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2015年12月10日 イイね!

冬の入り口 〜摩天楼 2015年西新宿〜

冬の入り口    〜摩天楼 2015年西新宿〜
すっかり寒くなった東京。

ビル間を吹き抜ける風が

ことさら強く冷たくなった。

今年も冬の入り口に立ったんだね。




【1】首都高新宿ランプ

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頬にあたる風が冷たくなってくると、

こんな場所でも空気が少し澄んでくる。

【2】

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高層ビルの灯りがいつもよりずっと近く感じられ、

宵の口には不思議にふわりと暖かくも見えてくる。

【3】

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季節感のないビルの谷間でも、

そんな些細な変化が時の流れを思い起こさせる。

【4】

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11月の中頃からイルミネーションが点灯した。

【5】

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各ビルがそれぞれ明かりを灯し、

冬のビル街を彩りはじめる。

【6】

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ホテルやオフィス棟のロビーにも、

リースやツリーが飾られて、

一気にクリスマスモードに突入する。

【7】

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しかし自分は、いつもの経路に

いつもと変わらず佇む摩天楼を観るのが好きだ。

【8】

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汗ばむ季節を遠く追い越し、

今は張り詰めた空気に身を晒し、

蒼みがかった夜空を突き上げる姿に惹かれる。

【9】

Untitled




窓に漏れる灯りには、

慌ただしい季節に追われた

企業戦士のため息が溶け込んでいる。

【10】

Untitled



昼の雑踏はいつしか灯りの中に収斂され、

帯びた熱はコンクリートに閉じ込められ、

灯りのひとつひとつが発熱するかのようだ。

【11】

Untitled




ビルが眠りにつくまで、

窓の灯りはひとつずつゆっくりと消えゆく。

【12】

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やがて常夜灯のようないくつかを残して、

大半の灯りは虚ろな黒い壁に変化する。

【13】

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そう、今日も冬の入り口に立つ自分を、

摩天楼たちが静かに見下ろしていた。

【14】

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※EOS 6D SIGMA Art 35㎜ F1.4 DG HSM


(了)
Posted at 2015/12/10 20:30:32 | トラックバック(0) | 街ネタ | 旅行/地域
2015年12月08日 イイね!

SIGMA Apo Macro 150㎜の巻

SIGMA Apo Macro 150㎜の巻
今回もSIGMA望遠マクロの続編を。

11月の公園で見つけた花たちを掲載。

APO Sonnar135に始まった一連の

レンズ比較も今回で一旦終了したい。




このレンズの特徴は何と言っても、

【1】

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マクロでありながらの150㎜の焦点距離。

【2】

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ワーキングディスタンスが稼げるので、

【3】

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蝶などの生きものに近づき過ぎず、

【4】

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大きく切り取れるところが“売り”なのだと思う。

【5】

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自分の場合は草花の表情をよりアップで

【6】

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切り取りたいと思い購入した。

【7】

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かれこれ2年程使用してきたが、

【8】

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使用感は「Natural」だと感じる。

【9】

Untitled




前述のとおり当初の目的は花の細部再現だったのだが、

【10】

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花をどアップで切り出すと思いのほかグロテスクに見えることがあり、

【11】

Untitled



最短距離での撮影は限定的になっている(苦笑)。

【12】

Untitled



まぁだからマクロのメインは、

【13】

Untitled



ハーフのマクロプラナーに譲っているとも言える。

【14】

Untitled



一方、100㎜では物足りない撮影環境、

【15】

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例えば柵越しの花撮りや池の端から水生植物を狙う

【16】

Untitled



などという場面では大活躍してくれる。

【17】

Untitled



つまり、万能ではないけれど、

【18】

Untitled



得意分野では唯一無二の力を発揮する、

【19】

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さしづめスーパーサブのような存在だろうか。

【20】

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実はSIGMAというメーカーが嫌いではない。

【21】

Untitled



世界的にも名の知れた国内カメラメーカーの純正品に劣らぬ

【22】

Untitled



製品をより安く消費者に届ける姿勢を貫いてほしい。

【23】

Untitled



そしてMerrillなど個性的な製品の研究開発を継続してほしい。

【24】

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レンズを通して伝わる季節も、冬の匂いが立ち始めた。

【25】

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MACROの描く表情に、少しだけ輪郭線が強くなると、

【26】

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いよいよ武蔵野にも木枯らし吹く季節がやって来る・・・。

【27】

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※EOS 6D APO MACRO 150㎜ F2.8 EX DG OS HSM


(了)
Posted at 2015/12/08 21:16:05 | トラックバック(0) | 写真・カメラ・レンズ | 趣味
2015年12月05日 イイね!

