海賊対策のため巡視船あきつしまを派遣します #海上保安庁 #海賊対策 #巡視船 #あきつしま

5月18日、海上保安庁は、我が国の海上交通路の安全確保に向けて、海賊対策のため巡視船あきつしまを派遣すると発表しました。

東南アジア周辺海域では、昨年１年間に58件の海賊等事案が発生しており、海上保安庁は平成12年以降続けている沿岸国と連携した海賊対策として、東南アジア周辺海域に巡視船を派遣し、監視警戒を実施するとともに、各国海上保安機関との合同訓練を通じた連携・協力関係の強化を図っています。

今回の派遣概要は以下の通りです。

１．派遣巡視船
巡視船 PLH-32「あきつしま」（総トン数６,５００トン、ヘリコプター２機搭載型）
第三管区海上保安本部 横浜海上保安部所属

２．行動概要
(1) 公海上でのしょう戒
東南アジア周辺海域の公海上における海賊行為の監視警戒を実施し、我が国
の海上交通路の安全確保を図ります。
(2) 日本関係船舶等との官民連携海賊対処訓練
日本近海において、海上保安庁、運航会社及び民間船舶等における海賊発生情報の伝達経路を確認するとともに、日本関係船舶の海賊被害の防止及び迅速な救
助体制の確立を目的として、連携訓練を実施予定。

３．派遣日程
令和５年５月２３日（火） 横浜港出港/出港式典
６月中旬 日本関係船舶等との官民連携海賊対処訓練
６月２０日（火） 横浜港入

129305