街はクリスマス&年末商戦真っ盛りです。
例年は「さして安くなってないじゃん」、
「勢いに騙されないよ」という姿勢でいたのに、
今年は結果的にこの波に乗ってしまった自分がいました(汗)
自分への戒めのためにも、ブログに記録を残したいと思います。
ことの発端は、PCの調子が悪くなったこと。
ここ3-4ヶ月、メーラーと画像編集ソフトを併用すると、
ディスプレイが細かくフラッシュする現象が時折出ていました。
これが徐々に頻繁になり、メーラーとブラウザでも同様の現象が起こり、終いにはメーラー単独でも出現。
この現象が起きると、メーラー内のコマンドが一切利かなくなります。
もともと使用していたPCは、それまで何年も自作タワーでやってきたのち、
久しぶりに手にした既製品(SONYのVAIO A)。
まだ5年足らず、かつ結構使いやすく気に入っていたので、買い替えには躊躇しました。
一方それなりにデータも貯まりつつある中、いきなりクラッシュされてもな、という気持ちもありました。
悩みに悩み、しばらく併用しつつ、気長に環境やデータ移行することを前提として買い替えを決行。
旧VAIOのOSがVistaだったため、どうせ7や8に替えるなら、さらに思い切って逝ってしまえ!とMacに移行。
コスパを考えればiMacの方が絶対良かったのですが、使用環境を考えやはりノートとせざるを得ませんでした。
今回初Mac(iPadやiPhone、iTunes、Safariは日常的に使用)でしたが、
購入してみて「え”っ?」と思ったことがいくつか。
届いた梱包を解いて中身を確認すると、極めてシンプル。
妙なソフトやサービスのちらし類が一切ないのはもちろん、ありがちな分厚いマニュアルすらありません。
誰でも直感的に使えるのだというAppleの自信の現れかも知れませんが、気持ちよいほどの簡素さでした。
使ってみると、Windowsユーザーは少なからず戸惑います。
あれ?10キーないの?Back spaceは?Altはどこ?強制終了は?電源切るにはどうするの?まで様々。
右クリックやスクロールすらままならず、本当にどうしようかと思いました。しかし、慣れってスゴいですね。
まだまだ発展途上の域は全く出ませんが、いつの間にか馴染み始めています。
むしろ「なんでWinはこうじゃないの?」的な思いも持ち始めたり、
それだけ確かにMacのユーザビリティが高いのでしょうか?特筆すべきは起動・スリープの爆速具合です。
それこそあっと言う間に立ち上がるし、一瞬でスリープ状態に移行します。
また調子が悪くなって緊急購入なんてことになった際にも困らないようタイムカプセルも同時装備しました。
遅まきながらMacユーザーの末席に加えていただくことになりました。
しっかし、これまでのVAIOの17インチノングレアが非常に良かったので、
Retinaとはいえ、画面が小さいうえに、反射を抑えないと目が痛い!
という訳で、MacBook Pro(i7クアッドコア2.3MHz、メモリ16G、SSD512GB)のお買い上げとなりました。
続いては、、、ここのところ写真に興味を持ち始め、どうしても三脚の必要が。
特に夜間や望遠、スローシャッターでの撮影において、手持ちの限界を感じていました。
「三脚なんて5,000円も出せばそこそこの物が買えるでしょ」と思っていましたが、大きな間違いでした。
いろいろ調べてみると「えっ?ケタ間違ってんじゃないの?」という価格の物が沢山あります。
「いや、こんな大仰な物はいらないでしょ、プロじゃないんだから」と冷静に見ていましたが、
ある日量販店で大量に並ぶ各メーカーの現品を確認してみて、考え方が大きく変わりました。
やはり値段はそれなりに品質や機能を反映しているものなんですね。
ということを踏まえ、自分が何に重きを置くか?を第一に、商品を選定することにしました。
自分の場合、超長尺レンズは所持していない、混雑する電車で動くことも多い、という点に鑑み、
「携帯性(長さ・重さ)>耐久性>強度」、の順で物色しました。
雲台一体型を探しましたが、どうも雲台は別に買った方が用途に合いそうだと気付き、三脚単体での再物色。
精度は日本メーカーで間違いないでしょ!と考えたのですが、
こちらも情報量が増えてくると、グローバルな対応の遅れ(いわばガラケー状態)が見え隠れし、
少々萎え気味となり、結局国外メーカーでは定評のある
GITZOに。
携帯性を重視し、トラベラーの2型4段に決めました。
「細い!貧弱!」という声も聞こえそうですが、今自分の所有する機材であれば十分カバーできる範囲ですし、
万一将来バズーカ級が増えた場合には、あらためて上のサイズの物を追加あるいは買い替えることとします。
ということでGITZO GT2542Tのお買い上げです。
最後に、今回の散財の中では最もライトではありますが、雲台です。
雲台についても直近まで何の知識もなく、三脚と雲台が別売りであることすら認識していませんでした(痛)
雲台を大きく分けると、3Wayと自由の2タイプになります。
三脚に携帯性を求めたので、雲台も基本同じです。ということで自由雲台をセレクト。
あとはまたまたメーカーですが、これは相当に悩みました。
自由型であれば、ArcaSwissがデファクトスタンダード?しかし価格がなかなか。
これならデジイチが買えるじゃん!?的な思考から抜けられません。
すると、物作り日本の代表者として梅本製作所を発見しました。
「こりゃいいかも」とその気になって真剣に検討します。
しかし「カックン」防止がないことがどうも引っかかり、かつ耐荷重も若干低いか?と気になりだし、
再度下調べの迷宮にはまりこみ、決めかねていた矢先、韓国メーカーの
Markinsと遭遇。
あまり日本での評価は多く聞きませんが、欧米での評判は上々のよう。
いくつかネットの情報も参考にさせていただき、最終的にこのメーカーのGITZOトラベラー用の商品に決定。
フル用のカメラプレートやリモートも調達して、どうにか「撮れる」態勢だけは整える格好になりました。
あとは腕と感性と知識と経験と現像技術と被写体と行動力と幸運が揃えば、100年後には人並みになっているかもです。
ということでMarkins Q3TR-BKのお買い上げとなりました。
例年にない、散財に明け暮れてしまった年の瀬です。。。
下の写真は、先週末の日没前の光景。ブツ未入手だったため、手持ちで撮影しました(汗)
超個人的備忘録にお付き合いいただき、ありがとうございました。
(了)