2015年11月28日 錦繍の平林寺【前編】

2015年11月28日 錦繍の平林寺【前編】
2015年11月28日(土)。

紅葉未満だった11/21に続き、

野火止の平林寺を再訪したので、

2分割でブログアップしようと思う。




1週間前と比べると境内の紅葉は明らかにその彩度と範囲を増し、

【1】

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まさに錦繍の様相へと変わりつつあった。

【2】

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しかし、奥の境内林=もみじ山は未だ彩りが乏しく、

緑の中に焼け焦げて枯れたように丸まった葉が散見されたのみだ。

【3】(境内林の奥に佇む野火止塚)

Untitled



この林はこれから色付いていくのかが少し心配になった。

【4】

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ともあれ、本堂や鐘楼近辺の紅葉は、一部が落葉し始めるなど、

ややピークを過ぎつつあることが伺えた。

【5】

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それでも写真に収めるには十分な華やぎで、

訪れた観光客の皆さんと競うようにファインダーを覗かせてもらった。

【6】

Untitled



開門直後に入山したこともあり、横から差し込む朝陽が眩しく、

カメラやレンズの逆光耐性テストのような撮影環境となった。

【7】

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さすがに何枚かにはフレアやゴーストが出てしまったが、

【8】

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目映い朝の光の中で観た紅葉の再現という見方をすればむしろ、

【9】

Untitled



忠実な表現方法かも知れない、と乱暴な理屈をつけ掲載を強行した。

【10】

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今回は、24㎜と85㎜の単焦点レンズを5D/6Dボディに付けっ放しで

1時間弱撮影して廻ったが、紅葉が進んだ時季であれば、

【11】

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35㎜か50㎜1本でも大方撮りたい構図はクリアできるように思えた。
(35㎜がベストだと思うが、人を回避するなら50㎜といったところか)

【12】

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紅葉が部分的な場合(早/遅すぎ)は、構図が限定されるため、

【13】

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ある程度焦点距離の長いレンズの方が人影を排除できるだろう。

【14】

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もみじ山の紅葉がこれから進むと仮定すれば、本堂周りの色付きと

重なるタイミングは極く僅かな時間でしかない。

【15】

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全山が燃えるその数瞬は、また来秋以降の愉しみとしよう。

【16】

Untitled



残る写真を、次回以降のブログに追加掲載し終えたなら、

【17】

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自分自身の今期の金鳳山は閉山となる。

【18】

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※EOS 6D EF85㎜ F1.2L Ⅱ USM【Top/4/6/9-11/13/16】
 EOS 5D MarkⅢ EF24㎜ F1.4L Ⅱ USM【1-3/5/7-8/12/14-15/17-18】



(了)
Posted at 2015/12/05 17:31:55 | トラックバック(0) | 街ネタ | 旅行/地域
2015年12月03日 イイね!

日常と富士 2015年秋

日常と富士 2015年秋
富士山が印象的に見えた日や

綺麗な朝焼けや夕景が望めた日、

気が向けば自宅から写真を撮る。




先月(11月)に撮り貯めた写真の中から、

何枚かの画を時系列で掲載しようと思う。

夕景は時間の関係から休日のみ撮影可能であり、

対象枚数は自ずと限定されてしまう。

朝の光景は物理的に撮影が可能なものの、

起床時間によってその余裕の有無が変わるため、

かなり不定期で気紛れで寝ぼけモードになっている。


11月15日 :夜明けの西新宿遠景

【1】

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11月15日 :沈む夕日と富士のシルエット

【2】

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【3】

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11月16日 :朝の富士(まだ雪が少ないことが分かる)

