朝の花散歩 Part ❷

2016年7月24日(日)。

夏の朝散歩の第二弾。

写真は全て当日狭山境緑道と

小金井公園で撮影したものだ。



夏(休み)というとみなさんは何を思い出すだろうか。

【１】





花火、盆踊り、西瓜割り、プール、蟬時雨、宿題…。

【２】





自分が思い出すのはラジオ体操だ（苦笑）

【３】





毎朝団地の公園に出向きカードに判を押してもらう、

【４】





ただそれだけのことだけど、夏の朝の独特の空気と

【５】





長い休みの只中に居る高揚感とがない交ぜになって、

【６】





あの時の空気や光景が今でもふと蘇る。

【７】





もうあの頃の夏には戻れないけれど、

【８】





同じ季節同じような時間帯に身を置くことは、

【９】





特別な感傷を呼び起こす気がする。

【１０】






この緑道や公園にはもう何度も足を運び、

【１１】





見慣れた光景になっているのに、夏の朝、

【１２】





こうしてゆっくりと風景を眺めてみれば、

【１３】





これまで気付かなかった新たな発見に出くわす。

【１４】






それはおそらく、目の前の光景にハッと目を奪われた

のではなく、微かに脳裏に残る子供の頃の記憶が、

【１５】





ふとした拍子にフラッシュバックしてきているのだろう。

【１６】






徐々に純真さが色褪せ、

【１７】





夢や希望など幻影に過ぎないと信じ込んだ頭…。

【１８】





無垢なココロを保つには、世俗に塗れ過ぎた、

【１９】





と言えなくはないが、それは同時に現実を生きる、

【２０】





ということでもあるのだろう。。。

【２１】





そんな抗弁を試みる自分から距離を置くように、

【２２】





朝の空気を胸に溜め、歩く速度を上げてみる。

【２３】






道端に咲いた向日葵が、薄らと微笑んだ気がした。



※EOS 6D　EF100-400㎜ F4.5-5.6L IS Ⅱ USM


（了）