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2014年12月24日（水）。

今夜はクリスマス・イブ。

手近に見つけた飾りを載せよう。





住友三角ビルのツリー。地味だけど、50階分の吹き抜けを従えて。

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野村ビルのツリー。屋外で少し控えめに。

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京王プラザホテル。施設名を入れたツリーは意外に珍しいかも知れない。

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続いてハイアットリージェンシー。リースのディスプレイに特徴がある。

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ヒルトン東京。最もクリスマスカラーが出ていたように思う。

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最後はオペラシティ。

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ご覧いただいた総ての方に、Merry Christmas！


※EOS 6D　Carl Zeiss Makro-Planar T*2/50㎜ ZE【Top-7】
　EOS 6D　EF85㎜ F1.2L Ⅱ USM【8-11】


（了）

2014年12月21日（日）。

冬枯れの公園を撮ろうと神代植物公園へ。

イベントもなく見頃を迎える花もない。





明け方に雨が止んだばかりで、人影すらあまりない。

寂し気な公園を進むと、水場に「雪吊り」を見つけた。

東京でもやるのか、という正直な印象。

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すっかり穂の開いたススキが、冷たい風に揺れていた。

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池の水面に寂寞の大樹が妖し気な雲とともに映り込む。

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水生植物エリアも閑散としていた。

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ここまで来ると、すぐそこに中央高速の防音壁が迫っている。

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公園の中央部は見渡す限り落ち葉に覆われていた。

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しかし一部の場所に、今を盛りと真っ赤に色づく紅葉が異彩を放っていた。

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際立つ赤いカエデ。

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地面にも、秋と見紛うばかりの色が散る。

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季節感を幻惑させられる燃える枝葉。

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淡い黄が優しげに色を添える。

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冬本番に紅葉を目にするなんて思いもしなかった。

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ある時期に季節が行きつ戻りつすることは勿論知ってはいたが、

最近はこの揺り戻し幅が大きくなったように思えてならない。

「正月に紅葉狩り」などということにならぬよう祈るばかりだ。



※EOS 6D　SIGMA APO MACRO 150㎜ F2.8 EX DG OS HSM【Top/4-12】
　EOS 5D MarkⅢ　SIGMA Art 50㎜ F1.4 DG HSM【1-3】


（了）

昨年（過去ブログはこちら）に続いて、

西武園ゆうえんちのイルミネーションを掲載。

去年は派手なイルミに圧倒された。





今年はというと、気のせいか少々間引かれたような感覚がした。

単に目が慣れただけなのかも知れないが。


刻々と色の変わるシンボル的ツリー。高さはビル３階分ほどあるだろうか。

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遠景に観覧車。闇に溶けそうにボケた緑の屋根は回転木馬。

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青い光が印象的。奥はカラフル三昧。

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こちらも青を基調にCOOLなイルミ。

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色の変化で、全体がカラフルに。

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ヒカリのツリーを上から撮る。

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下から見上げた構図はこのように。

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目が痛いほどに、総満艦色のイルミネーション。

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イルミは冬の風物詩となりつつある。

この季節だからこそ、「あかり」に魅せられ、「ひかり」に惹かれるのだろう。

遠景の観覧車にも、鮮やかなイルミを楽しむ家族やカップルが大勢乗っている。

煌びやかな光を目で楽しんだ後は、これを暖かな記憶として長く心にとめてほしい。

【９】





２０１４年冬、イルミージュにて。



※EOS 6D　EF50㎜ F1.2L USM


（了）

この冬。

未だ身体が慣れていないからか寒さを強く感じる。

初雪や大雪の便りも例年より早くそして多い。






そんなある日、ふらりと出かけた先で、鮮やかに色付く実を見つけた。


真っ赤な実がたわわに実り、まるでキャンドルの灯のようだ。

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青々ぷっくりと育った姿を見ると頬が緩む。

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思わず捥いでかぶりつきたくなるような瑞々しさ。

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何だかおめでたい色合いが賑々しい。

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規則正しく並んだ葉と青空の爽やかなコントラスト。

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こちらは、赤い実と青空が絶妙のコラボレーションカラーに。

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番外編的に。恥ずかしがり屋の小さな花が、緑の海に浮かぶかのようだった。

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相輪のようなシルエットが、微かに侘びの味を伝えてくる。

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光が溢れて、まるで輝く透視図。

【９】






冬はまだ始まったばかり。。。



※EOS 6D　Carl Zeiss Makro-Planar T*2/100㎜ ZE


（了）

2014年12月13日（土）。

冷たい風ながら澄んだ青空に誘われて、

冬日を一杯に浴びる花を観に出かけた。





東京にしては冷え込んだ朝だったが、わずかに咲いた花たちは元気そのもの。

枯れ色の林とは対照的にカラフルに生気を漲らせていた。



まず、戸外（花壇や外置きの鉢、自生など）で見つけた花たち。

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続いて、簡易な温室に咲いた花。

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思わず身体を縮めたくなる寒風にも、花たちは健気に立ち向かい、

生き生きとした自らの色を主張していた。

これから先、寒波が訪れ、雪が降り、真冬日が続いたとしても、

彼らの生きる法則に変化や迎合はない。

凛として花弁を広げ、種を絶やさぬ工夫を凝らし、個を守り続けるだろう。


自分にできることは、彼らの生き様の一部をファインダーに拙く切り出し、

単純な記録を、彼らの生きた証しとして記憶に変えてゆくことだけだろう。


・・・冬空の花は、明日も生を謳歌する。



※EOS 6D　Carl Zeiss Makro-Planar T*2/100㎜ ZE


（了）