【4】

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【5】

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11月21日 :特徴ある雲が印象的だった空が徐々に暮れ行く

【6】

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【7】

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【8】

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11月27日   :早暁の月と朝焼けに染まる富士(もう雪が・・・)

【9】

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【10】

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【11】

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11月28日   :静かなるブルーアワー

【12】

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【13】

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これから本格的な冬を迎えると空気が澄み始め、富士山を望む回数が増えてくることになる。

この時期、見事なブルーアワーとなることも多く、寒いバルコニーでグラデーションの空と

富士のシルエットを震えながら狙ったりもする。

例年ダイヤモンド富士の撮影をしようと思うのだが、“その日”が休日に重ならなかったり、

天候が悪かったりで、なかなかチャンスに恵まれない(一昨年のみ辛うじて成功⇩)。





今年は丁度この時期と1月の中旬辺りが狙い目になる。果たして機会が巡ってくるだろうか…?


(了)
2015年12月01日 イイね!

ガンバレ@SIGMA

ガンバレ@SIGMA
近年SIGMAは自社のレンズ群を

 ・Contemporary

 ・Sports

 ・Art

の3ラインに分類している。





自分もArtラインのレンズがお気に入りで、35㎜と50㎜を使っている。
(24-105㎜は開放時に強めの周辺減光を感じ購入後即放出した)

【1】

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Artラインにはこの他にも20/24/24-35㎜など魅力的な製品が多い。

【2】

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そんな中で今回は、こうした3ライン区分がされる前の150㎜マクロ、

【3】

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APO MACRO F2.8 EX DG OS HSMで撮った草花を掲載したい。
(いくら機能を表しているにしても名前が長過ぎると思うが…)

【4】

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Artラインの各レンズと比べるとややデザイン性に欠ける外観なのだが、

【5】

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超音波駆動モーターや手ブレ補正を備えた特殊低分散ガラス(APO)

【6】

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仕様の生真面目な望遠マクロレンズである。

【7】

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EFマウントでのMACRO代表格は、IS付きの純正100㎜F2.8Lだろう。

【8】

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対抗馬の筆頭はタムキューあたりか。

【9】

Untitled



他社のこれらのマクロレンズと比較すると、軽くも細くも短くもないが、

【10】

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不思議に威圧感を与えられることもなく、質実剛健さが感じられる。

【11】

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同社のフラッグシップ180㎜マクロよりは遥かに小ぶりでもある。

【12】

Untitled




携帯性を受け容れてなおこの焦点距離や描写力に惹かれるなら、

【13】

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手元に置いて損はない(リセールには覚悟が必要だが)。

【14】

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もちろん汎用性は100㎜前後の売れ筋商品に及ぶべくもないが、

【15】

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150や180㎜マクロには独特の世界観があると思う。

【16】

Untitled



焦点距離が長い分、ボケをより自然に表現することが出来る。

【17】

Untitled



必要に応じて被写界深度を浅くし、背景を溶かすことも可能だ。

【18】

Untitled



玉ボケも普通に作り出すが、条件によっては周辺部に楕円状の

【19】

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変形が現れることはある(このレンズに限った話ではないが)。

【20】

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決して器用ではないが、撮影者の意志に応える柔軟性がある。

【21】

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サードパーティのアイデンティティの確立・維持は難しいと思う。

【22】

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しかしここのところのSIGMAの活躍は目覚ましく、賞賛に値する。

【23】

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この望遠マクロも、細部のブラッシュアップを重ねて、

【24】

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ぜひとも同社のArtラインに取り込んで欲しいものだ。

【25】

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ガンバレ!SIGMA(笑)

【26】

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※EOS 6D APO MACRO 150㎜ F2.8 EX DG OS HSM


(了)
Posted at 2015/12/01 22:32:49 | トラックバック(0) | 写真・カメラ・レンズ | 趣味

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「↑×2 なぜか以前の投稿が再掲されてしまいました。新年早々失礼しましたm(__)m」
何シテル?   01/01 16:57
【現在休止中です】 ・原則として「何シテル?」、同日内の過剰な多投稿、誹謗中傷と思しきもの  などは閲覧いたしません。 ・フォローバックが条件のフォローに...
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