nanamaiのブログ一覧

2016年9月3日（土）。

ここのところ週末は雨が続いていたが、

この日は何とかもちそうだったので、

いつものコースをさらりと流してきた。



気付けばもう９月。

【１】





【２】





夏も最終盤に入った。

【３】





【４】





朝夕の風にも微かに秋を感じる頃。

【５】






【６】





この季節にいつも思い出す古い歌がある。

【７】





【８】





まだ若かった学生時代に聴いた歌。。。

【９】





【１０】





歌の名は『九月のフォトグラフ』という。

【１１】





【１２】





非常に短い曲で、ピアノの弾き語りで唄われた。

【１３】





【１４】






ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『九月のフォトグラフ』 歌詞:竜真知子


　想い出は九月の風
　夏服の君を連れてくるよ

　誰も愛さなければ
　傷つくこともない
　なのにすべてを賭けて
　抱きしめた女（ひと）

　いたずらに時は移り
　君だけを今もさがすフォトグラフ

　心断ち切るために
　九月があるのねと
　あの日この腕の中
　泣いていた女（ひと）

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー





アルバムに収められた曲だが、確か自宅録音だったと聞く。

【１５】





【１６】





去りゆく夏を惜しんだ情景が、当時の背伸びしていた自分に重なるようだ。

【１７】





【１８】





9月は、夏だけど夏ではない、一時の夢から現実に戻る過程の、少し切ない季節。

【１９】





【２０】





いま…これを書く窓辺から、温かい雨が降っているのが見えていた。

【２１】





※EOS 5DsR　SIGMA APO MACRO 150㎜ F2.8 EX DG OS HSM


（了）

2016年8月31日（水）。

前夜恒例の大宴会を終えての翌朝は

新宿三丁目で成人病健診受診（苦笑）

朝9:00の予約だったけど少し早めに到着。




毎年この施設か吉祥寺で受診しているが、

【１】





この日は何だか混んでたなぁ。

【２】





順調に進む検査とかなり待たされるものがあって、

【３】





2時間近くかかっただろうか。

【４】






前日通り過ぎた台風の影響で風は強かったけど、

【５】





陽射しは痛いほど降り注いでいた。

【６】





受診場所が新宿三丁目なので、

【７】





これも恒例となりつつある御苑訪問を今年も追加した。

【８】





時期的に盛りの花は殆どないが、

【９】





青い空と芝生の緑が眩しく輝いていた。

【１０】





木陰を歩かないと、午前中とはいえ、

【１１】





すぐに汗が流れてくるような気温だったので、

【１２】





見回りはいつもより小さな円で済ませて、早々と温室に向かった。

【１３】





こんな時期に温室を訪れる人は

【１４】





まずいないだろうとたかを括っていたけど、

【１５】





外国の方を中心に結構な来訪者がいて、

【１６】





あまりじっくり写真を撮れる環境ではなかった。

【１７】





またしても、花というより「緑」や「葉」に偏った、

【１８】





地味な画が中心となってしまった。。。

【１９】





最近は割とこの傾向がなくはない。

【２０】





単純に色に惹かれることから、より生長の息づかいに生命を感じ、

【２１】





ついカメラを向けてしまうようだ。

【２２】





ご覧になられた方々には新味に欠ける画だろうが、

【２３】





植物たちの濃厚な息吹と緑の只中に立つ感覚は、

【２４】





なっかなか侮れないんだなぁ、これが（笑）

【２５】





さて、一通り楽しんだので、あの摩天楼に戻るとするか・・・。



※EOS 5DsR　EF24-70㎜ F4L IS USM


（了）

2016年8月28日（日）。

前回に続いて雨の日曜日の光景を。

前回は葉、今回は花にフォーカスし、

ピュアに生きる植物たちを取り上げたい。



花には青空が似合うと思っている。

【１】





しかしこの日は降り続く雨、雨、雨。。。

【２】





仕方なく、花の色が雨に滲む様をアンダー目に撮る。

【３】





雨に濡れた花は、雨粒が少し重そうで、

【４】





軽快感が削がれてしまう。

【５】





ものによっては、雨粒の重さに耐え切れず、

【６】





花弁を俯かせてしまったり、

【７】





花弁のみならず茎までも大きくしならせてしまったり、

【８】





花芯に雨水が溜まり花粉が零れそうになっていたり…。

【９】





でも、決して苦しそうじゃないんだよね。

【１０】





もしかすると既に十分以上の水分は確保した上で、

【１１】





降り止まぬ雨になお身を晒し続けているのかも知れないが、

【１２】





