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2022年9月3日（土）。

振り返ってみると8月の写活は、

11日と14日たったの2回だった。

自分としては極めて珍しいケース。



一般的にはそれでも別に少なくはないのかもだけどね。

あくまで自分基準で見ると、花の咲かない冬よりも少なく、

おそらく数年ぶりの写欲減退月間だったような気がする。

まぁ欲が湧かないというより、加齢で暑さを嫌い過ぎた結果だと思う。


さて9月最初の週末は、沖縄付近にある台風と前線の影響で、

関東でも湿った雲が多く、すっきりしない空模様になった。

ただその分気温は親しみやすく、ようやくフィールドに出る気になった。

とは言っても、相変わらず湿度は高く、老体にはそれなりに負荷が…。


少しだけ季節が進んでいたようなので、

この日観た花たちをやや多めの3分割で掲載していきたい。


トップバッターは、濃い緑が映える甘夏から。だいぶ大きくなった。





ピンクが鮮やかなオオケタデ。蟻とカメムシ多し😓





枯れて独特の風合いになったラシャカキグサ。





そろそろ終盤、百日紅。





このカラフルな実は、インドジャボク。





久しぶりに観たドラゴンフルーツ。





密生していた小さなキンミズヒキ。





さらに小さな極小ミシマサイコ。





スタンダードな胡蝶蘭。







夜香木。





キバナツルネラ（with落花した夜香木）。



単独でも。





大きな冬瓜ができていた。





地味〜なアカザ。





これはイヌゴマ。





数の多い女郎花。





もう最終盤のエキナセア。お疲れさん。





鈴なりのコムラサキ。





よく見かけるベゴニア。





同じくルドベキア。





さらに同じくランタナ。





足もとにはヤブランがたくさん。存外花は愛らしい。





たった1輪、レンゲショウマ。





センナリ鬼灯。



花だけだと黒鬼灯との違いがよく分からないな（苦笑）





最後はあっさりとゴマで。







今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

Vol.２につづく・・・。



FUJIFILM X-T4　FUJINON XF80㎜ F2.8 R LM OIS WR Macro


（了）

2022年8月14日（日）。

今回は、また睡蓮じゃねーか！です。

野は夏枯れで花が少ないこともあるし、

結局自分が好きだからこうなります♪



ということで、いつもの熱帯睡蓮、しれ〜っと掲載します。

あ、あまりに芸がないので、間に少しだけC63を挟み込みます。

ま、結果あまり変わりはないけどねー（爆）






















































今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。



FUJIFILM X-T4　FUJINON XF50-140㎜ F2.8 R LM OIS WR + XF1.4x


（了）

2022年8月14日（日）。

今回は蓮オンリーでいこうと思う。

したがって興味のない方には辛いし、

多少興味があっても飽きる構成かも。



睡蓮ほどではないにせよ、個人的に蓮は好きな部類だ。

特にピークになった蓮には何とも言えない品がある。











しかし、そのピークが曲者で、なかなか出逢えないのだ。

花期が短くピークはほぼ1日、昼間のみだから。











そう言えば蓮の由来をご存知だろうか？

シャワーヘッドのような花托は何に見えるでしょう？









ご想像の通り「蜂の巣」のよう。

ハチノス→ハチス→ハスだというのが定説である。









変なの。なら、蜂の巣もハスと言って良さそうなものだけどね。

大体名称の由来って妙なものや怪しいものが多いよね。









ちなみに蓮には様々な別名・俗称があって、例えば、

水芙蓉（すいふよう、みずふよう）、もしくは単に芙蓉（ふよう）、

不語仙（ふごせん）、池見草（いけみぐさ）、水の花などなど。









元来仏教の象徴として宗教色も強いから、目に触れる機会が多く、

そうした点からも愛称的な呼び名が乱立されたのかも知れない。









今年は東大農場の見本市「観蓮会」の一般公開が開催されず、

神代でしか蓮を観ることができなかったなぁ…。









もう、そんな蓮も今年はこれが見納めになるだろう。

ハスの季節が過ぎていくと、秋の足音がだんだん近づいてくる。。。









とは言え、ハスが終わってもしばらくは蒸し暑い日が続きます。

