令和6年能登半島地震に係る災害派遣について #防衛省 #統合幕僚監部 #自衛隊 #地震 #令和6年能登半島地震 #災害派遣

1月5日、防衛省・統合幕僚監部は、令和6年能登半島地震に係る災害派遣について、情報を更新し、発表しました。

以下、発表本文です。

＜全般＞
〇 令和6年1月1日（月）1610頃、石川県能登地方を震源とする最大震度7（Ｍ7.6、深さ約16km）の地震が発生。
〇 同日1645、石川県知事から陸上自衛隊第10師団長（守山）に対して災害派遣要請があり、同時刻受理。
〇 2日（火）1040、陸自中部方面総監を長とする統合任務部隊（JTF）を編成（陸海空自衛隊約10,000名態勢）。
〇 3日（水）の総理からの指示を踏まえ、1個連隊（約800名）を投入し、避難所におられる被災者の方々が、今、何が欲しいのか具体的な内容をお聞きし、それを速やかにお届けするといった、被災者のニーズにきめ細かく寄り添った生活支援活動を行う予定。

＜活動態勢＞
【陸上自衛隊】
約3,150名、航空機19機
【海上自衛隊】
約760名、艦艇9隻、航空機3機
【航空自衛隊】
約760名、人員捜索犬12頭、航空機11機
【合計】
約5,000名、艦艇9隻、人員捜索犬12頭、航空機約30機

＜連絡員の派遣状況＞
〇 全12箇所に計34名の連絡員（LO）を派遣し、情報収集活動を実施。

＜活動実績（延べ）＞
人命救助：164名
輸送支援：糧食約5,100食、飲料水約36,000本、毛布約2,175枚、燃料2,000l等
給水支援：約120t
道路啓開：県道1号、52号、57号、285号及び国道249号の一部区間

＜防衛省・自衛隊の対応＞
＜4日（水）の活動＞
【人命救助活動】
・空自航空救難団のUH-60×1機により千枚田道の駅から金沢駐屯地までの間、患者5名の搬送を実施
・陸自第10飛行隊のUH-1×１機により東陽中学校から鞍月セントラルパークまでの間、患者2名の搬送を実施
・空自人員捜索犬が市内3箇所において捜索活動を実施
・空自航空救難団のUH-60×1機により大谷中学校から石川県産業展示館まで患者5名の搬送を実施
・陸自中部方面航空隊のCH-47×1機により患者6名を金沢駐屯地まで搬送を実施
・陸自第35普通科連隊が輪島市内門前町西円山において要救助者26名を発見し、内16名を車両にて浦上公民館への搬送を実施。
・陸自第4施設団が珠洲市にて要救助者1名を救出
・陸自第14普通科連隊、珠洲市若山町にて3名を救出し正院小学校への搬送を実施
・護衛艦 DD-109「ありあけ」搭載のSH-60×1機により、旧西保小学校から鞍月セントラルパークへ4名の搬送を実施（妊婦1名、付添3名）
・空自小松救難隊のUH-60×１機により患者1名を木ノ浦海域公園から小松基地へ搬送を実施

【輸送支援活動】
・陸自中部方面航空隊のCH-47及び第36普通科連隊の車両によりプッシュ型支援を実施
・護衛艦 DD-109「ありあけ」が物資輸送（水、食料、燃料）を実施。
・海自のエアクッション艇（LCAC）にて大川浜への救援物資の搬送を実施
・護衛艦 DD-109「ありあけ」及びDD-151「あさぎり」搭載のSH-60×各1機により東陽中学校、南志見多目的グラウンド、輪島市門前県民体育館及び旧西保小学校への物資輸送（水、毛布、赤子用品、生理用品）を実施。
・陸自中部方面航空隊のUH-1×1機により東陽中学校及び大谷小学校へ物資輸送を実施
・空自第7航空団が大型車両×4台により入間基地へ簡易トイレの搬送を実施

【給水支援活動】
・珠洲市、志賀町、能登町、穴水町、七尾市において給水支援活動を実施（陸自第14普通科連隊、第33普通科連隊、第35普通科連隊、空自第6航空団、高射教導隊）

【給食支援活動】
・陸自中部方面後方支援隊が輪島市三井公民館にて、調理場を開設し給食支援を実施。
・空自第6航空団が七尾市中島小学校及び中島コミュニティセンターにて給食支援を実施。




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