• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

nanamaiのブログ一覧

2015年12月21日 イイね!

Autumn-Leaf Last Viewing  〜12月15日 豊島山道場寺〜

Autumn-Leaf Last Viewing  〜12月15日 豊島山道場寺〜
都内の今年最後の紅葉を観に

練馬区にある道場寺を訪れた。

ここは武蔵野33観音霊場2番だ。




正式には、曹洞宗豊島山無量院道場寺という。

【1】

Untitled



縁起を見てみると、1372年石神井城主豊島景村の養子輝時が、

自ら土地を拠出し、大覚禅師を招いて創建されたものと伝えられる。

【2】

Untitled



従って今でも、豊島氏の菩提が弔われ、境内には1477年に大田道灌に

滅ぼされた豊島氏最後の城主泰経や一族の墓と伝えられる石塔が残る。

【3】

Untitled




境内の三重塔には、人間国宝であった香取正彦作の金銅薬師如来像が

【4】

Untitled



置かれ、その台座にはスリランカから拝受した仏舎利が奉安されている。

【5】

Untitled




この日はどんよりとした雲が垂れ込めていたが、

【6】

Untitled



短いながら、強い陽射しが寺院を照らす時間帯もあった。

【7】

Untitled



12月半ばにも関わらず、比較的暖かな日で、

【8】

Untitled



最後の紅葉を愛でるには絶好のコンディションだったと思う。

【9】

Untitled



境内の多くの樹はすでに落葉が進んでいたが、

【10】

Untitled



山門や三重塔・鐘楼周りの楓は、十分に鮮やかな色に染まっていた。

【11】

Untitled




参道や苔むす庭園のあちらこちらに、楓の落葉が散りかかり、

【12】

Untitled



折から射し込んだ陽光と相まって、控えめな浄土の様相を呈していた。

【13】

Untitled



色づく葉たちは雨風に打たれ、やがて地の滋養に変わっていく。

【14】

Untitled



土に還った葉たちは、再び大樹の養分となり、春の鼓動を待ち望む。

【15】

Untitled




禅寺らしく飾りのない境内に咲いた素朴で優しい楓の葉。

【16】

Untitled



最後の紅葉は、静寂の禅寺の記憶となって脳裏に焼き付いた。

【17】

Untitled




道場寺の晩秋の幕は、ことさらゆっくりと降りて行く・・・。

【18】

Untitled



※EOS 6D EF70-200㎜ F2.8L IS Ⅱ USM【Top/1-15】
 Leica Q(Typ116)【16-18】



(了)
Posted at 2015/12/21 19:47:29 | トラックバック(0) | 街ネタ | 旅行/地域
2015年12月19日 イイね!

