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2016年03月26日 イイね!

春分の頃 〜春の雑文No.1〜

春分の頃      〜春の雑文No.1〜
今年は3/20が春分の日だった。


あの三鷹の国立天文台が前年に

「暦象年表」で発表している。




※写真は全て3/13に撮影したもので、本文と直接的な関連はありません。


閏年とその翌年が20日、それ以外の年が21日、

というのがここ10年先までの計算結果のようだ。

【1】

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春分の日は、昼と夜の長さが同じになるとされる。

【2】※フキ

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実際には昼の方が14分程長いようだけど。

【3】※たらの芽

Untitled



「春と夏」「昼と夜」を等分するという意味で、

春「分」と呼ばれるとも聞く(秋分も同様)。

【4】

Untitled




ところで、春分は立春と立夏の中間地点である。

【5】※セリバオウレン

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何だかちょっと実感が湧かない気がする。

【6】

Untitled



暑さ寒さも彼岸までと言われるとおり、

確かに寒さは感じなくなる気候だとは思うものの、

【7】

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夏への中間点と言われると、気が早いような。。。

【8】

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彼岸と言えば、春分の日を中心に前後3日間、計7日間。

【9】

Untitled



つまり、春分の日は彼岸の中日となる。

【10】※座禅草

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春分の日には「ぼたもち」を食すという習慣があるが、

秋分の日はそれが「おはぎ」になる。

【11】※馬酔木

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調べてみると、ぼたもちもおはぎも実は同じ食べ物。

【12】※チオノドクサ・ルシリエ

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その季節に咲く花の名に因み、牡丹餅・お萩と、

呼び分けられるようになったらしい。

【13】※ヒマラヤユキノシタ

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邪気を払う効果があるとされる小豆が原料。

【14】

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米や砂糖が貴重品だった時代からすれば、

それを先祖に供えることで功徳を積むことになる。

【15】※ヒメオドリコソウ

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年に2回高級食材を口にする副次効果もあったわけだ。

【16】※オオカンザクラ

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春分の日を境に、徐々に明るい時間が長くなる。

【17】

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もちろん気温も上昇してゆく。

【18】

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そういった意味では、どことなく心が浮き立つ環境だ。

【19】

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ここにあげた花たちもきっと季節の変わり目を敏感に察し、

【20】※ウチワノキ

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次の季節への備えをゆっくり進め始めていることだろう。

【21】

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※EOS 5D MarkⅢ Tamron SP 90㎜ Di Macro VC USD(F017)


(了)
Posted at 2016/03/26 22:36:59 | トラックバック(0) | 雑記・備忘録 | その他
2016年03月13日 イイね!

「菜の花」と「ベンチのある光景」 〜早朝の静かな公園にて〜

「菜の花」と「ベンチのある光景」 〜早朝の静かな公園にて〜
2016年3月5日(土)。


早朝の小金井公園で「菜の花」と

「ベンチのある光景」を撮った。




小金井街道沿いの桜の園に小ぶりな花壇がある。

【1】

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毎年ここには菜の花が植えられ、桜の時季には、

【2】

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黄色とピンクの華やかなコラボレーションが楽しめる。

【3】

Untitled



しかし今回訪れたタイミングでは、桜の開花にはまだ遠く、

【4】

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菜の花も開花こそすれ十分な花付きとは言い難い状況だった。

【5】

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空模様も残念な曇天で、色彩を堪能するには至らなかった。

【6】

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ただ菜の花の撮影には、太陽が燦々と降り注ぐ環境だと

【7】

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色飛び=飽和することが多く、却って良かったのかも知れない。

【8】

Untitled



柔らか目のヒカリのもと、珍しく+EVで撮ることにした。

【9】

Untitled




一方、もうひとつの主役に抜擢したベンチ。。。

【10】

Untitled



小金井公園には滅法ベンチが多い。

【11】

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雲によって薄暗く感じるほどの春の朝、公園に佇むベンチは、

