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2015年12月27日 イイね!

舞と迎えた18回目のクリスマス☆

舞と迎えた18回目のクリスマス☆
2015年12月25日(金)。

この日は舞が家族の一員となって

18回目のクリスマスになった。


深夜救急病院に駆け込んだ日から

既に2年以上の月日が経過したなんて。




自宅での闘病生活も3年目に入った舞。

正直言えば、こんなに長くケアが出来るなんて思いもしなかった。


【1】

Untitled





永遠の別れも覚悟した一昨年の11月。

ヤマを越えたと安心した僕らを奈落の底に突き落とした2度の痙攣。

膵臓・腎臓は小康状態を保っているものの、

認知症状はゆっくりと、しかし確実に進行し、

舞の頭と目と四肢を彼女の意思の届かない遠い所に追いやる。


【2】

Untitled




でも舞は何も心配しなくていいんだよ。

僕らがお前の目や脚の代わりになるから。


そして、ツラくなったら、頑張らなくていい。

もう十分過ぎるほど頑張ってきたんだから。


【3】

Untitled





若かった頃のお前はいなくなってしまったけれど、

今でも僕らの腕の中で、優しいぬくもりを伝えてくれる。


【4】

Untitled





彼女に穏やかな日々が続くことを祈った日。

2015年12月25日(金)自宅にて。ガラスのツリーとともに。


いつも舞を気遣ってくださるみなさまに心より感謝を込めて。。。




※EOS 5D MarkⅢ EF85㎜ F1.2L Ⅱ USM


(了)
Posted at 2015/12/27 19:14:03 | トラックバック(0) | ペット(菜々・舞) | ペット
2015年05月16日 イイね!

