神代曙の開花🌸小松乙女と染井吉野を添えて

2022年3月27日（日）。

この日は同月23日に開園した神代を

久しぶりに訪ねてみることにした。

目的は「神代曙を観るため」だった。



ほぼワンチャンスとあって、開花状況に不安もあったけれど、

直前の気温の高さゆえか、うまい具合に咲き揃い始めていた。

樹によっては5分咲き、早いものはほぼ満開になっていた。

（心の声：空が青かったらなーーー！）














昨年はこの時季、コロナの拡大で神代は閉園中だったから、

2020年3月21日以来、約2年ぶりの曙の観賞になった。

残念なことに原木は老化の関係か、枝の剪定が進んでしまい、

往時の豪華な華やぎが薄れてしまったけど、桜園などの樹が

順調に生長し、分散して神代曙を楽しめるようになった気がする。














当該品種は、通常、染井吉野より1週間ほど早く咲くのだが、

今年は一気に暖かくなったこともあって、同時開花になった。

順々に咲く桜を少しずつ愛でる楽しみ方はできなくなるけど、

園内が明るく彩られる様は、何だか得をした気分になるね。

とにかく、小ぶりで愛らしい花色の神代曙、今年も開花です。

















小彼岸桜系の小松乙女も開花中だった。

高遠小彼岸の花色を少し濃くしたような咲き姿。

これも曙同様とても可愛い桜のひとつです。











最後はスタンダードな染井吉野。

最近は経年による倒木のリスクなどから、各所で他の品種への

植え替えが進められている（特に街路樹になっている場所等）。

都内では紅の強い陽光や河津などが主流になりつつあるけど、

やっぱり「桜の開花」といったらこれに尽きるんだよなぁ。

普通の佇まいなのに、よくよく観るととても品があるよね！

散り際も風情があって、昭和世代にはドンピシャな桜です。



















今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

桜はこれからもまだまだ続きます)^o^(



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（了）