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2015年11月28日（土）。

紅葉未満だった11/21に続き、

野火止の平林寺を再訪したので、

2分割でブログアップしようと思う。




1週間前と比べると境内の紅葉は明らかにその彩度と範囲を増し、

【１】





まさに錦繍の様相へと変わりつつあった。

【２】





しかし、奥の境内林=もみじ山は未だ彩りが乏しく、

緑の中に焼け焦げて枯れたように丸まった葉が散見されたのみだ。

【３】（境内林の奥に佇む野火止塚）





この林はこれから色付いていくのかが少し心配になった。

【４】






ともあれ、本堂や鐘楼近辺の紅葉は、一部が落葉し始めるなど、

ややピークを過ぎつつあることが伺えた。

【５】





それでも写真に収めるには十分な華やぎで、

訪れた観光客の皆さんと競うようにファインダーを覗かせてもらった。

【６】





開門直後に入山したこともあり、横から差し込む朝陽が眩しく、

カメラやレンズの逆光耐性テストのような撮影環境となった。

【７】





さすがに何枚かにはフレアやゴーストが出てしまったが、

【８】





目映い朝の光の中で観た紅葉の再現という見方をすればむしろ、

【９】





忠実な表現方法かも知れない、と乱暴な理屈をつけ掲載を強行した。

【１０】






今回は、24㎜と85㎜の単焦点レンズを5D/6Dボディに付けっ放しで

1時間弱撮影して廻ったが、紅葉が進んだ時季であれば、

【１１】





35㎜か50㎜1本でも大方撮りたい構図はクリアできるように思えた。
（35㎜がベストだと思うが、人を回避するなら50㎜といったところか）

【１２】





紅葉が部分的な場合（早/遅すぎ）は、構図が限定されるため、

【１３】





ある程度焦点距離の長いレンズの方が人影を排除できるだろう。

【１４】






もみじ山の紅葉がこれから進むと仮定すれば、本堂周りの色付きと

重なるタイミングは極く僅かな時間でしかない。

【１５】





全山が燃えるその数瞬は、また来秋以降の愉しみとしよう。

【１６】





残る写真を、次回以降のブログに追加掲載し終えたなら、

【１７】





自分自身の今期の金鳳山は閉山となる。

【１８】





※EOS 6D　EF85㎜ F1.2L Ⅱ USM【Top/4/6/9-11/13/16】
　EOS 5D MarkⅢ　EF24㎜ F1.4L Ⅱ USM【1-3/5/7-8/12/14-15/17-18】


（了）