17歳

17歳今からちょうど1年前、

16歳というタイトルのブログを書いた。

あれから1年・・・舞は、

見当識障害の進行はあるものの、

未だ僕らと一緒にいてくれる。




当家の舞(パピヨン♀)が、昨日(5/15)で満17歳になった。

人間でいえば、84−98歳に相当するとされる。

彼女の生まれ年は1998年。

1998年とは、長野五輪が開催され、若貴の兄弟横綱が誕生し、

日本がフランスW杯に初出場を果たし、Windows’98が発売された年だ。


【1】舞が家族になった日






菜々というお姉さんにいろいろなことを教わって、明るく元気に育った。

菜々が星になったときにも僕らのそばで傷んだ心を癒してくれた。

彼女と出逢って17年の歳月が流れたなんて。


【2】天真爛漫なおてんば娘






ある日急激に悪化してしまった膵臓を労わり、菜々を奪った腎臓病を警戒し、

心臓や肝臓にも最大限の注意を払ってきたけれど、

脳の老化からは十分に守ってあげられなかった。


【3】2002年 北軽井沢にて






膵臓発作から1年半あまり、認知症状が出始めて1年ほどが経過しようとしている。

老化による運動障害、難聴、夜泣き、食欲減退、日増しに悪化する奇行。

キラキラ輝く滝のようだった被毛は、短くなってしまい、艶も失われつつある。

くるくる動くまん丸の眼は、白内障の進行で白さを増した。

真っ白だった頬には、いつの頃からか涙やけが絶えないようになった。


【4】2002年 本栖湖畔にて





足腰が立たないため、歩く・走るはもちろん、伏せること座ることさえままならず、

ときに床を転げ回ってしまう日常。

24時間いつも誰かがそばにいて、絶えず手を添えてあげない限り、

彼女のQOLを保てないほどになってしまった。


【5】2002年 中軽井沢にて






しかしそれはそんなに悲観すべきことではない。

長く共に暮らした証しなのだし、何より彼女は今を懸命に生きてくれている。

我々家族の腕の中ですやすや気持ちよさそうに眠ってくれる。

飲む食べる、立つ歩くという欲求を失わないのは、まさに生きることを諦めていないから。


【6】2000年 自宅にて






おそらく臨床医学的には、老化以外痛いことも苦しいこともないハズだ。

ただ頭がいうことをきかず、多くの状況判断ができなくなってしまっただけだ。

感情が薄らいだ顔から、心の中までを覗くことはできないが、

思うままにならない様々なことに苛立ちも感じているのだろう。

しかし、時折見せる眼差しに、ふとこちらを気遣う気配を感じてしまう。


【7】2000年 自宅にて





表面上の姿、見せる行動が変容してしまったとしても、舞は舞に違いがない。

これまで彼女が僕らに与えてくれた沢山の幸せを思えば、

それに報いる時間は圧倒的に少ないほどなのだ。


【8】2004年 鎌倉にて






とにかく彼女は17歳を迎えることができた。

昨年の桜でさえ見ることは難しいと思っていたにも関わらず、だ。


【9】2004年 鎌倉にて






誕生日を迎えて特別なことをする気はない。


【10】2015年5月15日誕生日の舞





いつもどおりペーストを作り、いつもどおり小分けの食事を摂らせ、

いつもどおりシリンジで水や薬を与え、いつもどおり時間を見て排泄を手伝い、

いつもどおり抱き上げてあやし、いつもどおり寝かしつける。


【11】2015年5月15日誕生日の舞





それが今の舞にとっての最大の安心につながると信じているし、

とりも直さず、彼女が我々を頼り切ってくれていることを実感する瞬間であり、

僕らにとって何ものにも代えがたい至福の時間になっているのだ。

言い換えるなら、彼女自身が僕らと共に生きるという意志を失わない限り、

僕らもそんな彼女のぬくもりを、この手でいつまでも感じていたいと思っているから。。。


【12】2015年5月15日誕生日の舞






彼女のQOLを守るため献身的に尽くしてくれている妻に心から感謝。

そして舞の穏やかな命の時間が、これからも少しづつ積み重なることを祈って。。。


【13】2015年5月15日誕生日の舞





このSNSの中でも、舞の健康を気遣ってくださる方々に心より感謝申し上げます。


(了)
Posted at 2015/05/16 10:19:09 | トラックバック(0) | ペット(菜々・舞) | ペット
2015年04月19日 イイね!

舞と里桜 〜禁断のてへぺろ攻撃〜

舞と里桜 〜禁断のてへぺろ攻撃〜
2015年4月18日(土)。


舞を久しぶりに公園に連れ出した。


身体は辛かったかも知れないけど、

少しでも気分転換になってくれれば。





風はあったものの、青い空が眩しい土曜日。

朝の公園に家族で出かけた。

舞が一昨年に体調を崩して以降、初めてだと思う。



アスファルトの硬い感触を訝るような舞。


【1】






満開の里桜と記念撮影。


ピンクの鮮やかな「関山」と。

白内障が進んでいるため、ちょっと眩しすぎて左目が小さくなっている。


【2】





まるで物思いに耽るかのような表情。


【3】






続いて、愛らしいピンクの「江戸」と。

圧倒的な桜の花に引き気味か。


【4】





第4コーナーを回って最後の直線に入ろうとする舞!(嘘)


【5】






最後に香りの素晴らしい「駿河台匂」と。

だいぶ眠くなってきたかも。。。


【6】






こちらは家内の撮ったもの。

喜んで走り回っているかのようにも見えるが、本人はプチパニック気味(笑)


【7】





同じく家内撮影。

舞、笑ってるね☆


【8】







で、最後は番外編。



禁断のてへぺろ攻撃。


【9】





アンタ誰? おもしろすぎ!

17歳を迎えるまで、1ヶ月を切ったね。 頑張れ、舞‼︎



※EOS 5D MarkⅢ EF100-400㎜ F4.5-5.6L IS Ⅱ USM【1-6/9】
 SONY α7 FE70-200㎜ F4 G OSS【Top/7-8】



(了)
Posted at 2015/04/19 07:01:51 | トラックバック(0) | ペット(菜々・舞) | ペット
2015年03月07日 イイね!

