初秋の花 Part2

以前のブログに続き『初秋の花』第二弾。


前回同様、SW初日の撮影。

彼岸花を除きここ最近、建物や風景、

車以外の乗り物系を撮る機会が多く、

多種の花の撮影は何だか久し振りに感じた。






【１】





特に花撮りが得意なわけではない（というか得意なジャンルはない）のだが、

写真を撮るようになって以降、最も接点の多い被写体が花であることは事実だ。

【２】





そのせいか、こうして花を撮る行為に没頭していると、何故か落ち着く気がする。

いわばホームグラウンドに戻ってきたような、根拠のない安心感に包まれる。

【３】





加えて自分の撮影場所は総じて人気がなくて、スペースという点で、

他者に迷惑をかける事態になることは想定しづらく、ほぼマイペースを貫ける。

【４】





以前ブログにも書いたことがあったが、自分は短気なのか1つの被写体に拘って、

設定を変えながら何枚も撮るようなことが出来ず、クイック撮影の反復だ。

【５】





かと言って、総撮影枚数も多い方ではないため、

実はチャンスを台無しにしている可能性が極めて高いのだと思う。

【６】





拘泥がない分追い込みが足りず、いつも出たとこ勝負になっている。

【７】





しっかりモニターで確認して、納得がいかなければ何度でも撮り続ける、

といった当たり前のことを疎かにするので、不安定な出来から脱却しない。

【８】





一方、（今現在は環境的に）近場以外には出かけないこと、

拘りなく次々被写体を替えてしまうこと、完全な夜間でない限り、

一脚や三脚を使わないこと、原則として現地でレンズ替えせずに済むよう

機材を予めセットして持参すること、などから撮影スピードが相応に早く、

短時間で作業を切り上げられる利点（悪癖か？）がある。。。

【９】





本来どうあるべきかは置いておき、今の生活パターンにおいては、

この撮影スタイルが最も適していると思っている。

【１０】






前回そして今回もそんな撮影スタイルの産物であり、

「よくある被写体」を「いつも通り平凡に」掲載している。

【１１】





季節の進みは早く、今日満開の花も明日には萎れてしまうかも知れない。

【１２】





だから、出逢ったその時を大切に「瞬間」の輝きを留め置きたいと願う。

【１３】






秋の足音が日ましに迫りつつあることを感じる日に、僅かな彩りを添えて。。。



※EOS 5D MarkⅢ　EF100-400㎜ F4.5-5.6L IS Ⅱ USM


（了）