紅葉の寺を訪ねる小さな旅の日記 Ⅱ 〜練馬 三宝寺〜

紅葉の寺を訪ねる小さな旅の日記 Ⅱ     〜練馬 三宝寺〜
真言宗智山派亀頂山密乗院三宝寺は

練馬の石神井台にあって、

石神井不動尊とも呼ばれている。

石神井公園三宝寺池の由来でもある。




その歴史は古く、1394年鎌倉大楽寺の幸尊法印によって開かれたとされる。

【1】

Untitled



豊島氏、後北条氏、後に徳川家からも庇護を受け発展した。

【2】

Untitled



家光の治世には、鷹狩りの休憩所として使われたことから、

朱印地10石を与えられ、いわゆる御朱印寺に昇格している。

【3】

Untitled




山門外の敷地には紅葉が僅かに残り、鮮やかな色合いを見せていた。

【4】

Untitled



12月も中旬だというのに、行き遅れた秋の衣装を纏っていた。

【5】

Untitled



一方境内は、平日の昼下がりだったこともあってか閑散としており、

色味の少ない落ち着いた空間が広がっていた。

【6】

Untitled



境内を見回すと、勝海舟の邸宅にあったという長屋門や、

徳川家に縁があることから御成門と呼ばれる山門が目を引く。

【7】山門

Untitled



鐘楼や本堂に施される装飾は、なかなか見事なもので、

数年ぶりに地上に顔を出した蝉をも虜にしたようだ。。。

【8】

Untitled




ここ最近、遠出のできない環境にあることで、

今まで見向きもしなかった近隣を、丁寧に見て回ることを覚えた。

【9】

Untitled



訪れようとする場所の縁起や歴史を調べ、想像を膨らませ、

実際に自分で足を運び、いざ自らの目で確かめてみると、

多かれ少なかれ想像と異なる部分に出くわすことになる。

【10】

Untitled



想像通りでないことが、存外面白いということに気づいたのだ。

【11】

Untitled




武蔵野には未だ自分の知らない名所旧跡が沢山残されている。

【12】

Untitled



今後も無理なくマイ(舞)ペースで隠れた「My 名所」を探し、

新たなお気に入りの場所を発掘していきたいと思う。

【13】

Untitled




武蔵野もこの週末から漸く冬本番を迎えようとしている。

【14】

Untitled



※EOS 6D EF70-200㎜ F2.8L IS Ⅱ USM


(了)
Posted at 2015/12/19 19:18:44 | トラックバック(0) | 街ネタ | 旅行/地域
2015年12月17日 イイね!

名残りの秋桜

名残りの秋桜
コスモスは短日植物である。

つまり1日の日長が一定時間以下に

なってはじめて花芽が形成される。





今年は秋も深まった頃、昭和記念公園のコスモスの群生を観に行った。

あの澄んだ青空の下、咲き誇るコスモスに生の謳歌を感じていた。

【1】

Untitled



一方、冬の色が日に日に濃くなる12月に咲き残るコスモスは少し寂しげだ。

【2】

Untitled




葉幅の細さや薄い花弁の繊細さ、淡い色合いがそう思わせるのか。

【3】※ゼラニウムの葉

Untitled



もともと「秋桜」と表わされるとおり、秋の代表花であって、

雪降る季節に咲く印象は薄いことから、そう思えるのか。

【4】※ゼラニウムの葉

Untitled




師走のどんよりとした寒空の下、バルコニーに咲き残った数輪のコスモスは、

この花の逞しさとそれとは裏腹な儚さを伝えてくるような気がする。

【5】

Untitled




おそらくもう数日のうちにも全花が萎れてしまうだろう。

【6】

Untitled



そしてそれが、僅かに残っていた秋の気配が潰える時にもなるだろう。

【7】

Untitled



この日の冬雲は、低く武蔵野の空を覆っていた・・・。



※EOS 5D MarkⅢ SIGMA APO MACRO 100㎜ F2.8 EX DG OS HSM


(了)
Posted at 2015/12/17 22:04:55 | トラックバック(0) | 雑記・備忘録 | その他
2015年12月14日 イイね!

紅葉の寺を訪ねる小さな旅の日記 〜杉並観泉寺 最後の紅葉〜

紅葉の寺を訪ねる小さな旅の日記      〜杉並観泉寺 最後の紅葉〜
遠出をせずとも紅葉を楽しむには、

近場のスポットを押さえておくこと。


今回は穴場的プチ紅葉の観泉寺。




観泉寺は杉並区にある都の旧跡指定を受けた今川家の菩提寺で、

正式には、曹洞宗宝珠山観泉寺という。

【1】

Untitled



今川家?という方、なかなかの歴史好きとお見受けしました(^o^)

