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2017年1月15日（日）。

この日は午後から雲が多くなり

富士の夕景は望めないものと思った。

日没間際、富士山が姿を見せてくれた！



慌ててカメラを持ってバルコニーに出る。

【１】





気温が低い上に北風が強く半端のない寒さ❄️

【２】





しかし、富士山🗻もいつになく大きな影を見せていた。

【３】





かげ？そう、影。

【４】





太陽が地平に沈む僅かな間、ちょうどその反対側に、

山塊によって遮られた夕陽が富士の影を作ることがある。

【５】





これまでも何度かこうした場面を目にしたが、

この日ほど黒くハッキリと影の浮かぶことはなかった。

【６】





夢中でシャッターを切ること15分程、やがてショーは幕を下ろす。

【７】






凍てついた手を温めようとリビングに戻ると、、、

ん？ンン？あれ？

Mac Bookに見慣れたSDカードが挿さっているじゃないか？？？

は？どーゆーこと？

ととということは、えーーっと、整理すると、

いま手にしているカメラには何が入ってるんだっけ？

(￣O￣;)愕然、そして・・・(´༎ຶོρ༎ຶོ`)号泣


滅茶苦茶寒い思いはしたけど、成果は「ゼロ」！

ま、慌てていた自分の不注意だから仕方ない。

仕方ないよ、仕方ない！全然仕方ないっ！

出先じゃなくまさか自宅でこんな初歩的なミスをしでかすなんて。

しかし、フジのカメラは警告が出ないのか？

キャノンなら一発で分かるのにっ！

つ、次からは気を付けないと…自信喪失(ToT)

という間抜けな一幕のため、家内の撮った画を転用した次第。






がらりと変わって、以下は1月21日の土曜日の朝、

バルコニーに咲いた花を撮ったもの。

【８】





今日でちょうど舞が旅立って１年になる。

具合が悪くなってから、僕らはよくあいつを抱えてバルコニーに出た。

真冬でも、真夜中でも、少しでも気分が良くなればと思いながら…。


　　■ １年前のブログ『涙が止まらない』


【９】





去年と同じように、あの水仙の花が開き始めた。

【１０】





これは舞のスイセン・・・。

【１１】





片時だって忘れることがなかった。

一瞬だって。。。

【１２】






しかし、時は何事もなかったかのように進み、

とうとう１年という時間が経過した。

【１３】





そう、たとえ２年経っても、５年経っても、

僕らの心の傷が完全に癒えることはないだろう。

【１４】





ただ、大きかった傷口が少しずつ小さくなって、

刺すような痛みが徐々に鈍痛に変わっていくだけだ。

【１５】





菜々や舞と暮らした日々は、

いつか遠い過去の記憶になるのだろうか。

【１６】





仮に20年先にそんな時がやって来たとしても、

早春、白い水仙が咲くのを見ると、

若かった僕らの傍らで跳ね回っていたあいつらのことをきっと思い出し、

そして笑いながら涙するだろう。

【１７】







舞は、いまもきっと僕らのそばで、

【１８】




少ししょっぱい目をしながら、

【１９】





いつもと同じように小首を傾げて、

【２０】





僕らの目と口元と指先と足運びを、

【２１】





注意深く見つめていてくれるだろう。

【２２】





※SONY α7Ⅱ　SONY FE24-240㎜ F3.5-6.3【富士山】
　Canon EOS 5D Mark Ⅳ　Tamron SP 90mm F2.8 Di MACRO VC USD (F017)【花】
　PhotoFunia【舞】


