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2016年4月10日（日）。

朝早く武蔵野公園の桜を観に出かけた。

調布飛行場の隣にある武蔵野の森公園

ではなく、野川公園に隣接する場所。

前日は小金井公園で最後の桜を観たので、

連日の観桜となったが不思議に見飽きない。



※桜を見飽きていないのは自分だけで、ブログをご覧の皆さんは遥か前にお腹いっぱいかと思います。
　この期に及んで桜ネタがまだ幾つか待機しています。お付合い頂く際は胃薬を服用の上ご覧下さい。




この公園にはスポーツ施設やバーベキュースペースがあり、桜以外の花も多い。

【１】





休日は子供をアメリカンスクールに通わせる外国人ファミリーや

【２】





近隣の住民家族、学生さんのグループなどで大いに賑わう。

【３】





ちなみに直ぐお隣りは府中の運転免許試験場である。

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ここは駐車場が狭いこと、取付道路が細いことなどから、

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早めに行かないと車を停めることさえままならない。

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そんな事情から、平日と変わらぬ時刻に家を出て、

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「C63を悠々停めるゾ作戦」を敢行し、見事奏功した。

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(因みに朝と言える時間に早くも出庫したが既に渋滞し始めていた)

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で、肝心の桜の方だが、多くの里桜は最終盤を迎え、

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一部遅咲きの品種が開花準備中といったところだった。

【１１】





近隣の公園の中では比較的野性味のある場所なので、

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林の奥に見え隠れする桜や川沿いの枝垂れ、

【１３】





花壇に植えられた花やその他の花々との共演に見所があった。

【１４】






これから暫くすると関山など大ぶりの八重の里桜が咲き、

【１５】





公園の遊歩道は緋色の絨毯が敷き詰められたようになる。

【１６】（以降５枚は透明感のあるピンクが愛らしい松月。あるいはそれに似た桜かも）





足元に咲く二輪草やスミレとのコラボレーションも楽しみだ。

【１７】





次週あたりまた再訪してみようか…、それとも。

【１８】






まだ武蔵野の桜シーズンは終わらない。

【１９】






大好きな白雪、楊貴妃、御衣黄は別ブログにて掲載予定。

【２０】





※EOS 6D　EF100-400㎜ F4.5-5.6L IS Ⅱ USM


（了）

これらの写真を撮ったのは

まさに清明の頃だったけど、

いまはもう季節が進み、

穀雨の頃合となってしまった。





4月初旬から中旬にかけては、

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【２】





清明という言葉がしっくりくる。

【３】





【４】





咲き始めた様々な花が鮮やかに香り、

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冬の終わりを高らかに宣言するなのように、

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春の爽やかな風が吹き抜ける。

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【１０】





初春の霞がとれた空は青く澄み渡り、

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【１２】





開いた花の色を一層深く、

【１３】





一層明るく輝かせる季節。

【１４】






耐え抜いた冬が厳しければ厳しいほど、

【１５】





沢山の花が鮮烈な色合いで生れ変わり、

【１６】





移ろう季節に、

【１７】





独自の糸色を織り込むかのようだ。

【１８】





【１９】






野山や公園は、新しいいのちの芽を育み、

【２０】





また次の季節にそれを繋いでゆく、永遠に。

【２１】






清明が過ぎると、

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春雨が百穀を潤す穀雨を迎える。

【２３】





季節は巡り、時は過ぎゆき、

【２４】





来年の今頃、10年後の今頃、

【２５】





僕らはどこで何をしているのだろう…。

【２６】





※EOS 5D MarkⅢ　Tamron SP 90㎜ Di Macro VC USD（F017）


（了）

2016年4月9日（土）。


日の出の時刻に桜の名所

「小金井公園」へ向かう。




メインは淡墨桜の観賞だったが、

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折しも里桜たちが今季最後の煌めきを見せており、

【２】





また、桜以外の花たちも、

