
2022年4月3日(日)。
今回は春の京都旅の最終回。
最終日の朝一と最後の訪問地を
組み合わせる変則掲載とします。
まずこの日の最初の訪問地は久しぶりの大覚寺。
バスだと時間がかかると踏み、JR 嵯峨野線で嵯峨嵐山へ。
ここからバスを使おうとしたものの前日の経験から徒歩に切替え。
十分歩ける距離だし、待つ非効率さがなくなるのでお薦めです。
大覚寺には観桜に出かけたというわけではなく、ざっくり言うと、
メジャー所の訪問履歴上書き行動の一環って感じかな。
もう 30年以上前に訪れたきり再訪してなかったので。
30年ぶりの印象は、記憶通りの部分と全く記憶になかった部分と
濃淡が激しかったかな。大沢の池は驚くほど記憶とピッタリだった。
境内を出るとたまたま京都駅行きのバスが出発問際だったので乗車。
渡月橋を渡って物集女街道を行く大回りルートでホテルに戻った。
普段あまり利用しない道を行く路線で、なかなか新鮮だったな。
13:00のチェックアウト後は先に掲載のとおり府立植物園に向かったので、
そこはカットして、アフター植物園に飛ぼう。
植物園を出て地下鉄北大路から烏丸御池へ。京都文化博物館に向かった。
久しぶりに訪れたけど、なんかコレといった催しもなく、
昨秋泊ったACEホテルのある新風館なども冷やかしつつ食事処を探した。
目星をつけた中華料理店に向かったのだが、予約で満席 (泣)
仕方がなく錦小路近くのリニューアルしたお好み焼き店に入った。
京都を訪れる直前、TV番組で関西3都のお好み焼きの違いを偶然観ており、
密かにちょっとした関心を持ってたんだよね。
京都は基本形が混ぜではなく重ね焼きで九条ネギたっぷり。
よりお好み焼きの原型に忠実な・・・、って一体なんの話でしたっけ?
お腹の方も黄檗山萬福寺になって、烏丸通に出てタクシーを拾う。
向かったのは、世界遺産の東寺だった。
新幹線八条口に近く時間調整が容易なため最後の訪問地とした。
この時季は境内の桜とともに五重塔など伽藍がライトアップされている。
昨秋家内が単独で紅葉ライトアップに突入し、イイ感じだったと。
当然、結構混み合ってはいたけど、境内がそこそこ広いため、
強烈なストレスになる程のこともなく、夜桜&五重塔を愉しめた。
降雨予報だったはずが、良い方に外れてくれたことも大きかった。
もし雨だったら、そもそも撮影し難いし、傘渋滞にもなっていただろうから。
ここの主役は「不二桜」と呼ばれる枝垂れ桜と五重塔だろう。
大勢の人たちが桜を入れた記念撮影や五重塔の池への映り込みを
撮ろうと各所で奮闘されていた(自分は人混みを避けて撮らず終い)。
植物園で燃え尽き症候群を患いかけた自分は、そこまで熱意が保てず、
あまり構図や色温度を考えることもなく記録として写真を残した。
※後に「素材は揃っていたんだから、あとひと工夫加えるべきだった」と反省💦
新幹線の発車時刻の40分ほど前の19:40 に東寺を発って、
駅で定番のスタバのドリップ(トール) を購入、ホームに上がる。
5分ほど待ってのぞみが入線、予定時刻通りに出発/到着した。
自宅には23:00 過ぎに無事帰着(翌日は在宅勤務だから余裕!)。
昨秋に続きよく歩いた京都旅は、「桜まみれ」のみならず、
彼の地との距離感が縮まり、一層親しさの増す春紀行になった。
心地よい余韻を残してくれた古都の桜は、今はもう散ってしまったけれど、
またいつの日か必ず逢えると信じて…。
自分なりに結構ペースを上げて現像→掲載してきたつもりでしたが、
ジャスト1ヶ月遅れの報告となり、即時性どころか季節感すら無くしました😓
とにかくここまで辛抱強くお付き合いいただきありがとうございました。
これで本シリーズは、(ようやく)お・し・ま・い です。
FUJIFILM X-T4 FUJINON XF10-24㎜ F4 R OIS / XF50-140㎜ F2.8 R LM OIS WR
(了)