山茱萸(サンシュユ)咲く春

山茱萸(サンシュユ)咲く春
日に日に春の気配が高まる月、


山茱萸の花が開きはじめた。






こんなに黄色い花なのに、

秋には真っ赤な実をつける。

別名を「アキサンゴ」という。


しかし、春の到来をいち早く教えてくれるこの季節、

山茱萸は「ハルコガネバナ」と呼ばれる。


【1】





早春に咲く黄金色の花。

4弁の小さな花が固まって、野山に鮮やかな色合いを添えてくれる。


【2】






・・・この花が、アキサンゴに変わる頃にも、

舞が健やかに暮らしていてくれることを望むばかり。


【3】





ハルコガネバナの咲く16歳10ヶ月の春、穏やかなときがずっと続くなら。。。



※EOS 5D MarkⅢ EF100-400㎜ F4.5-5.6L IS Ⅱ USM


(了)
Posted at 2015/03/07 10:43:58 | トラックバック(0) | ペット(菜々・舞) | 日記
2014年10月28日 イイね!

秋、あの日の舞、今の彼女

秋、あの日の舞、今の彼女
2014年10月26日(日)。

去年の今頃の舞の写真(Top画像)を見た。

これは10月中旬に那須のレストランで撮ったもの。





あれから、おそろしく長い月日が経ったように感じる。

下の画像は、いまの彼女。


【1】2014年10月26日の舞(自宅にて)





去年11月に体調を崩した舞は、最悪の状態こそ乗り切ってくれたものの、

急速に見当識が弱まり、体力特に足腰の衰えも顕著になっている。

【2】






16歳半という年齢を踏まえれば、決して悲観的な話ではないが、

時の流れというのはある意味で残酷なものだと痛感している。

【3】






共に暮らす家族としては、貴重な時間を楽しく充実したものと感じて欲しいが、

そう出来ているか?には甚だ自信がない。

【4】






立ち上がるなど行動の介助が必要なら状況に応じてサポートできるよう、

例えば「水が飲みたい」など必要なものを事前に察知するよう、

できる限りそばにいて、できる限り目を離さぬよう生活を工夫する。

【5】






食事も、毎日療法食を0.1g単位で素材を量りながら作り、複数の薬とともに小分けに与える。

【6】






昼夜が逆転気味になる彼女の生活に合わせて、就寝時間を夫婦で調整する。

【7】






とはいえ、自分が不在になる日中や睡眠中は全て家内一人に負担がいく格好になる。

【8】






若くない我々にとって、疲労は確実に蓄積されていくのだろう。

【9】






だからと言って決してそれが「苦」であるということではなく、

長生きの証しとして、舞が我々に贈ってくれた宝物のような時間なのだから、

100年だって愛おしみつつ続けていく覚悟がある。

【10】






しかし、彼女がそれをどう受け止めているかが判らないジレンマが残る。

【11】






今の舞にとって、あんなに大好きだったボール投げや食事は、

興味の対象から完全に外れてしまった。

【12】





散歩やドライブはむしろ「嫌」なものに分類されている。

【13】






彼女が何を望み、どうして欲しいかを、切実に知りたいと思う。

【14】






今僕等家族は、舞がいつも穏やかな表情でいられるよう目配りし、

人間にとっての多少の窮屈さを、彼女と暮らす楽しさの代償と銘じて、

必要だと思うことをただただ信じてやっていくしかない、と思っている。

それも、強く前向きに。

【15】






舞、おまえはその瞳の先に、一体なにを見ているのか・・・。


【16】2014年10月26日の舞(自宅にて)






※SONY RX100MarkⅡ【Top】(この画のみ2013年10月)
 EOS 6D SIGMA APO MACRO 150㎜ F2.8 EX DG OS HSM【1-11/16】
 EOS 5D MarkⅢ EF50㎜ F1.2L USM【12-15】



(了)
Posted at 2014/10/28 07:01:23 | トラックバック(0) | ペット(菜々・舞) | ペット

プロフィール

「↑×2 なぜか以前の投稿が再掲されてしまいました。新年早々失礼しましたm(__)m」
何シテル?   01/01 16:57
【現在休止中です】 ・原則として「何シテル?」、同日内の過剰な多投稿、誹謗中傷と思しきもの  などは閲覧いたしません。 ・フォローバックが条件のフォローに...
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