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2014年5月11日（日）。

早起きをして西武ドームで10日から開催されている

「第16回国際バラとガーデニングショウ」の

ローズフォトモーニング（8:30〜）に出かけた。




しかし、西武球場駅前のドームを呑込むような人混みを目の当たりにして、

規定の先着500名に入ることは到底無理だと見極め、急遽、

（同じ埼玉だから近いだろうと※）方針変更で川越に向かった。

※存外遠かったことは言うまでもない。



先日川越には蔵造りの街なみを観に訪れたが、

見所のひとつである寺院への参拝を割愛したこともあって、今回が初訪となった。

快晴の空からは、眩しいほどの陽が降り注ぐ5月の日曜日。

バラの撮影用に持参したカメラを持って、川越市内をぶらりと散歩。

はじめに、喜多院に。

こちらは、川越大師だけあって、非常に規模の大きな寺院だった。

青空に映える慈恵堂。

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屹立する多宝塔。

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小高い丘に建つ慈眼堂。

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そして、目当てだった五百羅漢。

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伽藍の裏手は、大きな樹の世界。新緑が瑞々しい。

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続いては、中院。

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こちらは天台宗（比叡山延暦寺）の別格本山。

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桜の時期は、花の寺として有名。

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喜多院と比べれば規模は遥かに劣るが、逆にまとまりがあって親しみ易い。

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参道など丁寧に掃き清められ、滅法居心地が良い。

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背の高い樹の作る緑陰とはまた趣きの異なる、柔らかな木陰も清々しい。

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最後は、花の寺らしく、境内で見つけた2種の紫の華で。

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目的は途中変更となったが、想定外に愉しめた日曜日となった。


※EOS5D MarkⅢ　EF70-200mm F2.8L IS Ⅱ USM【1/5-6/20/32/35】
　EOS6D　Carl Zeiss Makro-Planar T*2/50mm【Top/2-4/7-19/21-31/33-34/36】



（了）