【12】

Untitled



静寂の気配を漂わせながら、それぞれに何故か味があった。

【13】

Untitled



新しいもの、古いもの、密集するもの、単独のもの、

【14】

Untitled



素材の違い、使用感の違い、背景の違い‥‥。

【15】

Untitled



人が座ることを前提に作られ設置されたにも関わらず、

【16】

Untitled



明らかに利用率の少ないものや朽ちかけているものまで、

【17】

Untitled



様々なベンチが園内各所に点在していることに改めて驚いた。

【18】

Untitled





冬から春へと季節が移らんとする朝、何気ない風景だけど、

【19】

Untitled



その一瞬の景色を切り取ることに没頭した土曜日。

【20】

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古民家と梅の花は、移ろう時に戸惑っているのだろうか。

【21】

Untitled



林の片隅に凛と咲いた椿は、

【22】

Untitled



早春の終わりをひとり慈しんでいるかのように見えた。

【23】

Untitled



※EOS 5D MarkⅢ EF70-200㎜ F2.8L IS Ⅱ USM


(了)
Posted at 2016/03/13 21:11:41 | トラックバック(0) | 雑記・備忘録 | 日記
2016年03月11日 イイね!

あの日から 〜咲き始めの寒緋桜〜

あの日から 〜咲き始めの寒緋桜〜
2016年3月11日(金)。

あの日から5年の歳月が流れた。

今も残る傷痕は、過不足なく

後世に伝えなければならない。




1週間程前の3月5日(土)。

この日には開花しているだろうと再び小金井公園へ。


今年は既に御苑で河津桜を観る機会に恵まれたため、

【1】

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第二の桜観賞として、寒緋桜を愛でにやって来た。

【2】

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しかし思ったほど花は開いておらず、ひっそり静かな花見になった。

【3】

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開花以降、少し低温の日が続いたことが影響したのだろう。

【4】

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この日も予報に反して肌寒い曇天の朝。

【5】

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少ない光量でいかにこの花を際立たせれば良いのか、

【6】

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考えながら撮影をしていたのだが、

【7】

Untitled



思いの外身体が冷えて、カメラを持つ手が冷たくなった。

【8】

Untitled




寒緋桜は、下向きに釣鐘状の花を付ける。

【9】

Untitled



花弁の色はまさに緋色に近い、早咲きの桜の代表格だ。

【10】

Untitled



早咲きと言えば河津桜が有名だが、かの品種は、

【11】

Untitled



この寒緋桜と大島桜との交配によって作られたと言われる。

【12】

Untitled



染井吉野の薄く透き通るような仄かな桜色とは、

【13】

Untitled



趣きを異にする濃い緋色の花弁は、

【14】

Untitled



この日のちょっぴりどんよりとした空の色と意外にも合って、

【15】

Untitled



薄暗い木立を背に、自然に溶け込む咲き姿を見せてくれた。

【16】

Untitled



やはり桜の開花は劇的で美しく、この国らしさを感じるものだ。

【17】

Untitled




これからますます春は広がり、各地で開花の声を聞くようになる。

【18】

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桜前線の北上とともに、震災による大きな被害の出た地域でも、

【19】

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5年という月日を経て、再び美しい花が咲くだろう。

【20】

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それを心待ちにする総ての方々に、様々な形で、

『サクラサク』の朗報が届けられることを願って‥‥哀悼。

【21】

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《後記》


あの日の地震には新都心の高層ビルの中層階で遭遇した。

激しく揺れるビル、停まるエレベーター、鳴り止まぬ警報、コンビニから消えた食品、運転停止となった主要路線、
繋がらない電話、TVから流れ続ける特撮のような映像、窓からは帰宅困難者と車で溢れかえる幹線道路が見えた。
翌土曜から怒濤のように押し寄せた震災関連の追加業務。
しかし自分の身に降りかかった出来事は、震源に近い地域の方々が経験された事柄に比べれば、何れも些細なことだった。
阪神淡路と東日本大震災は、自分が社会人として経験した忘れようにも忘れられない、未曾有の大惨事である。
地震をはじめ自然災害を防ぐことは難しい。
だからこそ備えること、助け合うことが何より大切になる。
起きてしまった後に、見て見ぬふりをせず、手を差し伸べる勇気を持つことこそが、唯一、人を救える術だと思っている。

あの日を越えて@がんばれ!日本




※EOS 5D MarkⅢ EF70-200㎜ F2.8L IS Ⅱ USM


(了)
Posted at 2016/03/11 06:59:14 | トラックバック(0) | 雑記・備忘録 | 日記
2016年03月09日 イイね!

