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2017年9月10日（日）。

高幡不動尊を訪ねた理由は、

主に彼岸花を観るためだった。

結論としてはちょっと早かった。

同寺は紫陽花の名所として知られる。

そうか、彼岸花もあったんだね（初）




彼岸花というとどうしても巾着田のイメージが強すぎて、

他の場所の印象が薄れてしまうのだと思う。


あ、それからここは新撰組の土方歳三の菩提寺でもある。

Top画像は参道にあったシャッター（吉田拓郎のコスプレかと思った）。

気を取り直して、仁王門を通ったすぐ先にかの志士の像がある。

こんな顔だったのか？プリクラ並みに修正しちゃったのか？

【１】






境内には地蔵も多いけど、季節によっては花も多いようだ。

この時季は端境期にあたっているせいか、

花の姿は限定的だったけど、その「雰囲気」は感じられた。

今回は彼岸花が主役だけどその前に境内のその他の花も掲載しよう。


仁王門を入って五重塔を仰ぐと、百日紅が花色を添える。

【２】





これは山門のそばで見た盛りを過ぎたサンゴジュ。

【３】





山門前のヒオウギ。

【４】





奥堂の庭にもヒオウギ発見。

【５】





彼岸花の群生を観るために山を登り始めてすぐ、秋海棠が。

【６】





少し先には、秋海棠と彼岸花が並んで咲く場所があった。

【７】





このコラボは初めて写真に撮った気がする。

【８】






大汗をかきながらどうにか急な山を乗り越え彼岸花の群生地へ。

【９】





雲の様子と辺りの樹々からの木漏れ日が、一部の花を照らす。

【１０】





全体に光の行き届く様は明るくキレイだけど、

【１１】





光と影のできるシチュエーションの方がこの花には似合うと思う。

【１２】





明るく輝く花を使ってピンポイントで測光し露出量を固定する。

【１３】





全体に光が回っていちゃダメで、スポットライトのように、

【１４】





限られた花だけが浮かび上がる状態が自分好みだ。

【１５】





暗部が強調され、コントラストが大仰にはなるけれど、

【１６】





この花の持つ妖艶さが格段に増すように思えるんだよね。

【１７】





美しいけど妖しい、そんな彼岸花の姿にはぐっと惹かれる。

【１８】





勿論それは好みの問題で、写真としての出来の話ではないよ。

【１９】（たった一輪だけ咲いていたピンク色の曼珠沙華）





この日はまだまだ花同士に隙間があって満開ではなかったけど、

うまい具合に陽が射したり曇ったりで相応に楽しめた。

【２０】





えーっと、ここは全部の花が咲き揃ったとしても、

圧倒的なボリュームって程ではないので、この方法に終始した。

【２１】





流石に巾着田のような大々群生は、もっと退いて撮るけどね。

【２２】





う〜ん、今年は巾着田、どうするかなぁ。

【２３】






あ、2回に亘った高幡不動尊はこれでおしまい。

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。



※使用機材
　Fujifilim X-Pro2　Fujinon XF23㎜ F2 WR
　Fujifilim X-T2　Fujinon XF90㎜ F2 WR


（了）