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2016年9月3日（土）。


いつものコースで変わらぬ花撮り。

９月最初のフォトグラフ・・・。




前回のブログで『九月のフォトグラフ』という曲に触れたが、

【１】





このアーティストのいくつかの曲は、若かりし学生時代を思い出させる。

【２】






その曲が好きとか嫌いとか以前に、

過去の行動や思いと曲や歌詞が密接に結びついていて、

【３】





その曲を聴くとまるでタイムスリップするかのように、

当時の匂いまでも運んでくる。

【４】






それは、、、それはつまり、長い年月が流れたことを意味し、

【５】





そして自分もいつしか確実に、

歳を重ねてきてしまったことを知らしめられる。

【６】






若い頃に戻りたい？

それはそうだ。…あ、いや必ずしもそうじゃないか。

【７】






学生時代や駆け出し社会人だった頃の自らを振り返ると、

【８】





阿呆のような行動を思い起こすし、

【９】





思慮の足りない言動に恥ずかしさを覚える。

【１０】





未来という文字が、まだ夢として描けていた時代、

【１１】





幸せだったかも知れないけど、

同時にあまりに危うくて、あまりに無知だった。。。

【１２】





未だ自覚がない中で、おそらく傷つけてしまった人の数は知れず、

【１３】





その多くはもう、償うことすらできはしない。

【１４】






わがままに生きてきてしまった結果が、今に繋がっていることを思えば、

【１５】





また若かりし頃に立ち戻ったところで、結果に大差はないだろうし、

【１６】





もしかするとよりわがまま度合いが増幅するかも知れない・・・。

【１７】






そう、だから年齢を重ねることが、客観的に自分の半生を振り返れる、

【１８】





そんなきっかけになるならば、加齢は決して悪いことじゃない、かな。

【１９】





身体の方々にガタがきて(苦笑)、思考も言動も衰えを感じることがあったとしても、

【２０】





精神的な成長は今後も少しずつ続いてゆくものと信じてみても良いかも知れない。

【２１】






ふとしたきっかけで、他愛のないことを考えた、９月最初のフォトグラフ・・・。



※EOS 5DsR　SIGMA APO MACRO 150㎜ F2.8 EX DG OS HSM


（了）