2016年11月13日(日)。
重い腰を上げて昭和記念公園に
銀杏の黄葉と日本庭園の紅葉の
様子を確認しに行くことにした。
この時期の昭和記念公園の駐車場は相当の混雑が予想される。
早めに出かけて駐車場待ちの列に並ぶことも考えたのだが、
軽い運動も兼ねて西武拝島線の武蔵砂川から歩くことにした。
公園への途上、なかなか立派な寺院があったので立ち寄ってみる。
【1】
(山門から薬師堂を望む)
臨済宗建長寺派天龍山流泉寺という。
【2】
(伽藍)
ここは砂川の教育発祥の地で明治初期まで寺子屋があったとされる。
【3】
(五百羅漢)
寺を出ると数分ほどで昭和記念公園の砂川口に辿り着く。
【4】
(流泉寺近くで)
いつもなら園内は徒歩なのだが、今回初めて自転車を借り出した。
園内をぐるりと偵察してみたが、日本庭園以外の場所では、
紅葉・黄葉はまだ限定的であと1週間ほど?という感じだった。
一方、日本庭園はかなり紅葉が進み、見事な色彩だったので、
本ブログとは分離して「紅葉」のみ掲載する回を設けたい。
【5】
そこで今回は、日本初の盆栽展示場として造られた「盆栽苑」と、
最後に少しだけ銀杏(並木&カナール脇)のみ様子をUPすることとした。
【6】
これまで盆栽など観ることがなかった。
【7】
植物の写真を撮るようになって以降も、興味関心は殆どなかった。
【8】
たまたま先日観ていたTVで海外の若者たちが盆栽について
【9】
「So Cool!」と熱く語っている姿に「え”っ?」となったばかりだった。
【10】
日本庭園をぐるりと周る途中に盆栽苑があったので、
【11】
おそるおそる苑内に潜入してみた。
【12】
実際盆栽を目の当たりにすると、その存在感に圧倒される。
【13】
(自然の竹林に勝るとも劣らない存在感)
それが小さな鉢であっても、なぜか固有の世界観を感じる。
【14】
もちろん自分自身が歳をとって、嗜好が変わったこともあるだろうが、
【15】
きっとそれだけではない不思議な引力があるように思えた。
【16】
大きな鉢にはまるで大樹が植わるような強烈なインパクトがあり、
【17】
小さな鉢には濃厚な示唆が凝縮された小宇宙がある。
【18】
手間暇をかけて生育されたそれぞれの草木たちが、
【19】
(黄葉とのコラボレーション)
単独あるいは複数で今この時を表す姿はあたかも「禅」の世界。
【20】
物言わず目に見えて動きもしない彼らの放つ「気」は、
【21】
静かに観る者の胸中に何故か強烈な「動」を創り出すようだ。
【22】
「BONSAIおそるべし」を感じる初体験となった。
【23】
最後に昭和記念公園のこの時季のシンボルとも言える
銀杏の黄葉の様子を掲載したい。
銀杏並木はまだ青い部分の目立つ状態だった。
しかし青さが逆に清々しい雰囲気を演出している。
【24】
一方カナールの銀杏は少し黄色が強くなり始めていて、
もう程なく黄金色に輝く時を迎えることになりそうだ。
【25】
上述の通り、日本庭園の紅葉は次回以降報告したいと思う。
【26】
本日の駄ブログはこれにて。
【27】
(カナールの銀杏と紅葉)
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
※Canon EOS 5DsR Canon EF24-70㎜ F4L IS USM
(了)
Posted at 2016/11/28 20:07:02 |
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