春を伝えるキンポウゲの小さな仲間たち

春を伝えるキンポウゲの小さな仲間たち
またしても地面に張り付くように

春の匂いを探した公園。

何もないと思った場所に、本当に小さな

キンポウゲの仲間たちがそっと咲いていた。




〔スハマソウ〕

早春に花を付けることからユキワリソウとも言われる。

【1】

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葉の先端が尖ったミスミ(三角)ソウ、

丸まったスハマ(洲浜)ソウとに区分され、

【2】

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萼の毛羽立ちの有無でスハマ/ケスハマに分類される。

【3】

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これらは分布地域も明確に異なるようだ。

【4】

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〔セリバオウレン〕

オウレンの一種で、葉が芹の形状に似ていることから

【5】

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こう呼ばれるようになったものと思われる。

【6】

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類似するものにコセリバオウレンがある。



〔キクバオウレン〕

【7】

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やはりオウレンの一種でセリバとの見分けが難しい。

【8】

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名前の通り、その葉は菊に似る。

【9】

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あまりに小さくカメラに収めることも容易ではないのだから、

【10】

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素人がしっかり見極めるのは至難の業なのかも知れない。

【11】

Untitled



小さく控えめな花だけれど、どうして魅力的な花だ。

【12】

Untitled




〔セツブンソウ〕

名前の通り、節分の時季に開花することから命名された。

古くは家楡と呼ばれ人気があったため乱獲で数が減った。

【13】

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現在環境省のレッドリストで準絶滅危惧(NT)に指定される。

昨年は見つけることが出来なかったのでちょっと幸せな気分♪

【14】

Untitled




林や森の中では、小さな仲間たちにほんの少し気配りしながら

ゆっくり歩いてみるのも悪くない、かな。



※EOS 6D SIGMA APO MACRO 150㎜ F2.8 EX DG OS HSM


(了)
Posted at 2016/03/09 06:49:02 | トラックバック(0) | 雑記・備忘録 | 日記
2016年03月07日 イイね!

幸福(しあわせ)の黄色いハナタチ

幸福(しあわせ)の黄色いハナタチ
2016年2月28日(日)。


早朝洗車の足で小金井公園に行き、

昼からはいつもの場所に春を見付けに。




今回は題名の通り春を呼ぶ黄色い花だけを掲載したい。

公園で這いつくばるように地面を眺めていると、

黄色い花たちがよく目立つ。

そんな中、愛らしいいくつかの花をピックアップしてみた。

【1】

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先頭はやはり「福寿草」。

【2】

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元日草とも言われるほど、春を告げる花の代表格だ。

【3】

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スプリングエフェメラルの典型でもある。

【4】

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光沢のある花弁で光を集め、熱を生み出し、

それで虫たちを呼び集めるのだと言う。

【5】

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根には強い毒性を持つので、誤食は厳禁だ。

【6】

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続いてシンプルだけどなかなか魅力的な「オウバイ」。

【7】

Untitled



中国では迎春花、英国ではウィンタージャスミンと呼ばれ、

春真っ先に咲く花として愛好されている。

【8】

Untitled




何となく自然の生命力を感じさせる「フキタンポポ」。

【9】

Untitled



花はタンポポ、葉は蕗に似ていることからの命名らしい。

【10】

Untitled




これもシーズン代表格の「サンシュユ」。

【11】

Untitled



秋には真っ赤な実を付けていた樹だ。

【12】

Untitled



今はまるで物干紐に何枚もの黄色いハンカチが

掛かっているかのように枝が黄色に染まる。

【13】

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最後はキンポウゲの一種「キクザキリュウキンカ」。

【14】

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俗に「ヒメリュウキンカ(姫立金花)」と呼ばれる。

【15】

Untitled



花弁の裏側が緑がかって、カラフルで美しい花だ。

一部花弁を閉じた姿も「姫」っぽい仕草で可愛らしい。

【16】

Untitled




春の黄色い花と言えば、菜の花やミツマタやクロッカスなどが

思い浮かぶが、ここに掲載した花たちも大いに魅力的だ。


もしも時間ができたなら、公園や森に出かけて、

自分だけの幸せの黄色い花たちを探してみてはどうだろうか。



※EOS 6D SIGMA APO MACRO 150㎜ F2.8 EX DG OS HSM


(了)
Posted at 2016/03/07 21:32:45 | トラックバック(0) | 雑記・備忘録 | 日記

プロフィール

「↑×2 なぜか以前の投稿が再掲されてしまいました。新年早々失礼しましたm(__)m」
何シテル?   01/01 16:57
【現在休止中です】 ・原則として「何シテル?」、同日内の過剰な多投稿、誹謗中傷と思しきもの  などは閲覧いたしません。 ・フォローバックが条件のフォローに...
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