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2016年9月24日（土）。

天気予報によれば東京は昼頃から雨。

また降り込められたくなかったため、

早めに近場への写活に出かけてみた。


※Top画像はドラゴンフルーツ


前々日に節気は秋分に入り、

【１】





ちょうど曼珠沙華の咲く季節となった。

【２】





太陽は秋分点に達し、昼夜の長さが均衡する。

【３】





秋分の日を境に、徐々に夜時間が長くなっていくわけだ。

【４】





暑い日が減り、肌寒く感じる日が多くなってくる。

【５】





ただ最近は温暖化の影響か、

【６】





少し季節にズレが生じるようで、

【７】





秋分の日を過ぎても、

【８】





それなりに蒸し暑く感じる日も残る。

【９】





次節気である寒露過ぎまで、

【１０】





半袖を着る日もあるだろう。

【１１】





とはいえ、着実に冷気が増してゆくには違いなく、

【１２】





それを敏感に感じ取る草花たちも、

【１３】





いつの間にか、でも確実に主役を交代してゆく。

【１４】






この日はここのところ降り続いた雨の痕跡が

【１５】（おや？マメザクラが咲いていた！）





そこかしこに強く残っていた。

【１６】





草花には朝方までの雨の滴が多く残り、

【１７】





陽が射した瞬間にキラキラと輝く。

【１８】





葉の上にできた水玉は、

【１９】





あたりの景色を映しこんだり、

【２０】





光に撥ねて踊っていたり、

【２１】





植物たちの小さな耳飾りのようだった。

【２２】






これからまた季節が進むと、

【２３】





澄んだ空気の高い空に覆われ、

【２４】





やがて葉が様々に色付く頃となる。

【２５】





暑い夏を乗り切ったそれぞれの花たちも、

【２６】





青い空に向かってとびきりの花弁を広げ、

【２７】





いのちのときを謳歌することだろう。

【２８】





またそんな一瞬を切り取ってみたい、と思った。



※EOS 5D MarkⅣ　Tamron SP 90㎜ F2.8 Di MACRO VC USD（Model F017）


（了）