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訪れた春の恵みを身体一杯に集めて、

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ここぞとばかりに咲き誇っている姿に、

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主目的をすっかり忘れて、

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ひたすら逍遥することになった。

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染井吉野に代表される里桜は、

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既に満開の時季を通り過ぎ、

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多くの花弁を春風に乗せ、

【１０】





地に還す作業に余念がなかった。

【１１】






それでも小金井公園には、

【１２】





多品種の桜が植えられているため、

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まだまだ見頃の桜、

【１４】





枝がしなるほどの花を付ける樹、

【１５】





これから花開こうとする

【１６】





枝垂れ・八重・山桜などを存分に楽しめた。

【１７】






しかし、桜の花の散る情景は、

【１８】





やはりどことなく切ないものだ。

【１９】





多くの桜に彩られる春のいっとき、

【２０】





それまで冬の寒さに縮こまっていた身体が、

【２１】





一気に緩み花開くかのように高揚する。

【２２】





そしてあっという間に時は過ぎゆき、

【２３】





花散る頃を迎えると、

【２４】





宴の後の静寂が開花前にもまして、

【２５】





深々と胸に堪える気がする。

【２６】






開花時期の遅い里桜・山桜を除き、

【２７】





小金井公園の今年の桜は、

【２８】





華やかな余韻を残しながら、

【２９】





静かにフィナーレを迎えるのだった。

【３０】






また来年逢えることを願って…。



※ GWにお出かけの皆さま：どうぞお気をつけて♫



※EOS 6D　EF70-200㎜ F2.8L IS Ⅱ USM


（了）

清明は二十四節気の第五。

4月の4日ないし5日になる。

そんな清明の頃の花たちを

相変わらず気ままに撮影。




今回は、2分割掲載のうちの第1弾。

【１】






そもそも清明とは、何を指しているのだろうか？

【２】





それは「万物が清々しく明るく美しい頃」を指す。

【３】





確かにこの時季は、様々な花が咲き乱れ、

【４】





桜や花桃をはじめ、野の花たちの輝く季節になる。

【５】






いつもの公園も、林の中も、次々に新しい花が咲く。

【６】





目まぐるしく入れ替わる花たちを観察しながら

【７】





ゆっくりと野山を散歩するには本当に良い気候だ。

【８】






こうして毎週のように花の成長を見ていると、

【９】





僅かな期間で主役が交代している場面に

【１０】





よく出くわすものだ。

【１１】





前週末に最盛期を迎えた花たちが、

【１２】





翌週には跡形もなくなってしまっていたり、

【１３】





奇妙な葉っぱや固い実のような姿に変わったり、

【１４】





まるで色を失くして褪せてしまっていたり、

【１５】





他の花で埋め尽くされたり…。

【１６】






自然の法則とは、つくづく不思議なものだと思う。

【１７】





そしてまた植物たちの順応性にも感心させられる。

【１８】






清明の頃は特に、

【１９】





こうした花々の推移に目を奪われる。

【２０】





まさに一期一会。

【２１】





今この瞬間を心に留め、

【２２】





写真の中に彼らの「今」を残したい。

【２３】





自分の中の清明は、

【２４】





まさにそんなことを思う季節。

【２５】






※EOS 5D MarkⅢ　Tamron SP 90㎜ Di Macro VC USD（F017）


（了）

4月8日（金）の早朝、

久しぶりに富士の姿が拝めたので、

雄大な山容とバルコニーの花を

記録的にカメラに収めることにした。




ここのところブログアップが大幅に遅延している。

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いや回数は相応以上にアップしているものの、

【２】





SNSの特徴である即時性というか季節感を

【３】





かなり損なう周回遅れぶりとなってしまっている。

【４】





現在ようやく4/8までたどり着いた状況だ。

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従ってまだ遅咲きの桜の開花報告すら出来ていない。

【６】





こんな状態でご覧いただくのも大いに気が引けるのですが、

【７】





適当にゆるく付き合ってやってください。

【８】





※EOS 6D　EF70-200㎜ F2.8L IS Ⅱ USM【Top/2/4/6/8】
　　　　　　SIGMA APO Macro 150㎜ F2.8 EX DG OS HSM【1/3/5/7】


（了）