（了）

情景。



情景は、単純に「ありさま」。


【１】







しかし何か違う。


情景とは、、、


どこか既視感のある風景。


心の奥底に否応なく遺る景色。


感興の残り火。


【２】





【３】





【４】







何気ない場面が、


不思議な情感を湛えて、


身体の内奥を静かに燃やす。


【５】





【６】





【７】





【８】







それを見た場所や状況は、


薄らいだ記憶に霞んでいるのに、


特定のSCENEだけが鮮やかに残る。


【９】





【１０】





【１１】





【１２】








過去の日常の一瞬が、


20年後あるいは30年経って、


特別な時として蘇ったことはないだろうか？


そんな経験が自分にはある。


いずれも懐かしく甘やかだった。


【１３】





【１４】





【１５】





【１６】





【１７】








忘れていた街角、人、声、香り。


自らの、そして近しい人のSCENEは、


今この瞬間に創られていても不思議はない。


【１８】





【１９】





【２０】





【２１】





【２２】







であるなら。。。



with LEICA M Monochrome


（了）

2017年1月14日（日）の朝景。

そして翌15日は初神代植物公園。

もちろん今年になってからの「初」。

で、なぜかイエローのAMG GTS。



かなりごちゃ混ぜの内容になってしまうが、

よろしければお付き合いのほど。



まずは、1月14日の朝の光景。

【１】





この日は明けの青い空に浮かぶ月と雲が印象的だった。

【２】





月は丸く浮かび、

【３】





雲は薄っすらと紅色に染まっていた。

【４】





富士山は山頂付近に雲を纏い、肩下から腰辺りだけを見せていた。

【５】








続いて、翌15日の2017年初神代植物公園から何枚か。

【６】





去年は正面入口にあった正月らしい宝船が植物会館内に鎮座。

【７】





正月らしい花もいくつか置かれていた。

【８】





【９】





花じゃないけど、正月らしさを汲んで。

【１０】








最後はこの日とある駐車場で見かけたイカしたクルマを。

Mercedes-AMG GT S。

※暫く待ってみましたがオーナー様にお会いすることができず無断撮影となりました。
　万一支障があるようであればご連絡ください。即刻画像を削除します。


【１１】





これまで他の色は何回も見かけているけど、

オプションカラーのソーラービームをD以外で見るのは初めてかも。

【１２】





低く長いノーズがスポーツカーの証しと言わんばかり。

【１３】





自分にとっては実用性の観点からも夢の中の乗り物でしかないが、

【１４】





AMG C63Sなどと同じ系譜の心臓を持っていることに親近感を覚える。

【１５】





・・・ということで激しくまとまりのないブログになりましたが、

辛抱強く閲覧いただいたみなさまに感謝！です（笑）



※Fuji X-Pro2　Fuji XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR【朝景】
　Fuji X-T2　Fuji XF 35㎜ F2 R WR【神代＆GTS】


（了）

2017年1月7日（土）。

三が日に火を入れることのなかった

C63AMGを始動させた(初乗りかぁ)。

少し離れた公園に出向いて散策。




その前にほんの少しだけお約束のクルマ写真。

【１】





【２】






この日は蝋梅を撮ろうと思っていたのだが存外少なかった。

【３】（ソシンロウバイ）





だから何気ない街角の風景もちょっとだけ織り交ぜよう。

【４】





おや？紅梅が一輪だけ咲いていた。

【５】





このプランターはどうやらサフランが植えられているらしい。

【６】





ソシンロウバイ。

【７】





ちょっとばかり年季の入った風向風力計を見つけた。

【８】





こちらはロウバイ。

【９】





ベンチの整列、結構壮観（笑）

【１０】





最後は初志貫徹でソシンロウバイ。

【１１】





寒い日が続くと、ますます春が待ち遠しくなるよね〜☆



※Leica M Monochrome（Typ246）　Leica Summilux 50㎜/f1.4 ASPH.【Top/1-2/4/6/8/10】
　Fuji X-T2　Leica Macro-Elmar 90㎜/f4【3/5/7/9/11】


（了）

2016年12月31日大晦日。

ようやく休みに入ったこの日、

小金井公園を気ままにぶらり散歩。

たてもの園は休園だし花もない。

そんな「何もない」公園の風景を

前回に続いて写真に収めることに。




江戸東京たてもの園は、元日まで休園中だった。

【１】





因みにこの建物(光華殿)は1940年に紀元2600年記念式典の会場として

皇居外苑に造営されたものを式典終了後の翌年に当地に移築したものだ。

【２】





白い木肌の裸木の林立。

【３】





枯葉がたくさん。

【４】





ランナーが多くなったよね。

【５】





木肌についた苔たちが光を浴びている。

【６】





カッサカサの落ち葉。乗ると気持ちいい！（子供か？）

【７】





まるで長〜いマッチ棒（笑）

【８】





光を受けた葉っぱが淡く優しく輝いていた。

【９】





つくづく思うけど、なんだろうこの造形（感心）。

【１０】





熊笹も元気だね。

【１１】





素心蝋梅の蕾が膨らんでいた。

【１２】





こちらは何輪かが開花ちう。

【１３】





またもやおどろおどろしいほど複雑怪奇な造形の樹。

【１４】





しぶとく残るヤブラン。頑張れ！

【１５】





季節感が分からなくなるような緑の林。

【１６】





道端にたった一輪。

【１７】





これは、、、そう、寝転びたい！

【１８】





なんだか途中まで葉を落とした高木が寂しげだった。

【１９】





木瓜の花、発見。

【２０】





緑に枯葉。対比がいいかも☆

【２１】





おっと、ここにも小さな彩りを発見！

【２２】





大きな樹。しかも真っ白な樹皮。

【２３】






最後に、番外編。


いつもは早朝から試合や練習を楽しむ人々で賑わう野球場。

さすがに大晦日は閑散としてるね。

【２４】





公園に隣接する国内屈指の名門ゴルフコース小金井カントリー倶楽部。

INの10番ホールティー地点。382Yパー４（難易度10）

ここでプレーすることは一生ないだろう（爆）

【２５】





さて、これにて2016年撮影分はようやく終了となりました（苦笑）

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。



※Canon EOS 5D Mark Ⅳ　SIGMA Art 50㎜ F1.4 DG HSM


（了）