今回はとびきり散漫なブログ。
2/12と3/9の朝の富士山と、
西新宿の高層ビルと京プラの企画展。
西新宿と京プラは総て3/17の撮影。
ウィンタースポーツをしない身にとって、冬という季節は、
寒冷、X'mas、正月、餅、駅伝、西高東低というイメージだ。
…にしても、なんて貧弱な発想(滝汗)💧
自分自身の中では総じてネガな季節なのだが、
唯一気に入っている点がある。
それは即ち、安定した天候と空気の透明度である。
関東の冬は激しい乾燥の時季でもあるが、冬晴れの日が延々と続く。
まず雨や雪の心配は無用なのだ。
空気中の水分が減少するため、光の屈性が少なく、
外を見回せば遠くまで見通すことができる!ということだ。
個人のケースで言うならば、富士山の見える日が続くのだ(嬉)
そんな季節も、もうほぼ終わりに近づいた。
今回はそんな晩冬から早春の朝の富士山🗻を2日分。
まずはまだ「冬」が居座っていた2/12。
【1】
透き通るような青い空にくっきりと霊峰が浮かぶ。
【2】
ズームアップしてみると、また迫力が増してくる。
【3】
冬の間はこんな姿を毎日のように拝むことが出来ていた。
【4】
一方、春めいてきた3/9の富士山。
【5】
この日は何やら灰色の雲が富士を横切っていたのだが、
【6】
それにしても空の色、山の輪郭が薄ぼんやりと霞んでいる。
【7】
真冬の濃い空とシャープな稜線は影を潜める。。。
【8】
続いて後半は3/17の朝と宵の西新宿の風景をざっくりと。
【9】
(朝の摩天楼)
新宿の高層ビル街は、風の強さは相変わらずだが、
3月も中旬となるとその冷たさはめっきり減退してきている。
【10】
(朝の摩天楼)
斬るような鋭さで頰や手を掠めていた風が、
まるで刃先が丸くなったかのように当たりがソフトになった。
【11】
(宵の摩天楼)
昏れなずむ街の光景も、澄んでエッジの尖った見映えから、
どことなく境界が曖昧になってきたように感じる。
【12】
(宵の摩天楼)
そんな夕闇の迫るビル街に気分転換のプチ外出。
【13】
(宵の摩天楼)
退社後でも良かったのだが、離席はものの半時間以内だし、
何より人出の増える前に観たかったので17時過ぎに敢行。
【14】
何を観たかったかというと、先日
アルジャントさんから
情報をいただいた京王プラザホテルの企画展である。
【15】
最近は来客もなく、ここへランチに来るようなことも激減した。
【16】
よって久しぶりに立ち寄った気がする(今年初めてかもw)。
【17】
企画展は「本絹古布のつるし飾り」である。
【18】
例年開催されているようなのだが、初めて知った(汗)
【19】
6,500個ものつるし飾りが雛壇を取り巻く格好で展示されている。
【20】
絹の古布という独特の渋い光沢が煌びやかさを抑えて、
古来からの伝統や風雅の世界を創り出してあいた。
【21】
メインロビーに展示されているため、近代的なホテルの装飾や
外国人宿泊客の写り込みなどとの相性はどうにもし難いが、
本当にちょっとした気分転換にはなるものだ。
【22】
和紙や古布など温もりを感じる素材には滅法弱い(笑)
【23】
ということで、今回は雑多なコンテンツの抱き合わせ版となった。
【24】
季節感のない西新宿。しかしよく眼を凝らせば、
小さな季節の変化がそこかしこにあることを改めて知った。
【25】
※Fuji X-T2 Fujinon XF16㎜ F1.4 R WR【Top/9-25】
Fujinon XF100-400㎜ F4.5-5.6 R LM OIS WR【1-8】
(了)
Posted at 2017/03/30 20:43:35 |
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