小さい冬🍂見つけた

2016年11月23日（祝）。

夜から翌朝にかけて雪になるかも、

そんな寒い勤労感謝の日は近場の写活。

滅法風が強くてさらに体感温度が↓(泣)




今回はこれまでの箱根の彩り三昧とはガラリと変わって、

【１】





何ということはない公園の道端や木立や葉っぱたちを撮影した。

【２】





こんな普通の景色には、いつもと違う淡い現像を合わせてみる。

【３】





撮って出しの画にさらに紗をかけたような、

【４】





曖昧でぼんやりとした曇天の空のような、

【５】





そんなイメージにまとめてみた。

【６】（黄色に染まるヤマハギ）





クリアでビビッドには程遠いけど、

【７】





この仕上がりの方が似合う日常なのかも知れない。

【８】






あいにく空も予報どおりどんよりと冷たいままだった。

【９】





遠くびゅうびゅうと吹く風は、耳元では大きくごうと鳴っていた。

【１０】





ここのところ季節のズレが加速する東京でも、

【１１】





これはさすがに秋、いやいやそれを通り越し、

【１２】





真冬の気配すら伝えてくるようだ。

【１３】（ヤツデ）





勤労者に感謝どころか、いたぶるような休日ってどうなんだ？

【１４】





なんて面白くもない冗談を思い浮かべながら、

【１５】





実際は背中を丸めてただ黙々と撮っていた。

【１６】





撮影開始から15分も経つと、寒さで「もう帰ろう」と思い始める。

【１７】





無理やり粘ってそれから20分強、

【１８】





手が冷たくなった上、空腹にも我慢しきれなかったので、

【１９】（これを見かけた時、なぜか昔の映画「ビートルジュース」を思い出した…汗）





「この辺で勘弁してやろう」と負け惜しみを抱きつつ、

【２０】





なぜか急いで(笑)引き上げることにした。

【２１】





滞在は僅かな時間だったけど、

【２２】





この日の風が運んできた、冬の匂いを感じた。

【２３】





まだまだ本当の旬ではないだろうけど、

【２４】





武蔵野の片隅にも微かな冬の兆しが感じられた。

【２５】






今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

【２６】





※FUJI X Pro2　Leica Summilux 50㎜/f1.4 ASPH.+FUJI Leica M Adaptor


（了）