それでも何と言えば良いか、表現が難しいのだが、

【１３】





自然体の受け流し方が静かに粋なんだよね。

【１４】





ただ生きることに真っ直ぐな植物に粋ってのもどうかと思うけど、

【１５】





神経質で欲深い人間たちには出来ない芸当かな。

【１６】





そんなことを思う、まったりとした雨の日曜日。

【１７】





この日も、葉の緑と雨を纏う花たちに、

【１８】





瑞々しくフレッシュな生気を与えてもらった。

【１９】





※EOS 5DsR EF70-200㎜ F2.8L IS Ⅱ USM


（了）

2016年8月28日（日）。


台風の影響か天気が悪かった週末。

前日の土曜日も終日雨、この日も雨。




霧雨のようになった時間帯、少しだけ車で出かけた。

【１】





思い切りカメラを振り回すことはできないけれど、

【２】





わずかな時間だけでも写真が撮れればそれでいい。

【３】





夕方のような昏い空から細かいミスト状の雨が落ちる。

【４】





そんな夏らしくない雨に煙る日曜日、Part１では、

【５】





緑の葉と今にも消えてしまいそうな雨粒の輝きを掲載したい。

【６】





撮影環境としては良くはないのだが、

【７】





しっとりと雨をまとう植物たちは殊の外みずみずしく、

【８】





晴天時には見せない表情を浮かべていた気がする。

【９】





アンダートーンの画が大半になってしまったが、

【１０】





暑気払いとでも捉えて、暫しお付き合いいただければ。


【１１】





【１２】





【１３】





【１４】





【１５】





【１６】






今回は限られた色彩の中で、雨の宝石を飾る葉っぱたちを選んだ。

【１７】





次回Part2では、同じく水玉模様の衣装を纏う小さな花を取り上げたい。

【１８】





今回も他愛もない内容にお付き合いいただきありがとうございました。



※EOS 5DsR EF70-200㎜ F2.8L IS Ⅱ USM


（了）

2016年8月21日（日）。


新座にある臨済宗平林寺に行った。

紅葉シーズン以外での訪問は始めてだ。



台風や熱帯低気圧の影響で安定しない天気だと言っていたが、

この日は朝から比較的良い天気だった。したがって暑い！

あまりにも蒸し暑いので、街中に出る気にはなれず、

どこか木陰を散歩できるところがないかなぁと考えていて、

「そうだ！平林寺の境内には森の中の遊歩道があったな」と思いついた。

早速C63でひとっ走り＠制限速度（混んでてスピードは出せません）。

ちょうど午前１０時、総門前の駐車場に停めた。

紅葉シーズンは空き待ちの行列が凄いのだが、さすがに夏はガラガラ。

もしかしてオフシーズンだから無料か！なんて早合点していたら、

隣の茶店からおもむろにおばさんが出現し「車、500円です」ときっぱり。

「ま、そりゃそうだ、タダはないよね〜さすがに」と自分に言い聞かせ、

平林寺の拝観料500円も払い「高い散歩だな」と思いながら境内へ。


【１】《総門》埼玉県指定有形文化財






いつも紅葉真っ盛りに訪問するため、凄い数の来訪者に圧倒されるが、

こうした時期の境内は静かで、ゆっくりと細部を観て回ることが出来る。


【２】《総門》金鳳山の扁額






早速境内の様子を一気に掲載しようと思う。


【３】《山門》埼玉県指定有形文化財、水路とともに





【４】《山門》凌霄閣の扁額、空を凌ぐ志の意





【５】茅ぶき屋根が古式ゆかしい





【６】《山門》金剛力士像「阿」、上層には十六羅漢像を安置する





【７】《山門》山門を潜り総門を振り返る





【８】《高野槙》





【９】《載渓堂》ここは紅葉の時期 素晴らしい景観になる





【１０】《仏殿》茅ぶきの端正な佇まいだ





【１１】《座禅燈籠》





【１２】《仏殿》扁額には無形元寂寥、悟りの境地「空」を表す





【１３】《本尊》釈迦如来坐像と阿難尊者と迦葉尊者２体の脇侍





【１４】《鐘楼》ここも紅葉の頃は素晴らしい





【１５】《鐘楼》緑に囲まれる鐘





【１６】《座禅燈籠》溢れる緑とともに





【１７】ここも紅葉では定番のスポット





【１８】《僧堂》修行道場につき立ち入りはできない





【１９】《僧堂》





【２０】《中門と本堂》





【２１】修行道場区域を通る廟所への参道





【２２】《松平家廟所》





【２３】《松平家廟所》





【２４】《境内林》国の天然記念物に指定される





【２５】《境内林》





【２６】《境内林》





【２７】《境内林》





【２８】《境内林》





非常に蒸し暑い日曜日だったけど、武蔵野の風情を残す境内林を歩くと

明らかに気温が数度下がり、心地よい風が吹き抜けることに気づく。


最後は竹林を眺めて。

【２９】




▪️北海道・東北などこの度の台風被害に遭われた地域の皆様に心よりお見舞い申し上げます。



※EOS 5DsR　EF24-70㎜ F4L IS USM


（了）