【2】

Untitled



今川氏は室町から戦国時代にかけて駿河の国を治めた大大名。

【3】

Untitled



それがなぜこの地に?という疑問。

【4】

Untitled



今川氏といえば、最も有名な武将は11代当主今川義元だろう。

【5】

Untitled



武田信玄や北条氏康とも姻戚関係を持ち、

最盛期の勢力は、駿河・近江・三河3国69万石を治めたとされる。

【6】

Untitled



一般的には公家かぶれで薄化粧を施した軟弱なイメージが伝わるが、

その実、人使いの名手で内政に辣腕を振るったとされる。

【7】

Untitled



天下統一を夢見た上洛の途上、

桶狭間で織田信長の軍勢に敗れたのは、歴史的にも有名な話である。

【8】

Untitled



義元没後、今川家は朝廷との交渉役に就き、徳川家の庇護を受け、

1645年に杉並のこの地を、新たな知行地として与えられている。

【9】

Untitled



今川家は明治期に断絶しているが、知行地の中心であった井草村は、

今でも杉並区「今川」と呼ばれ、連綿とその歴史を次代に繋いでいる。

【10】

Untitled




青梅街道と早稲田通りに挟まれた閑静な住宅街の一角、

観泉寺は忽然と、色づく紅葉に覆われた土塀を伴ってその姿を現わす。

【11】

Untitled



門前は小京都の風情を醸し、23区内とは思えぬ静寂に包まれる。

【12】

Untitled



あいにく境内は改修工事中で、紅葉の一部は養生シートの陰に

隠れてしまっていたが、それでも豊かな彩りを窺い知ることはできた。

【13】

Untitled




都内の紅葉もほぼ終焉を迎えたこの時季、観泉寺も境内の樹々を

一斉に燃え上がらせ、今は亡き主家への哀悼を奏でる。

【14】

Untitled



群雄割拠の時代、叶わなかった天下統一の夢を湛え、

折り重なる紅い葉は、一層真紅に染まっていくような気がした。

【15】

Untitled




静かな晩秋。

【16】

Untitled



散りゆく銀杏。

【17】

Untitled



燃える紅葉。

【18】

Untitled



人気のない寺への小さな旅。

【19】

Untitled



観泉寺は冬の装いに衣を替えゆく・・・。

【20】

Untitled



※EOS 5D MarkⅢ SIGMA Art 35㎜ F1.4 DG HSM


(了)
Posted at 2015/12/14 20:55:21 | トラックバック(0) | 街ネタ | 旅行/地域
2015年12月12日 イイね!

2015年11月28日 錦繍の平林寺【後編】

2015年11月28日 錦繍の平林寺【後編】
今年の平林寺の最終回となる。


今季、平林寺には11/21と

11/28の2回の訪問となった。




いずれも開門時間前に現地入りしたが、

既に多くの方が境内に入られていた。

【1】

Untitled



観光バスも相当台数が乗り入れており、

この時期はさながら一大観光スポットだ。

【2】

Untitled




この日は、前回足を延ばさなかったもみじ山側を重点的に

【3】

Untitled



撮ろうと考えていたのだが、依然紅葉という段階にない程、

【4】

Untitled



青葉が残る状態だったため、急遽予定を変更し、

【5】

Untitled



山門や本堂・鐘楼周りを、もう一度撮り直すこととした。

【6】

Untitled




今年の平林寺は、一昨年昨年と比較すると

明らかに色づく葉や樹が減ってしまったように見えた。

【7】

Untitled



その割に堆積した落ち葉も限定的で、

全体にボリューム感に欠けてしまったような印象を受けた。

【8】

Untitled



昨年行っていた山門などの改修が終わってもいたため、

【9】

Untitled



紅葉と伽藍の競演に期待していたのだが、、、

やはり気候の影響だろうか。。。

【10】

Untitled




そう言えば、街道に面した樹々が広く伐採されており、

境内林の欝蒼とした雰囲気が薄れてしまったように思えた。

【11】

Untitled



紅葉のボリュームダウンと直接的な関係はないのだろうが、

外形的な変化は、記憶との違和感を産む材料になっている。

【12】

Untitled




と、何となくネガな書きぶりになってしまったが、

今年の武蔵野の紅葉は全体的に質・量とも昨年に劣った。

【13】

Untitled



したがって、平林寺のみが華やぎを欠いたわけではない。

【14】

Untitled



この一帯では最も見応えのある紅葉の名所であることに変わりはない。

【15】

Untitled




今年の平林寺での紅葉はこれで見納めとなったが、

【16】

Untitled



来年再び鮮やかな色彩美を堪能出来ることを願って。。。

【17】

Untitled



※EOS 6D EF85㎜ F1.2L Ⅱ USM【Top/2/4/6/9/11-12/15】
 EOS 5D MarkⅢ EF24㎜ F1.4L Ⅱ USM【1/3/5/7-8/10/13-14/16-17】



(了)
Posted at 2015/12/12 18:40:02 | トラックバック(0) | 街ネタ | 旅行/地域

プロフィール

「↑×2 なぜか以前の投稿が再掲されてしまいました。新年早々失礼しましたm(__)m」
何シテル?   01/01 16:57
【現在休止中です】 ・原則として「何シテル?」、同日内の過剰な多投稿、誹謗中傷と思しきもの  などは閲覧いたしません。 ・フォローバックが条件のフォローに...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2015/12 >>

   12 34 5
67 89 1011 12
13 141516 1718 19
20 2122 2324 2526
2728 2930 31  

愛車一覧

AMG C63 Perfomance Package AMG C63 Perfomance Package
320から500と11年親しんだGクラスから乗り換えました。 C63AMG PPGセダ ...
ミニ MINI ミニ MINI
基本的に家内用 R56クーパーSハッチバック <外装> ペッパーホワイト ブラックル ...
ボルボ クロスカントリー ボルボ クロスカントリー
ワンコ トランスポーター
メルセデス・ベンツ Gクラス メルセデス・ベンツ Gクラス
G320L エメラルドブラック はじめてのGクラスでした。V8の下取りに。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation