
2022年9月16日(金)17日(土)。
ウポポイを出て再び白老ICから
道央道に入り、登別-室蘭を経由し、
お馴染みの有珠山SAへ到着。
胆振東部地震の際、ここのGSは力強く営業してたんだよねー。
自分は朝一に洞爺湖畔で入れていたので給油はしなかったけど、
営業車を中心に長蛇の列ができていたのを今でも覚えている。
今回SAに立ち寄ると翌日から何やらイベントが開催されるようで、
各所で仮店舗設営やらミニステージの組み立てやらが行われていた。
有珠山SAは、上り車線の駐車場の方が海が近く景色がイイ。
この日は空がどんよりだったけど、伊達の市街地も、
見えないと思っていた有珠山や昭和新山も確認することができたので、
まぁ悪くない休憩になったと思う。
SAを出るとすぐに伊達IC。ここで一旦高速を降り、少し買い物を。
改めて道央道に戻り、虻田洞爺湖ICまで1区間だけ高速利用。
やってきたのはあの地震の際に泊まっていたウインザーだった。
震災後2回目の宿泊になるが、やはりあの時のことを思い出すなー。
馴染みのホテルマンとも再会を果たし、お互いの近況を報告。
(規約が変わって本当は入れないはずの)LOUNGEにも案内いただき、
まるでアフタヌーンティーのような歓待を受け、新人さんを紹介され、
なんてことをしていたら、あっという間にあたりは真っ暗になってしまった。
慌てて一旦部屋に上がり、荷物を解いて、再びロビーに降りて散策。
驚いたのはブーランジェリーがクローズされていたこと。
ホテルによるとコロナとは関係のない一時休止だというが、、、
再開の目処も立っていないようで、ちょっぴり寂しい限りだ。
ここの焼き立てパンは地元でも人気があったはずだしね…。
19:30頃だっただろうか、恒例の湖上の花火が始まった。
あの地震の時も心意気で上げてたんだよねー、花火🎇
ホテルからだとかなり小さくしか見えないんだけど、存在は大きいよ^ ^
翌日(最終日)もあまりはっきりしない天気だった。
早朝は霧が濃く、窓先数十cmまでしか見えない白一色の世界だった。
それがビューバスを使っている間に段々と薄れてきて、湖が望めるように。
このホテルの利点は、刻々と移り変わる湖周辺の景観を眺めていられること。
部屋に居ながらにして、波立つ湖面や雲の流れや有珠山の噴煙や
雄大な羊蹄山や注ぐ陽光や風にそよぐ樹々の表情がつぶさに観て取れる。
生憎の天気だったけど、それでも1分たりとも同じ表情はない。
朝食を摂るのとホテルクーポンの使用のため(土産物を調達)に
ロビー階に降りた以外、12:00のチェックアウトまで飽きずにずっと
窓から外を眺め、北の大地の景色を静かに噛み締めていた。
(墨絵のよう)
出立時には昨夕のホテルマンもわざわざ見送りに来てくれて、
名残を惜しみつつウインザーを後にした。次はいつになることか。
飛行機は17:30の便だったからまだまだ時間があったので、
前々回同様、今度は逆回りで、洞爺湖を1周してみた。
昨今のキャンプブームもあってか、思ったよりもずっと観光客が多く、
静かな湖畔のイメージはやや覆された感があった。
道央道下り線に乗り、前日も立ち寄った有珠山SAに。
イベントは上り線だけのようで、下り線は意外に閑散としていた。
最後に有珠山の写真を撮り、いよいよ千歳に向かう。
「空港や空港周辺が混雑しているため早めにお越しください」
といった航空会社からのアナウンスを受けていたので、
15:30前に給油&レンタカーを返却。って、むむ???
アプリに予約便の遅延が!詳細を確認すると、機材の到着遅れによって、
出発時刻が18:45になる、よって1,000円/人のクーポン券を発行する、
該当便搭乗者はカウンターで受け取って欲しい、とのこと。
そもそも機内で夕食が出るし、ラウンジでも軽食は摂れるから、
ちょっと無駄だなと思っていたら、物品購入も可能とのことだった。
すかさず土産物を購入し、新しくできたSUITE LOUNGEへ。
ちなみに新千歳はSUITE CHECK-INがなくプレミアムのみなので、
それなりに混雑する。場合によって通常ルートの方が速いことも(苦笑)
と、ここからまた小刻みに遅延連絡が入り、結果的には19:10発に変更。
搭乗開始は何と19:00とアナウンスされた(大丈夫か?!)
18:00や18:30発の便が定刻で飛び立っていくのを横目で見つつ、
もともとのフライトは19:05羽田着だったことに気づきやや悄然(笑)
ま、翌日翌々日と休日だったから急ぐものでもなかったんだけどね。
とそんなわけで、小トラブルはありつつも無難に北海道から帰還。
2022年の夏休みは札幌(+近郊)三昧という報告でした。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
長々と失礼いたしましたm(_ _)m
おしまい…。一応¿
FUJIFILM X-T4 FUJINON XF10-24㎜ F4 R OIS / XF70-300㎜ F4-5.6 R LM OIS WR
(了)