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2016年7月31日(日)。

ここ暫く公園ではキカラスウリや

オオカラスウリの花が咲いていた。

ということはそろそろあの花も…。




花の咲き順としてはキカラスウリ→オオカラスウリ、

そして今回の主役であるヘビウリであると学んだ。

【１】（オオカラスウリ）





ヘビウリは、カラスウリの近縁種でインド原産だ。

わが国では主に観賞用として育てられるが、

東南アジアや中国、台湾などではポピュラーな

食材として用いられる(意外と美味しいらしい)。

【２】（ヘビウリの花）






最大の特徴はうねうねと伸びる実の形状にある。

大きなものだと1.5mにもなると言われ、

くるりと巻いた先端は意志を持つようで、

まさにヘビそっくりである。

【３】（ヘビウリ）





併せて実の形からは想像のできない花…。

【４】（ヘビウリの花）





真っ白な5枚の花弁に、くるくるの蚕糸状の飾り。

【５】（ヘビウリの花）





まるでレースの衣装をまとったような優雅な姿だ。

【６】（ヘビウリの花）





それはあたかも夏の強い陽射しをレースの日傘で

涼し気に受け流すミステリアスな高原の令嬢のようだ。

【７】（ヘビウリの花）







さて、蛇令嬢の花を堪能できたので、

ここからは大暑の季節に咲いた花たちを撮影。

ヘビウリに勝るとも劣らない清々しさのサギソウから。

【８】（サギソウ）





つくづく不思議なデザインだよね、この花も。

【９】（サギソウ）






西日本と東日本で分布する色に違いがあるという

ゲンノショウコ(ミコシグサ)。

【１０】（関西に多い赤花）





【１１】（関東に多い白花）






同じセンナ属で紛らわしい花だなぁと思う2種。

ハブソウはハブに噛まれたた際の解毒に使うとか。

【１２】（ハブソウ）





一方エビスグサはハブ茶の原料。なんだそれ？分かりづらいぞ！

【１３】（エビスグサ）






ではその他の花々を例によって一気に掲載。

【１４】





【１５】





【１６】





【１７】





【１８】





【１９】





【２０】






しかし夏の花は夏の花らしいね！(えっ？)

【２１】





【２２】





【２３】





【２４】





【２５】





【２６】





【２７】（黒ほおずき）






レースの衣装に少しだけ涼しさをもらえた、そんな大暑の1日。

【２８】






7月の撮影分はこれにて漸く打ち止め（遅っ）。

【２９】





今回もお付き合いいただきありがとうございました。



※EOS 5D MarkⅢ　SIGMA APO MACRO 150㎜ F2.8 EX DG OS HSM


（了）