2018年7月4日(水)。
午前中短めのテレワークを終え、
週半ばの羽田空港 北ウィングへ。
1年ぶりの道北への旅立ちだった。
昨年のこの時季には、時間をかけて旭川-小樽-富良野-帯広を訪ねた。
主たる目的は北海道ガーデン街道巡りと初めての小樽・積丹半島、
そして富良野再訪、十勝の自然と食、ばんえい競馬の観戦だった。
あれから1年・・・。
昨夏北海道から帰って以降、旅ごころは不思議と徐々に南へと傾き、
2度の沖縄への旅を経験した僕らには、道北は懐かしく遠い地だった。
今回は昨年に比べて日数的にもエリア的にもかなり抑えた旅程となる。
まず日程は4泊5日と昨年の半分以下である。
しかも初日は移動と宿泊のみになることを思えば、実質日数はより短い。
宿泊地も旭川と中富良野のみとなり、移動距離も限定される。
過去、晩秋の頃、夏の始まりと、季節を変えて2度、この地を訪れた。
勿論だからと言ってこの地をよく知っているなどとは間違っても思わない。
厳冬期や雪解けを知らず、何よりそこで暮らした経験がないのだから。
だから今回も街の表面を軽く撫でるだけの腰掛け旅に終始するだろう。
一方でこれまでの経験が乏しい分、より多くの新たな体験も望めるはずだ。
休暇は木金の2日間だけとして、水曜の夕刻に旭川空港に入り、
前半は旭川市内、後半は中富良野に泊まり、日曜日の最終便で帰京する。
最近は温暖化の影響なのか、梅雨のないはずの北海道でもこの時季、
不順な天候が続くことがある。
涼しいはずの気候も、最高気温が無闇に上がることもある。
天候がどうであれ、この季節のこの場所をあるがままに受け入れたい。
これまでの経験で知り得たことを再確認し、これまでやれなかったことにも
チャレンジする、そんな両面性のある「コトリップ」ができたら最高だ。
今回の道北への旅は、どのような展開を経てどのような結末が待っていたのか。
これからDay&テーマや場所ごとに、順を追ってお届けしていこうと思う。
今にも降り出しそうな厚い雲の下、車を借り出して向かった先はご当地グルメ。
今回の旅でチャレンジしてみたかったことの1つが、旭川ラーメン巡り(笑)
これまでも何軒かの店に挑んでみたが、それを更に拡大し知見を広めたいw
で、今回1発目のチョイスは「いってつ庵」。
自分は塩、家内はしょうゆを選んでみた。
少し味付けが濃く、濃厚な後味が好き嫌いを分けるところかも知れない。
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旅の目的の2つ目は、旧グランドホテルからリニューアルされたOMO7の利用。
OMOは、星野リゾートが手がけるニューブランドの街歩きに適したホテル。
東京だとOMO5(大塚)が開業している。
昨年ここを訪れた際、改装前のグランドホテルに宿泊した。
当時と比べると、フロント周りは特に機能的になったように感じた。
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5(旭川家具がこれでもかというほどに配置される)
6(旭川ラーメンの有名店のどんぶりを照明の傘に?)
7(ロビーには小ぶりなライブラリが併設されていた)
8(朝食会場にもなるCafe&Bar)
しかし一方、部屋の作りや内装などはあまり代わり映えせず、
どこか昭和の懐かしさが漂う(苦笑)
地下のスパは利用しなかったため、評価はできない。
朝食については、前回が広すぎて殺風景なバンケットルームだったため、
イメージ的には大幅に改善されたと思う。
ワッフルが売りということだったが、焼きたてなら◯、熱々を食すべし。
朝食スペースがホテルのキャパに見合わず小ぶりな点は要検討かも。
細かいことだけど、駐車場も小さいため、すぐに提携駐車場に回される。
そこそこ離れているので、雨天や酷寒や猛暑時を考えると如何なものか。
以前使用していた立体駐車場は老朽化のため利用不可らしいのだが、
顧客目線では、早期の修復ないし代替案の検討を望むところだ。
結局コスパは「可もなく不可もなし」と言った凡庸な感想になった。
7月に入ったにも関わらず、この日の夜の気温は10℃を下回っていた。
腹ごなしに買物公園をぶらぶらしてみたが、とにかくひたすら寒い。
JR旭川駅までを往復してみたが、すっかり身体が冷え切ってしまった。
おまけに止んでいた雨も落ち始めて、ますます体温が奪われる気がした。
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とは言え夜の旭川を散歩しよう!というこの日最後のミッションも完遂し、
ホテルでのW杯サッカー観戦タイムに突入。
これにてDay1終了・・・。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。つづく…。
16(買物公園の片隅にて)
FUJIFILM X-H1 & X-E3
FUJINON XF16㎜ F1.4 R WR & XF35㎜ F2 R WR & XF50㎜ F2 R WR
(了)