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前回は強い春の光で撮ったC63。


今回は雲に覆われた曇天の朝、

強過ぎない光でC63を撮ってみた。




白のボディ形状を訴求するには、明るさはこれで充分かも。

【１】





しかし一方で光と影の抑揚が削がれる面は否めない。

【２】





明と暗、光と影、白と黒の対比が、被写体のフォルムを

浮かび上がらせるとするなら、パンチ不足なのかな。

【３】





少しドラスティックにコントラストを出すには、

もう少しだけ明暗が強調された方がしっくりするか。

【４】






自分の目で見たものに近づけるというのは難しいものだ。

【５】





残存する記憶より薄いイメージの画になるか、

【６】





逆に少しキツいどちらかと言えば大げさな画になるか、

【７】





この辺りのバランスをとることが出来れば良いんだけどね。

【８】






愛車記録的に収めた写真だから、人の目を気にせず、

【９】





試行錯誤して、自分が出来栄えをどう感じるかに尽きる。

【１０】





失敗だなと感じれば、原因を考えて、次に機会が訪れた際、

【１１】





その原因を繰り返さぬよう一応気をつけて、

より自己満足の度合いを高められればイイわけだけど。

【１２】






理想や計画と現実は、しばしばズレが生じるものだから、

【１３】





そのギャップを気にし過ぎると、何も出来なくなってしまい、

【１４】





そこから一歩も動けなくなってしまうものだ。

【１５】





だからイイ意味で「適度に脱力」することも大切だと思う。

【１６】






全くC63の話ではなくなってしまったが(汗)、

【１７】





出来るなら「節度ある肩の力の抜き方」を追求したい。

【１８】





〈後記〉
撮影日は3/5。舞が亡くなって丁度1ヶ月後のことだった。
舞はこの車の後部座席に置いたBoxで立ち上がり、
リアウィンドウから後方を確認するのが好きだったな（懐）


※EOS 5D MarkⅢ　EF70-200㎜ F2.8L IS Ⅱ USM


（了）