nanamaiのブログ一覧

2022年4月1日（金）。

あまり天気に恵まれそうもないと

覚悟していた今回、唯一の晴れが

このエイプリルフールだった(^^)



早朝、朝食も飛ばし、烏丸線-東西線と乗り継ぎ蹴上に向かった。

蹴上といえば、そう！桜の名所「インクライン」。

傍を再三通りつつもチラ見より踏み込んだ接近をしてこなかった場所…。

（山科側の端。すぐそこに船の発着場があって、その先からトンネルが始まる）






蹴上インクラインとは即ち琵琶湖疏水の舟運ルート間傾斜鉄道かな。

市営地下鉄東西線の蹴上駅のほぼ真上とアクセスも抜群だし、

南禅寺や青蓮院などの名刹や動物園なんかも近いこともあって、

特に桜や紅葉の時季には嵐山や清水並みに老若男女で賑わう。











つまり、この日も激混み必至なため、出来るだけ早い時間に訪れたかった。

しかし考えることはみな同じとみえ、8時前だというのにラッシュなみ。

例えば6時台にやって来るという荒技の選択もなくはないが、

春先の太陽光が弱過ぎて、桜の色味が出ないといった副作用が生じる。

それで、人混みと色味のバランスを取って8時前がベストと読んだ次第。

（ウェスティン都。古い人間にはやっぱり都ホテルなんだけどなぁ）








可能な限り人の顔を写し込まず撮ろうとするも、ほぼ壊滅的（ ; ; ）

インクラインに行ったのに、インクラインでなくても良い写真の山…。



（岡崎側の端っこから動物園方向を望む）




インクラインは早々に諦め南禅寺西側の超高級住宅街（別荘地）をぶらっと。

この辺りは、とんでもない固定資産税がかかるため、

今は大半が法人所有になっており、生活感のなさが静けさを呼んでいるようだ。

ということで不審者感満載だと自覚したため、ここも早期撤退。

しかし、インクラインや南禅寺境内の賑わいとは隔絶された、

京都随一のお屋敷街は、やはり別格の佇まいを見せていたなぁ。

田園調布より芦屋より南禅寺がスゴイかも。松下、野村、住友、似鳥…。





















禅林寺（永観堂）方面に戻り、熊野若王子神社前から定番の哲学の道へ。

いつもだいたい銀閣側から南下してくるため、北上ルートは珍しいかも。

ここも桜のシーズンは大人気の場所だから、平日の早朝が絶対条件だった。

お陰様で、あの狭い小道に人がごった返すことはなかったが、

人を入れずに写真が撮れるなんてほどでもなかったかな。

疏水沿いには桜以外にもレンギョウやユキヤナギなどか咲き誇っており、

とても気持ちの良い朝の散策ができたと満足だった。











まだ哲学の道は半ばなんだけど、やや枚数が嵩んだため、

ここから先は次回以降に譲ることとしたい。



今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

つづく・・・。



FUJIFILM X-T4　FUJINON XF10-24㎜ F4 R OIS / XF50-140㎜ F2.8 R LM OIS WR


（了）