untitled



・歴史を継承しながらの安全で快適な暮らし

・ピースフルでリラックスした時間

・趣味を楽しむ自由で自分らしい過ごし方

・ボーダーレスでありながら確保されるプライバシー


お題目としてコンセプトを掲げることは多くの企業・個人が行っているが、

それを実現できている主体者は極めて少ない。

【20】

Untitled



そして不思議なことに、人はこの手の話に潜む虚構に敏感に反応する。

綺麗なフレーズに隠された嘘を、五感で見抜く人は存外多いものだ。

【21】

Untitled



裏を返せば、賞を取るほどに活性化が図られたジョンソンタウンは、

「コンセプトと現実の乖離が少ない」ということだと分かる。

【22】

Untitled




1996年からリニューアルを続け、2015年に受賞するまで、

実に20年近い月日をかけて、コンセプトの拡充と実現にあたったのだ。

【23】

Untitled



もちろん過去には様々な理由で街を離れる住民も存在したのだろうが、

街全体の再開発を阻害する要因にまでは至らなかったわけだ。

【24】

Untitled




という目線でもう一度街を眺めてみると、各ショップも一般住民の方も

アメリカ郊外の暮らしを楽しみ、全身でそれを満喫している姿が眩しく、

単なる来訪者の1人である自分ですら、風景の一部になれる気がした。

【25】

Untitled




2回に亘り長々と書き連ねてしまったが、機会があれば、

ぜひご自身の眼でジョンソンタウンの魅力を見極めてみて欲しいと思う。

【26】

Untitled



最後までお付き合いいただきありがとうございました。


※Leica Q(Typ116)


(了)
Posted at 2015/09/23 20:45:26 | トラックバック(0) | 街ネタ | 旅行/地域
2015年09月22日 イイね!

普段着の曼珠沙華

普段着の曼珠沙華
今年は巾着田には行けそうにないので、

近所の公園に咲いた曼珠沙華を撮った。

日高の群生とは比べものにならないが、

早朝に出かけることも混むこともない。




誰もわざわざ訪ねることもない公園の片隅で、

【1】

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彼岸花の小さな群生を見つけた。

【2】

Untitled



巾着田のように辺り一面真っ赤に染まることはない。

【3】

Untitled



だから、あえて引きの画ではなく、

【4】

Untitled



一輪若しくは数輪の花に焦点をあてる。

【5】

Untitled



明るい緑と暗い林を背景に使い分け、

【6】

Untitled



この特殊な花の表情を確かめる。

【7】

Untitled




去年訪ねた日高の林は、あまりの花の多さに、

【8】

Untitled



まるでこの世のものとも思えぬ妖しさを感じた。

【9】

Untitled



またあの息苦しいまでの群落に身を置き、

【10】

Untitled



紅い炎を切り取ってみたいと思っていた。

【11】

Untitled



思っていたけれど、、、

【12】

Untitled



周りの皆さんが自分にはとても真似の出来ない、

【13】

Untitled



巾着田の素晴らしい画を上げてくださるので、

【14】

Untitled



今年はそれで大満足。

【15】

Untitled



まるで彼の地に行ったような、素直にそんな気持ちになれる。

【16】

Untitled




自分は手近な場所で曼珠沙華を切り取る。

【17】

Untitled



相変わらず明るい場所では光が飽和してしまう。

【18】

Untitled



それもこの花らしく、そしていつもの自分らしくてイイのかも。

【19】

Untitled



公園の片隅で秋の訪れを静かに告げる曼珠沙華。

【20】

Untitled



巾着田が稀代の絶景なら、

【21】

Untitled



この花たちには普段着の美しさがある。

【22】

Untitled



日常に寄り添う花の息吹を感じて、

【23】

Untitled



9月の休日が暮れてゆく。。。



※EOS 5D MarkⅢ EF100-400㎜ F4.5-5.6L IS Ⅱ USM


(了)
Posted at 2015/09/22 18:01:39 | トラックバック(0) | 写真・カメラ・レンズ | 趣味

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「↑×2 なぜか以前の投稿が再掲されてしまいました。新年早々失礼しましたm(__)m」
何シテル?   01/01 16:57
【現在休止中です】 ・原則として「何シテル?」、同日内の過剰な多投稿、誹謗中傷と思しきもの  などは閲覧いたしません。 ・フォローバックが条件のフォローに...
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