週末ショートトリップ美瑛/富良野 Day２-①

2021年10月23日（土）。

前夜から雨が降ったり止んだりで、

2日目の朝は曇天が広がっていた。

空気も冷たく息が真っ白になった。



レストランは8時頃が混雑のピークだと聞いていたので、

少し早めの7時半前に朝食会場に行ってみた。

緊急事態宣言は解除されたが、未だコロナ禍ということで、

消毒はもとより、ビニール手袋着用でのブッフェ方式になっていた。



夕食と比べれば割りとスタンダードな食材が多かったが、

牛乳の飲み較べができるのはちょっとだけ面白かった。

ちなみに自分も家内も「美瑛」が最も口に合うと感じた。





食事後も天気がはっきりしなかったのだが、9時半にチェックアウトし、

雨でも差し支えのない上富良野の「後藤純男美術館」を再訪した。

コロナの影響で休館が続いていて、この10/1から営業再開となったらしい。





故（2016年没）後藤純男氏は、もちろん著名な日本画家なのだが、

我々世代にはネスカフェGOLD BLENDの「違いがわかる男」の1人でもある。

ここは館内の写真撮影も可能な国内では珍しい美術館である。

氏の題材には、北海道や京都、桜などが多く採り上げられており、

明確に純粋な日本画でありながら、なぜか異国情緒を湛え、

それでいて独特の郷愁を覚えさせる、魅力ある作品群となっている。

圧倒の大作もいくつか展示されており、見応えのある構成だった。



（この画は首相官邸にも飾られていたようだ）


（ここからはコラージュにて）










美術館を出ると天気が回復気味だったため、思い切って白金へ。

しかし、時折小雨がパラつくなど空は長くは安定してくれず、

久しぶりの青い池は、う〜ん、どちらかと言うとカドミウムブルーか？？？



周りの雰囲気もまるっきり変わってしまったしね。　

舗装された広い駐車場然り、小綺麗な売店然り、整備された遊歩道然り、

池の立ち枯れでさえ、その本数や色味が明らかに違ってしまっていた。

ライトアップ用と思われる機材の存在も妙に気になった。

素朴さが減退してしまって、個人的にはとても残念に感じた。

再びここを訪れることは、もうあまりないだろうな・・・。

（EVを2/3ほど上げるとこんな感じに）




美瑛の街中では青空が広がり始めていたので、

何とかのひとつ覚えで丘に登って、眼前に広がる景色を堪能した。

やっぱりここは、光と影、雲と空、大地の色合いが、最高だ。

人の営みが生み出す光景としては、国内でも1-2位を争うものだと思う。









（今回は初めてホンダレンタカーを利用してみた）




















（美瑛らしい光景）




しばらく走り回っていると、またまた雲が湧いてきたため、

作戦を変更して、近隣で未だ御朱印をもらっていない東神楽神社⛩に向かった。

ナビに入れると、、、ん？あれっ？ここ？と既視感満載。

東神楽町は旭川空港のある場所。・・・そうか！

いつもレンタカーを返却する際の指定給油所（ホクレンセルフ）の並びだった。

ということで、長くなったので神社以降は次回に譲ります。



今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

Day２-②につづく・・・。



FUJIFILM GFX100S　FUJINON GF32-64㎜ F4 R LM WR


（了）