みなさま、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。



今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。



FUJIFILM X-T4　FUJINON XF50-140㎜ F2.8 R LM OIS WR + XF1.4x


（了）

2022年8月14日（日）。

この日はUターンラッシュのピーク。

高速の渋滞とは裏腹に朝の都内は閑散。

スイスイといつもの神代に向かう。



13日と14日は3年ぶりとなる「大温室夜間公開」が開催される予定だった。

だが、台風の上陸によって13日は急遽中止になってしまった。

だからこの日は、夜の温室を楽しめる今年唯一の機会だった。

う〜ん、迷ったのだが、子供さんも多いだろう室内イベントだから、

感染リスクが全くないわけじゃないってことを考慮し、泣く泣く諦めた。

しかし、脳内に一度神代コマンドが発令されてしまったため、

あまり意味がないのに昼間に訪れることになったわけ（大汗）

夜間と違って制限エリアはないものの、夏枯れで花数が少なく、

しかもちょい前にも訪れていたから、ますます被写体探しがキツかった😓



はじめは、ちょうど成長過程にあったオニバスの葉から。

開ききると指を切るほどの鋭い棘が現出するけど、すでにその兆候が見て取れるね。





1枚だけダリア。この時季は早咲きが終わり閑散としてしまう。





ほぼ雑草に近い感覚のキバナコスモス。毎回EV設定に悩む花だ。





ヴェロニカ・スピカータとセセリ。





大きなカンナ。





これから横に大きなっていく瓢箪。まだ地肌が毛深いな。





ピークアウト気味の青アザミ。





ここから夜間じゃないのに大温室に移って。

小笠原諸島固有種のテリハハマボウ。ほぼワタだね。





再登場のフウリンブッソウゲ。





なるほどシマオオタニワタリが伸びる時はこんな感じなんだ。





食虫植物でギアナ原産のヘリアンフォナ・ミノール。





これもお馴染みの食虫植物ハエトリグサ。ギザギザが怖いな😓





こいつも食虫植物ヨツマタモウセンゴケ。ネバネバの葉が4つに…。



エグい葉の割りに花は愛らしい（笑）





最後は、大好きなサガリバナ。



神代の開園時間にはすでに花は落下してしまってるんだよね（残念）



しかしこの繊細な花はとてもとても美しい！





今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。



FUJIFILM X-T4　FUJINON XF50-140㎜ F2.8 R LM OIS WR + XF1.4x


（了）

2022年8月11日（木㊗️）。

今回は「山の日」の花撮り第二弾。

時節柄それなりにヤレてしまった花も

加えながらの花撮りになってしまった。



普段なら撮ることのないコンディションの個体にも目を向け、

丁寧に観察しながら歩いていたつもりだったが、

徐々に暑さに押されて、雑なフィールドワークになっってしまった。



強風に煽られていたヤクシマススキ。





宿根フロックス。



しかしスゴいショッキングピンクだね。





池に浮かんだ温帯性睡蓮。激しい陰影にカメラも少々戸惑い気味。



スポット測光でも露出だけじゃなくWBまで狂うんだな（苦笑）

上の写真と比べると色温度の違いが歴然。修正するのも面倒なのでまんま（暴）





群生するセンニンソウ。





ちょっと弱り始めていたフシグロセンノウ。





これもお疲れ気味のレンゲショウマ。





元気なのはアメリカノウゼンカズラ。





ひときわ黄色が目立つルドベキア。







カラフルなニチニチソウ。





大きなトウガンの花。





終盤になってきたカワミドリ。





足もとの青い粒はヤブランたち。





いつ見ても妖しいくせにくったり脱力系のオオカラスウリ。





トロロアオイ。大きく柔らかいので風に煽られ撮りにくいことこの上なし！





清楚なタマスダレ。





最後はタバコの花で。





間もなく京都五山の送り火ですね。3年ぶりに全山点火されるとのこと。

ご存知の通り、送り火は単なる客寄せイベントでもパフォーマンスでもなく、

盆に現世に還った精霊を慈しみ、見送るための古くからの伝統行事です。

もちろん観賞のスタイルなどは問われませんが、

あの松明に込めた先人たちの想いを、しっかり胸に刻みたいものです。



今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。



FUJIFILM X-T4　FUJINON XF50-140㎜ F2.8 R LM OIS WR


（了）